鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

☆祝☆3周年!

2010-08-20 21:01:51 | Weblog
猛暑、やや落ち着く感あり。

このブログも、今日で、3年目を迎えました。
3年前の夏の終わりに、単なる気紛れを父に、暇つぶしを母に(訳わかんない喩えだな・・・)うぶ声?を上げて、早3年。
長いようで、短く、短いようで、長い・・・子供だったら、3歳の可愛いさかりなんだけどね・・・。

アレコレ、しょ~もないコトばかり書いてしまい、情報伝達という意味では、何の意味もなく、どなたのお役にも立たず、ただ、存在するだけの無用のブログなのですが・・・。

ひとり、3年間の継続を寿ぐのみです・・・。

これまで、お立ち寄りいただいた方に感謝。

また、コメントいただいた方、ありがとうございました。

何時まで、続くのか、まるで予測がつかず、明日には、閉鎖しているかもしれませんが、お暇がございましたら、どうぞ、またご訪問ください。

このところの残暑もひときわ厳しい中、昼間は、ツクツクボウシが、夜には、鈴虫・コオロギの声も聞こえてまいりました。

秋もそろそろ訪れの気配をみせております。

どうぞ、皆様、夏の暑さに負けず、日々過ごされますよう・・・。


三毛猫堂

夏の夜の夢~注:シェイクスピアではありません。

2010-08-18 21:03:57 | Weblog
酷暑続く・・・しかし、真夏なのに不思議と風の立つ日続く。
気象変動なのだろうか・・・。
しかも、夜中も28℃を下回らない。
夜間でもアエコンを点けたり、止めたりと熟睡感の持てない眠り。
まるで、整合性のない夢(・・・夢だからいいのか・・・整合性なんてなくても・・・)ばかり見ている。
ワタシの夢は、全く展開しないというのが特長と言えば、特長か・・・。
他人の夢の話ほど、つまらないモノは、ないというけれども・・・。

どなたかの書かれる舞台脚本のように、何処かへ行かねばならないときに限って、次々来客とトラブルが発生し、目的地へ行くというタイム・リミットを無視し、無理に笑いを取るパターン。
ワタシは、こういう喜劇的パターンが大嫌いで、見ていてイライラしてしまうのだけれど・・・。
(早く行かなくていいのか!相手が待っているだろうに・・・。)
とドラマなのに、腹が立つ。

何事も自分の予定したとおりには、いかないものだけれども。
それを、舞台で、再現されるとイライラする。

イライラが夢で、再び、現れるのだから、(イライラ)の二乗という夏の夜が続いている。

一昨日などは、イライラが昂じて?ヒトにケンカまで売っていた・・・品性が疑われるわ・・・夢でよかった。

こんな熱帯夜じゃあ、どうしようもないね。

昨夜の夢。

何日か連続で、上演する演劇を観るために、外国(何処だろう・・・?ほとんど、日本みたいだったけれど)へ来ている(ハズ・・・なのだが・・・)。
何回目かの観劇が終わって、バスでホテル(・・・というよりは、ウィークリー・マンションみたいだ)へ、戻るも、食事などは、全て、自分持ちらしく(ツアーなのに、全くツアーではない)、雨の中、外食にいく。
それが、何度も何度も、繰り返されるのだ。
外食といっても、場末ドライブインみたいなところで、セブンイレブンが、併設されているのだけれど、ワタシが、食べられるようなモノが、ほとんどない・・・。
外国という最初のシチュエーションが、全く無視されていて、これが、夢の中でもすごく不快。
菓子パンなどを購入して、ちょっと奥の(これもまた不思議なのだけれど)会社の会議室みたいなところで、食事をする。突然、所持金が気になり、財布をみると、ある筈と思っていた壱万円札(外国なのに、何故壱万円札なのだろうか?このヘンも夢ながら、苛立ちが募る)数枚が、既に消えている。
何に使ったのか見当もつかない。
(帰りの飛行機のチケット代は・・・大丈夫なのか?)
という半ば、恐怖に満ちた感情が・・・。場末のドライブインの何故か会議室なのに、ここでもいきなり、外国にいるという、かたくななまでの場面設定は、崩れないようだ。
しかし、ツアーなのだから、チケットは、確保してある・・・というお粗末な安心感・・・。
そのあたりで、目が覚めた。

