鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

・・・be taken to hospital~・・・入院する・・・。

2007-10-19 21:30:49 | Weblog
夜から、雨。結構、激しく降っているし・・・。

2年前の今日。
突然、人生2度目の入院をしたのでした・・・。
アメリカから帰国して、2日後の朝、かがんで、靴下を履こうとしたら、背中に強烈な痛み・・・。ぎっくり腰でございました。
・・・激激激激激激激激激~~~~~~~痛・!!!!!!!まったく起きることが出来ず、救急車を呼ぶ始末でした。
生まれて初めて、救急車っつーもんに乗ってみたのだけれど、振動がモロにきて、あんまり、乗り心地のよいものでは、ございません・・・。
整形外科で、レントゲンを撮るときもすんげぇ痛かった。
『あららっ。椎間板潰れてますね・・・。』状態で、鎮痛剤やら貰ったけれども、ちっとも効かない。
入院施設がなかったため、何故か、胃腸科の病院へ、急遽、入院ということになり、それでも、2~3日で退院できるだろうと、タカを括っていたのですが、なんとその後11日に及ぶ、入院生活を余儀なくされたのでした・・・。
治療といっても、別段何かするわけでもなく、朝起きて、ご飯を食べて、午前中は、点滴うって、
そうするともうお昼・・・。お昼ご飯を食べて、その頃、再放送していた『ナースお仕事(・・・だったと思う)』なんかみてると、鎮痛剤のためか、眠気が襲ってくる・・・うつらうつら・・・してると、もう夜で、夕飯を食べると、また眠気・・・の繰り返しでした。

『あのねぇ。血液検査の結果でね。どうも低タンパク血症みたいね。もう暫く、入院してってね。』
と言われ、低タンパク血症ってなんぞや・・・ヤバイ病気なんかい・・・と思っておりましたところ、
『あっ。低タンパク血症ってね。軽い栄養失調ね。アメリカ行ってたんだってね。食事合わなかった?点滴増やすから・・・。』

それで、5日間くらい入院が延びた訳でございます。
入院して、3日目くらいには、痛いながらも、歩く事ができるようになりました。
・・・が、その後、4ヶ月くらいは、なかなか鈍い痛みが取れず、しかも冬だし、完治が遅かったなあ。漢方医にも通って、春頃には、全快?しましたし、今は、腰痛はありません。

全快するまでに、失ったものも多かったですよ。
まず、1月まで何本か予定していた観劇が全部ダメになっちゃった。
もちろん、入院費や通院費とか、かかりましたね。
入院とは直接関係ないけど、その年、ちょっと予定外の所得があったんだけど、それの税金がまとめて請求が来たり・・・。
痛みがあるから、どこへもいけなくなったり・・・重いもの持てなかったり・・・。

何も束縛なく、自由に行動できることは、何より幸福な事だと思っています。
だから・・・今は、幸福・・・なんですけどね・・・。どこも痛くないんだから、いいじゃない・・・。


drive & music ~ 信号待ちが少し楽しい・・・。

2007-10-18 19:52:49 | Weblog
午前中は、晴れていましたが・・・。

車の免許をとって、随分と経つのだけれど、全然、運転が上手くならない。
上手くないんですが、車を運転しながら、音楽を聴いている時間は、結構楽しい・・・。
運転する度毎に、FMトランスミッターに、ウォークマンを接続しているんですが、結構、面倒ですね・・・でも、今んとこ、これしか好きな音楽を聴く手段がありません。
車を買うとき、ラジオが聞ければいいやと思っていたので、CDデッキはつけなかったのよ。
代わりに、カセット・デッキは、くっついているんだけど、使ったことありません。
現在、カセット・テープで音楽を再生している人はどれくらいいらっしゃるんでしょうか?
家電量販店でも、ラジカセってあまりなかったようでしたし(CDラジカセは、多数、存在していたけれども・・・)。

