正午前からみぞれまじりの降雪。
終日、気温5度以下の寒い週明け。
正午を少し過ぎて、隣市のシネマコンプレックス迄、『フェルメール The Greatest Exhibiton-アート・オン・スクリーン特別編-』を鑑賞。
2023年アムステルダム国立美術館にて、現存するフェルメールの作品28点を集結。
光を描く画家として知られ、日本人に好まれる画家でもあり、描かれた画面に溢れる光と空気感が、透明な静謐さを醸し出す・・・。
魅力的な作品が多く、その生涯は、文献も少なく、殆ど知られていないミステリアスな画家。
何でもない普通の日常のひとコマを切り取った一枚の絵の中に、空間があり・・・そしてその絵をみる人達には、『現在の時間』があるだけの・・・。
映画館の大型のスクリーンで見ても・・・フェルメールの作品は、物理的に絵のサイズが小さい?ように思う。特に晩年の『レースを編む女』は、縦23.9cm×横20.5cm・・・まさに物理的に珠玉の作品。
かのアドルフ・ヒトラーも愛したフェルメール。
その静かな世界観は、見る人の時間を止める。