暑いばかりで、冴えない夏の夜の夢である。

彩の国・さいたま芸術劇場~閑静な佇まいな劇場ですね。

2010-08-17 21:04:52 | Weblog
猛暑を通り越して、酷暑とでもいいましょうか。熱風が吹き付けるカンジ・・・。


・・・昨日、一昨日と彩の国・さいたま芸術劇場で上演中の『音楽劇・ガラスの仮面』について、拙い劇評(毎度のことながら、劇評なんて立派なモノでは、ございません。単なる感想ですが・・・)を、書かせていただきました。

・・・埼玉県は、あまり縁のない土地で、都内に観劇に行くのに、通り過ぎるだけのところだったのですが、今回、初めて、埼玉県の劇場に観劇という稀なことなので、劇場について、書かせていただこうかと・・・。

都内へ行くより大分、近いと思っていたのですが、電車に乗ってる時間は、流石に、短くて、都内もコレくらい近いと良いのになぁ・・・と思った次第です。

大宮駅の外にも初めて出まして、駅前の『そごう』で、お食事。
都内でのデパートと同じお店があったりで、そのあたりは、安心ですね。

『彩の国・さいたま芸術劇場』の最寄駅は、埼京線『与野本町』。
往路では、わからなかったのですが、帰りのホームで、劇場のあかりがくっきりと見えました。
こうしてみると近いのですが、徒歩だと劇場(大ホール)入りするまで、10分弱は、歩きます。
一昨日は、気温36℃という発表があったのですが、知らないところへナビ・ゲーターなしで、ひとりで訪れるのは、多少ドキドキでして、しかも、開演時間に間にセーフか、アウトか・・・ギリギリ(大宮駅で、迷走したため)だったので、暑さもあまり感じませんでしたが、劇場入りしたとたん、安堵の汗・・・!

お盆中だったこともあるのか、あまり人どおりも車通りもなくて、随分、静かな街だなぁ・・・と思いました。

駅から、劇場へ向う道には、あまり店舗という店舗もなくて、商業区では、なさそう。
地元の方は、どちらへ、お買い物へいくのかな・・・。
でも、静かで、住みやすそうなところみたいです。

さて、劇場。
開演時間10分を切ったあたりに、たどり着いたのですが、先ほども書いたとおり、お盆中ということもあるのか、劇場周辺にヒトがいない・・・。
大ホールへ至る広い敷地にある緩い階段。
・・・果たしてコッチでいいのかなぁ・・・と思いながら、時計と睨めっこ。

余裕のない往路だったので、明るいうちに、劇場の全容を見ることが出来ず、残念。

終演後は、ライトアップされて、なかなかよい雰囲気でした。

演出家の蜷川幸雄さんは、よくこの劇場を使われますが(特に、シェイクスピアやギリシャ悲劇なんか多いようですね)、舞台の広さには、驚かされます。奥行きが深くて、新国立劇場・中劇場みたいなカンジでした。相当広い空間なので、演出プランに幅がでるのでしょうね。

『音楽劇・ガラスの仮面~二人のヘレン』②・・・主役は、やはり・・・。

2010-08-16 21:04:32 | Weblog
午前中から、35℃を越え、殺人的猛暑続く。
昨日の続き・・・。

漫画の原作の主人公・北島マヤ、そして、ライバルの姫川亜弓を演じていた女優さんたちのお名前も存じ上げなかった。
改めて、チラシを拝見させていただいたが、ワタシの認識する範囲では、出演者は、夏木マリさん、香寿たつきさん、細田よしひこさん、新納慎也さんしかいない・・・。