毎日の通勤時間は、片道15分くらいなんですが、1曲4分として、だいたい3曲半くらい聴けるんですが、信号待ちが多いと、5曲くらい聴けるときもあります。そんな時は、ラッキー!(でも、遅刻しそうなときは、アンラッキー!!!)。
遅刻しそうでも、事故るよりは、マシ・・・と開き直り。
以前、信号待ちは、イライラでしたが、最近は、ちょこっと待ちどおしかったりして・・・交通量の多くない道路でのお話ですけど・・・。

電車通勤で、結構長い時間乗っていらっしゃる方は、たっぷり聴けていいな・・・と思いますが、
通勤ですもんね。お仕事しなければ、いけないから、それはそれで、大変でしょう。


年間の走行距離が、4000km未満なんで、半年後毎の車のメンテナンスの時には
『あまりお乗りにならなかったんですね。』
と言われます・・・毎日乗ってんだけど・・・。

車種は、白いカローラ・セダン。
何処行っても、遭遇しますね。カローラは・・・。

車内は、殺風景・・・まるで、社用車みたいな室内なんですわ。

来週は、お天気よさそうなんで、洗車してこようかな・・・。


Pink Diamond-『蘇る金狼(大藪春彦・著)』

2007-10-17 19:01:26 | Weblog
久しぶりに明るい朝。

1年くらい前の事である。
無くしたと思ったPink Diamond の指輪がひょっこり見つかった。
無くしたと気づいてから1年目くらいに姿を現した。
出しっぱなしにしておいたものを家人が、めったに開けない茶箪笥の抽斗の中へ入れておいてくれたらしいのだが、抽斗に入れたことを失念していたらしい。
0.08カラットという極小だが、淡い淡い早春をイメージさせるようなホントに淡いピンク色のダイヤモンドである。
プラチナのアームも2.6mmの細さなので、このリングは、しょっちゅう、私の前から姿を消す・・・。そして、今週の日曜から、再び姿を消した。

細くてクールなイメージの作りで、シンプルで全然ひっかかりがなくフラットなのだが、プラチナの重量感があって、すごく使いやすく、また(数少ないリングの中でも)一番好きなリングなのだ。
もう、7年くらい、ほとんどのシーンで、私の指で淡く光ってくれていた(過去形になっちまってるし・・・)。
自室で姿を消したのだから、多分、この部屋の何処かにいるだろう・・・。
ごめんよ・・・時々、浮気をして、違うリングばっか連れてたし、最近・・・。
血眼で捜したが、依然、行方不明・・・。早く出てきてくれよぉ~。
大事にしているモノが無くなるということは、持主に替わって災難を引き受けてくれているというお話もある・・・。


さて、ピンクダイヤモンドが印象的なラスト・シーンの小説がある。
『蘇る金狼(大藪春彦・著)』の主人公・朝倉哲也が、飛行機のタラップで、手を振るシーンである。
彼の指には、血を吸ったようなピンク・ダイヤモンドが煌いているのである。
もちろん、私の早春色のダイヤモンドとは、月とスッポン・・・いや、スッポンとアンドロメダ星雲(意味不明)くらい違う・・・まず大きさ、そして、血のような色と表現されたカラーである。多分、数千万円は下るまい・・・。
ダイヤモンドのカラーで、めったにないのが、ブルー。天然のモノは、めったにお目にかかれないようだ。お値段で、『???』と思うようなブルーダイヤは、たいてい処理石。トリートしてるみたい。次が赤と濃いピンク・・・。こちらも大変高価。ブラウンとかイエローは、格段に価格が下がるようで、数も多い。希少性の問題でしょう・・・多分。

この小説は、何回も映画化されているが、私は、故・松田優作さんが演じた、朝倉哲也が一番印象に残っているんだけど、20世紀末か21世紀になった頃だったと思うが、いまから7年くらい前だろうか・・・)香取慎吾さんが、テレビドラマで、演じていた。こちらも好き・・・。
原作とは、違っていたけれども、なかなか面白かった。


リングに限らず、大事なモノは、ちゃんとしまっておきましょう。
・・・と言うわけで、今日は、大変、機嫌が悪いんで、これで終わります。




a bone(骨)―③『狂骨の夢(京極夏彦・著)』

2007-10-16 19:36:22 | Weblog
鉛を流した(実際には、見たことありませんが・・・)ような重い重い暗い雲・・・。初冬のような佇まい・・・。

