どんよりとした曇り空。
時折、陽が差すものの風は、冷たい。
急激に、季節は、晩秋というか、初冬にチェンジ。
ニュースの見出しから明治牛乳で、抗菌性物質検出。
『明治は11日、主に宅配用で瓶入りの「明治牛乳」(180ミリリットル)4万4577本を回収すると発表した。牛の感染症予防・治療などに使われる抗菌性物質「スルファモノメトキシン」が一部で検出されたため。飲んでも健康に害はないという。』
この宅配用瓶入り牛乳は、母が、生存中、毎週、宅配を依頼していたもので、180mlで、今は懐かしい壜入り。
市販の牛乳の2倍?以上の価格だったと記憶している。
えー?高額だから、安全かとおもいきや・・・???
高齢になって食が細くなった母は、小さな壜入り牛乳も1回では飲み切れなくて、冷蔵庫に仕舞われたまま、もともと乳製品が苦手だった母に忘れられ、賞味期限切れを、私が、ブツブツ文句を言いながら、シンクに流していたこともあったな・・・。
現在の日本では、米国の輸入牛乳が主流となって販売されているそうである。
以前から、言われてきたことだけれど、米国の乳牛は、ホルモン剤とか抗生物質を大量に与えられ、自然の牛が食べないようなトウモロコシ(たぶん、家畜用遺伝子組換)や穀物を与えられた牛から搾乳されている(家畜用飼料は日本も同じかもしれないが、ホルモン剤などの投与は日本では禁止されていると聞いた。事実かどうかは未確認)。
あくまでも噂なのだけれど、米国産の牛乳には、ゴキブリミルク(ビル・ゲイツ謹製??)なども混入されているらしい。
そして、日本の畜産農家の搾乳した牛乳は、廃棄されて、一般の家庭には、流通しない・・・といった不可思議な現象が起きている(らしい)。
この国の政府は、外国には、気前よくカネをばら撒き、米国や中国、その他諸外国で、生産された危険な原料で、作られた食品を輸入し、日本の生産者を守ることはしない・・・所謂、売国政府の正体に、早く気付かないと、もう先がない。
前述の高額な牛乳も、1本あたりの単価が高いから、国産だと思い込まされていた。
こんな薬剤が混入するとなると、やはり米国の輸入品に国産を何割が混ぜているのかも・・・とか、疑いたくなる。
もし国産であれば、国産品もヤバいってことか・・・。
そんなこんなで、私は、市内で、唯一、このスーパーでしか販売していないグラスフェッド・ミルクを購入している。
果たして、コレもホントウに安全かどうかはさだかではないけれど、とにかく値段が、高額なんで、たまにしか買わない(というよりは、買えない)けれど、コレが、朝食で食べる五三焼カステラにコト他合うので・・・。
ケチくさい話だけれど、賞味期限切れの近いものは、少し値引きされているので、ソレを狙っている。
値引きされた価格でも、市販の牛乳の3倍で、本当に、きちんとしたものを買おうとすると、大変な世の中になったもんだ。
デフレから30年。
安価に慣れ過ぎた身には、適正な値段という感覚が麻痺してしまったようだ。
安価で、よいもの・・・淘汰されてしまうのも時間の問題かも・・・???