・・・でも、『ガラスの仮面』だしな・・・。
お盆休暇は、予定なかったしな・・・。

・・・といった、極めて、観劇意欲のレベル的には、どうしても・・・みたい・・・という作品では、なかったにも関わらず、やっぱ『ガラスの仮面』だからな・・・。

さて、この舞台、主役は、やはり月影センセイ役の夏木マリさんでしょうかね・・・たぶん。
ヴィジュアル的にも漫画の中の月影センセイが、抜け出してきたかのよう。
衣装も黒いサテンのドレスだし・・・夏木マリさんといえば、『絹の靴下』なんだけれども(知らない方ごめんなさい)、黒サテンのドレスに、シェイプされたお美しいお身体の線をさりげなくアピール。スタイル抜群。
『ガラスの仮面』の実写モノとしては、野際陽子さんの月影センセイが印象深いけれど、夏木さんもぴったりだ。

初々しく繊細なイメージの細田よしひこさんは、あまり出番の多くない桜公路くんを控えめに演じていらした。大人しいイメージだから、コレは、コレでいいのか・・・。きれいなヴィジュアルなのに、勿体無いな。もっと出番があればよかったのにね。

クール・ビューティな月川悠貴さんは、両性具有的な雰囲気で、青木麗役を、それは、クールに演じてらした。この方もお美しい。本当に、無知で申し訳ないけれども、お名前と発声方法から、もと宝塚の方と推察した・・・違いますかね?

香寿たつきさんの上品さは、姫川歌子役にぴったりだった。
最近、観劇縁のある女優さんのおひとり。
(↑すみません。こんな言葉あるかどうか、わからないけれども、勝手に作ってみました。要は、特に意図した訳でもないのに、観劇した舞台に出演されていた役者さんのことを言います)

ノーブルなお金持ち役が、良く似合う新納慎也さんは、速水真澄役。英国貴族の役とか、ホント・・・似合うんだよな・・・この方。速水さんもオカネモチだから、カテゴリーは、同じかな。

主役のマヤ役の女優さんは、ちょっと地味目だったかな(北島マヤ自体が地味だから、適役と言えば、適役ですね)・・・大和田美帆さんというらしい・・・歌唱力のある方のようだ。姫川亜弓役の奥村佳恵さんは、お人形のようだった。この方も、歌がお上手。
ワタシのナナメ後で、演技していただいたので、至近距離で拝見。

上演時間約3時間・・・このチケット価格(6000円)にしては、楽しめる舞台だった。

『音楽劇・ガラスの仮面~二人のヘレン』・・・見飽きた演出

2010-08-15 23:42:04 | Weblog
本日、気温36℃の残暑の中、彩の国・さいたま芸術劇場へ『音楽劇・ガラスの仮面~二人のヘレン』を観劇に。

ここは、初めて訪れる劇場で、地理的に大宮周辺にある劇場だという認識だけで、ロクに下調べもせず、しかも、猛暑の中、出向いたため、やや混乱気味の往路。
地理的に無知なため、この劇場の最寄駅『与野本町』に行くには、埼京線だと思っていたのだけれども、大宮駅で何故か、本当に、混乱してしまい、京浜東北線かも・・・という思いがよぎり、西の端の埼京線のホームと東の端の京浜東北線のホームを二往復するはめに・・・。
駅のコンコースで、携帯電話で、路線を調しべはじめて、時間ギリギリの劇場入り。
埼京線(りんかい線)で、よかったのね。でも、快速は、停車しないみたいね・・・?
埼京線のホームの駅の時刻表を確認しても、『与野本町』の駅名がなかったんだけど見落としたかな・・・???時間的にギリギリだったしね。

あ~。やれやれ。駅から、劇場も徒歩10分ですが、公的施設にも関わらず、案内板も出ていないし・・・。なんとか、たどり着いて、開演5分前。

客席から、役者さん達が、お客さんに混じって、舞台入り。
今回の目的の新納慎也さんを真近で拝見。
やはり、ヴィジュアル的に綺麗な方だ。

ダンスのレッスンシーンから開始で、群舞。
10分くらい・・・この演出、舞台の楽屋裏的なシーンを表現したのだと思うけれど、あまり、意味のないような・・・???
この演出は、『表裏源内蛙合戦』の再現ですかね・・・???同じようなカンジだけど・・・???