イラ立ちを上手く隠すには、カルシウムが必要なんでしょうか・・・。
骨には、カルシウムで出来てますしね。健康診断で、骨の細さを指摘され、
『このままじゃ、アンタ!!!骨粗しょう症になっちゃうよ!』と言われ、カルシウムを積極的に取っている今日この頃。

昨日に引き続き骨のお話。
今日は、『狂骨の夢(京極夏彦・著)』。
今年の年末に公開予定の映画『魍魎の匣』の次に上梓された作品で、京極堂シリーズ第3弾。
昨日の『高岳親王航海記』が、1200年くらい前のお話ですが、こちら『魍魎の匣』は、神話の時代まで遡る事件の鍵。
結構、時間のスケールが大きい。
骨は、骨でもこちらのメインは、髑髏・・・頭蓋骨です。

骨に取り付かれたプロテスタントの牧師・白丘亮。教会に居候する元精神科医・降旗弘を支配するフロイト心理学。
あの世を垣間見て、独自の死生観をもつ高等遊民の伊佐間一成も、『魍魎の匣』につづいて、登場。
今回は、キーマンとしての登場となります。
そして、この事件後も、京極堂シリーズに登場することになる粋な佐田朱美が事件のヒロイン。

この第3シリーズは、別のシリーズ『巷説百物語(御行の又一シリーズ)』にもかなり深くリンクしている点でも、見逃せない1冊です。

フロイト、日本書紀、南北朝(後醍醐帝)・・・そして、骨・・・この物語の魅力的なキーワードは、てんこ盛りでなのです。

もちろん、超絶美形のサイコ探偵・榎木津礼二郎、ワトソン役の小説家・関口巽、榎木津さんのお友達で、刑事の木場修太郎、そして、最後に事件の謎をあっというまに、解決してしまう、古本屋で、神主で、拝み屋の京極堂こと中禅寺秋彦・・・揃いも揃って豪華なレギュラー陣でございます。

このお話も相当長い。
本の厚さも5cmくらいありそう(実際には、採寸してないけれども・・・)。
長編がお好きな方には、秋の夜長に如何でしょうか?

長いの苦手って方は、映画になるのをお待ちになってからが、お薦め(・・・なるかどうか分からないけれど・・・)なんだけれど、ワタクシのイメージでは、超絶美形のサイコ探偵・榎木津礼二郎は、Gacktさんなんですよね。そんなイメージで読んじゃったんで・・・。




a bone(骨)―②『高岳親王航海記(澁澤龍彦・著)』

2007-10-15 18:45:41 | Weblog
灰色の低い空。

12日のブログ―骨の続き。

骨に関してのエピソードが印象的なラストだったので、今日は、『高岳親王航海記(澁澤龍彦・著)』。

1200年くらい前、皇位継承の陰謀に巻き込まれた父の為に、帝位につくことがなかった高岳親王が、出家して、インドへ渡るお話。
インドへ向う途中、志半ばで、東南アジアの島(スマトラあたり?)で、病に倒れた親王は、自分の夢であるインドの地に行くことを断念。
日に千里走るという飢えたベンガル虎にわが身を差し出し、身体は、なくなっても、ベンガル虎の一部となってインドへ渡ろう・・・。
弟子たちに、病身を虎のでる戸外へ放置することを願う・・・。

翌朝、弟子達が、親王の身を案じて、親王の横たわっていた地へ訪れると、そこには、軽い一片の骨が光るばかり・・・。

こころ優しい親王の白く軽い骨・・・。

ベンガル虎は、親王を喰らい尽し、親王は虎となって、インドへ向う・・・。

・・・というようなラストだったと思いますが、本の塔のどこかに紛れて、いま手許に本がないんで、詳細は、多少、違うかもしれない・・・。

3000年前とかのミイラが出土するたびに、保存条件が整えば、骨って結構、残るもんなんだなぁといつも思うし、でも3000年後自分の骨が出てきても、何だかなぁ~という気もするし。

やっぱし、虎に喰われてなくなっちまったほうが潔いかも・・・。
或いは、風化して土に還る・・・。


著者の澁澤龍彦さんの遺作となった作品です。サングラスのよくお似合いの洗練された方でした。
フランス文学者ですし・・・。
おじいさまは、日銀のモトを作った、澁澤栄一さんですしね。
究極のお坊ちゃまかな?

晩年は、いろいろ幻想小説をお書きになってましたね。唐草物語とか・・・いづれまた、ここで書こうかと思いますが、いかんせん、気紛れなので・・・。

明日も、多分、骨のお話続くと思います・・・気紛れなんでどうなるかわからないけども・・・。





芸術祭十月大歌舞伎・夜の部

2007-10-14 11:19:36 | 演劇・映画
現在、薄い日差しの秋の日曜日。

昨日は、芸術祭十月大歌舞伎・夜の部 通し狂言『怪談 牡丹燈籠』、『奴道成寺』を見てきました。

坂東玉三郎さん、片岡仁左衛門さんの美しいお二人の共演は、歌舞伎ではないけれど、泉鏡花の『天守物語』以来です。
何年たっても、ほんとに美しいお二人です。
いつも天人とか、高貴な上臈の役のときしか、みたことのなかった玉三郎さんですが、今回は、悋気爆発の年増の女房の役(お峰)で、コミカルさと鬼気せまる演技でした。場内、拍手の連続。
ああいう役もこなしてしまう玉三郎さんって・・・(はじめてみました)。
仁左衛門さんの超カッコいい、いなせな亭主役(判蔵)で、この方、歌舞伎メイクをしていなくても超超美男の誉れ高いですからね。
女房・お峰に頭のあがらないご亭主役でしたが、ホンッとにカッコいいっす・・・。
しかも、お峰に唆されて?幽霊と取引しちゃうあたり、気の弱い旦那さんの姿を、ご自分や、ご自分の旦那さんに重ねて見た方も多かったんじゃないでしょうかねぇ・・・。

物語を進行していくのは、落語家・三遊亭円朝役を演じる坂東三津五郎さん。
重厚な重みで、物語を支えていました。
牡丹燈籠の後の演目『奴道成寺』では、踊りの上手さを存分に発揮。

恋愛中にありながら、恋人に焦がれて死んでしまって幽霊になっちゃうお露に、中村七之助さん。
線の細さで、幽霊の綺麗さを演じていましたね。
スモーキピンクの絹ものに金の薄のお衣装がお旗本のお嬢さん役にぴったり。
お露に取り殺されてしまう萩原新三郎に片岡愛之助さん・・・超美形でございました。


今回も、美濃吉でお弁当を購入(いつものパターンですね)。
お弁当の後は、幕間に甘味茶屋で、葛流しをGet!

普通の劇場では、客席での、飲食禁止のところは、多いけれど、歌舞伎座・演舞場は、OK!なので、観劇の楽しみも倍増するカンジですね。
上演中でも、おせんべいを食べる音が聞こえてくるし・・・。

今回は、2階席の上手の方のお座席・・・。
ワタクシとしては、2階席、最前列のセンターブロックが、ベスト・シートだと思っています。
歌舞伎座は、舞台が広いんで、1階席の前方だと、全部見渡せないような気もしますしね。

まだ、座ったことないけど、花道至近の桟敷席で、見てみたいなぁ・・・どんなカンジでしょうか・・・。
でも、いつも売切れ・・・なんですよね。桟敷席って・・・。



GRAND CANYON National Park・・・ & a bone・・・

2007-10-12 21:10:47 | Weblog
明るい曇り空・・・。障子を通して差し込む光は、やわらかい秋の日差し・・・。

2年前の今日は、グランド・キャニオンにいたのでした。
赤くくすんだ3億年の時の流れ・・・。
気持ちの悪くなるくらいの広さ・・・。
近視には、広すぎる・・・。
アイスクリーム屋さんの売店の前には、可愛いリスもいました。

この崖から落ちたら、絶対、助かりませんからね・・・。みなさん、絶対、絶対、落っこちないでくださいよぉ~!!!現地のガイドさんの説明・・・。

レスキューするのが難しいらしいです。
カリフォルニア・コンドル、狼なんかの肉食獣が綺麗に食べてくれるらしい・・・。
半日くらいで、骨だけになっちゃうそうです。
鳥葬・・・ふと・・・いいかもしんない・・・と思ってしまったりして・・・。

あの崖から落ちてたら、多分、命は、無いですね・・・。
あったとしても、多分、骨折なんかしてて、動けないでしょうし・・・気温は、どんどん、下がってくる・・・10月でも零下になるときもあるらしいですしね・・・。意識は、遠のくばかりです。
・・・で、絶命・・・。
後は、コンドルや狼のゴハンと化す訳でして・・・。
あのへんは、乾燥してるし、骨が風化するのが、早いかも・・・。

以前、自分の手のレントゲン写真を撮ったことがあるんですね。
指が痛くて・・・その時、写ったフィルムを見て、
『・・・なんか、美しい・・・プラスチックのようで・・・』
と思っちゃったんです。その時。すんごく繊細な手の骨・・・。
あのフィルム・・・もらっときゃ良かったな(失敗して、2枚も余計に撮ったし、画像代も失敗分取られたしな)・・・と今でも思っています。

あれくらい綺麗な骨なら、アリゾナの渓谷の中にいてもいいような気がするんですけどね・・・。

だけど、グランド・キャニオンのレスト・ハウスに、『スタバ』があったのには、驚いたな。
私の住居の最寄の駅ビルの中にも、オープンしたもんな・・・。

グランド・キャニオンまでのフライトは、セスナに乗ったよ。8人乗りくらいだったかな。
蛇行するコロラド川が、キラキラ光ってとても綺麗。

ランチは、素朴な小麦の味がとても美味しかったパンと軽いデリカ。

ツアー代金は、300ドルくらいでしたね。

☆☆☆

明日は、歌舞伎座へまいります。当日中の帰宅がむずかしいので、ブログは、お休みです。





本の塔の崩壊② SKY SCRAPER OF BOOKS・・・

2007-10-11 21:43:49 | Weblog
乾いた空気が気持ちのよい一日となりました。
周囲では、風邪をひいちゃったひともいて・・・。

本棚に入りきらなくなった本が、床の上に積み上げら始めてから、まるで、雨後の筍のように、本の塔のようになっている。
新宿の高層ビル群か・・・あと3年もしたら、NEW YORK・・・状態・・・になるのか・・・なる訳ないですね。寝るとこなくなっちゃうもん・・・。

猫がいた頃、よくこの本の塔が、夜中に音を立てて崩れていた。

この塔の崩壊は、時々、不思議な現象を起す事がある。
崩れたか・・・と思い、積み直す作業をしていると、探していた記述のある本だったりする。

Synchronicity=共時性かな・・・単なる偶然かな・・・。

大きな本棚を購入して、きちんと整理しておけば、読みたくなった本なんかすぐ見つかる筈だし、
Synchronicityなんてカッコつけなくたっていいんですけどね。


最近は、以前より、本を読まなくなっている。
右目の視力が弱くなっていて、5月にメガネを作り変えて、クリアな視界になった筈なんですけどね。
車を運転するときと、芝居やLiveをみるとき以外は、メガネはかけていないんで、掛けは外しが多いと度が進むのかな・・・。

昔は、両眼とも1.5を保っていたのものの・・・今では、近くしか見えない。
パソコンを使う仕事を始めてから、極端に悪くなった・・・もしかして、これって労災なんじゃないかなあ・・・と思うときもあります。



『その香水・・・苦手なんだ・・・』(天才脚本家)

2007-10-10 21:54:08 | Weblog
何年か前迄は、体育の日・・・で祝日だったんだけど、Happy mondayの導入で、いつの間にか、祝日じゃなくなっちゃった日ですね(ナンカ寂しい気もしますが・・・)。1964年に開催された東京オリンピックの開会式の日を記念して祝日になったんですね。晴れの特異日だそうで・・・。

・・・今年もよく晴れました。正しい秋日和。それに伴い、朝晩寒いくらいです。

昨日のブログは、やけに『・・・』が多くて、こういう表記をするときって、たいてい、文章にならなくて、困っているときなんですけどね・・・(いつもじゃん・・・)。

金木犀の香りが、澄んだ秋の空気の溶けて、スペシャルな日々です。
1週間位楽しめるのかな・・・或いは、もっと短い・・・。

芳香のする花々で、春は、沈丁花、初夏には、薔薇と鈴蘭、ラベンダー。梅雨には、梔子。
夏は・・・スイカズラ?って夏だったかなぁ・・・そして秋の金木犀。


昨日のパフュームのお話に続きますが、ワタクシは、どちらかというと、爽やか&アロマ系のフレグランスが好きなんです。
甘いフローラル系は、ちょっと苦手・・・。あまり似合わないですしね・・・。

『その香水、苦手なんだ・・・。』
もし、誰かと恋愛関係にあったとして、ふられるんだったら、こういうセリフでふられてみたいですね。

2001年12月・新宿全労災ホールで上演された『天才脚本家(G2プロデュース・後藤ひろひと脚本)』の中で、ローズ(関秀人さん)が有吉(神野美紀さん)に言うセリフなんですけどね・・・。フラレルというシチュエーションで使われてた訳ではないんですが、有吉は、防衛庁勤務のエリートですからね・・・。
やっぱ、ジャン・パトゥの『JOY』を身に纏っていたに違いない・・・いや・・・あるいは、クリスチャンディオールの『プワゾン(毒)』か、あるいは、シャネルの『CoCo』かもしれない・・・
なんて勝手な想像しています。

いづれにしても、大人のオンナのひとが似合う香りでございます。
(いつになったら、こんな香りを身に纏っても、世間から後ろ指さされないオトナになれるんだろうか・・・多分、永遠に無理っぽい・・・)
ちなみにワタクシは、現在シャネルの『クリスタル』を使っております。
割と、評判が良くて、『どこのオーデコロン使ってんの?』と何人かの方に質問されました。
ワタクシ、不精ものなんで、軽いオーデコロンだと、つけたしが面倒なので、ちょっと重いけれども、パルファンを使ってます(朝つけてそれでおしまい。つけなおしなし・・・)。
案外、イメージと全然マッチしていなくて、それで聞かれてるのかも知れません。
周囲から浮いてないとよいのですが・・・。




空気を橙色に染めて・・・& ジャン・パトゥ『JOY』

2007-10-09 21:38:08 | 
朝から細いシャワーのような雨・・・。連休明けの物憂い朝。
まだ薄暗い・・・のに・・・もう7時半・・・?

や・す・み・・・たい・・・。

・・・なんて言ってないで、さっさと支度しないと本当に遅刻だよ!

何も食べずに、飛び出して、車のエンジンをかける。
さて・・・今日は、何を聞こうかな・・・。


昨日から、金木犀が咲き出して、芳香漂う・・・。秋ですね・・・。

春の沈丁花も馥郁としていいのだけれど、金木犀は、空気まで、橙色に染まるような気がする。
あんなに小さい花なのに・・・。魅惑の香り・・・。

自室の前にも金木犀の樹がある。
巨木とまでは、いかないが、そんなに小さくも無い。まあ、中木といったところかな・・・。
今年も、一杯花をつけて、あたりを橙色に染めている。

金木犀の香りのするパヒュームといえば、ジャン・パトゥの1000(ミル)・・・。何かで読んだ記憶がある・・・実際には、どういう香りがするのかは、知らない。

同じジャン・パトゥでも、『JOY』は、とても高貴な感じもするし、香水ともなれば、お値段もそれなりだ・・・というより、香水の中では、一番高い。

これも何かで読んで、中学生の頃、おとなになったら、ジャン・パトゥの『JOY』をつけるんだと堅く誓ったこともある・・・が、しかし、おとなになった今でも、『JOY』のパヒュームを身に纏えるほどの所得は、ない・・・。
財布と相談してもどうせ断わられるに決まっている。
パヒュームは、無理でも、オードトワレくらいなら、行けそうかな・・・とも思うけれど、きっと『JOY』の方で、嫌がるだろう・・・『似合わね~よ。』

せいぜい、Classic Rock Jam でおとなのロック・シートにすわるくらいが関の山である。