『ガラスの仮面』は、ストーリーだけでも充分面白い。
それを、世界の蜷川幸雄さんが演出された訳だけれど、どうも、毎度、毎度、同じような演出なんで、ちょっと、食傷気味か・・・。

今回、座席が、前から5列目ということだったのだけれど、6列目の4席が空席で、蜷川さんお得意の客席から、役者さんが登場するという演出のために、役者さんをスタンバイさせておく席だったらしく、バタバタを煩く、芝居に集中できない感があった。

お客さんへのサービスのつもりなのか・・・どうでもいいけど、もっと落ち着いてみたい向きには、煩わしいだけ・・・。
申し訳ない・・・世界?の蜷川の演出にケチつけるド素人で・・・。

ケチつけたついでに、言ってしまおう。

鏡の演出も、もういい加減見飽きた。

明日に続く。

賑やかし・・・台風の空

2010-08-12 21:01:15 | Weblog
空は、めまぐるしく変わる。
台風の雲が、タップリの水蒸気を含んで、浮かんでいる。
あの雲の中って、一体、どんなふうなのかな・・・と子供の頃、想像したこともあったけれど。

飛行機に乗るようになって、雲の中って、ああ・・・こんなふうなんだな・・・と実体験できてみると、やはり、雲の中は、面白くない。
何も見えないし・・・。

夏の台風は、雨台風が多いようだけれど、子供の頃の記憶では、締め切った雨戸に、停電用の蝋燭なんかを用意して、災害に備える・・・というよりは、なにかのイベント的な要素が強くて、なんだか、ワクワクした。
ワクワクしながら、眠りにつくと、もう台風は、足早に去って行って、翌日は、大抵、晴れていた。
吹き返す風の中、溢れる水溜りの中を、長靴で、遊ぶのが楽しかった。

そのときも、空は、目まぐるしく色を変えた。

不思議なくらい明るい水色の空。
横切る灰色の雲。
勢いを増すように湧き上がる入道雲。

強烈なオレンジ色の夕焼け。
秋の色には、強すぎる。

そんなことを思い出しながら、今日を過ごした。

台風か・・・。

子供の頃は、なんでも楽しかったな・・・。

今日あたり、市内の西側を流れる川の水は、増えているのだろうか・・・???


『泣血漣如~きゅうけつれんじょ~』

2010-08-11 21:02:24 | Weblog
台風接近中。
空が忙しい。
夥しい雲。
隙間からのぞく透明な青空。
不思議なブルー。
黒い雲。

・・・夏らしいと言えば、夏らしい。

このところ、身辺が、妙に穏やかである。
何が、変わった・・・と言う事もないのだけれど。

会社のお昼休みには、音楽を聴きながら、読書・・・でも、やはり、集中できないから、活字を目で追うだけ。
・・・活字中毒者は、活字があればいいのであって、内容は、二の次だ。
昼休みを潰すだけの目的だから、コレでいいのである。

・・・で、『易経』なんぞ、読んでいるけれど、六十四卦中、良くない卦・・・どころか、最悪の四卦のうち、『水雷屯(すいらいちゅん)』という卦があって、その中の上爻に、

『泣血漣如(きゅうけつれんじょ)』

・・・というなんか、ものすごく、悪そうなワードがあったりで、辞書で調べるも・・・出てこない。

苦労困難もその極みに達し、身動きもできなくなって、血の涙を流している状態・・・ということらしい。

・・見た感じも凄くヤダ・・・。

もともと、物事が滞る卦だから、きっと今の私なのかも知れない。
仕事を変わりたくても、変われない・・・不況だし、職もなし、才能もない・・・まぁ・・・言ってみれば、
『泣血漣如』
なんだろうと思っている。

しかし、最近は、本当に、身辺が、静まり返っているようなのだ。
一体、なんなんだろう・・・と思う。

心が波立つばかりだったここ数年には、かつてない『凪』状態で。

風が止まる・・・ってことは、やっぱり、身動きできなくて、何処かへ行きたいのに、何処へも行けず・・・その中での『凪』なのかもしれない・・・などと、ツラツラ考える。

ブログも・・・このところ、文章が書けないでいる・・・。

『ユダヤ人とダイヤモンド:守 誠・著』

2010-08-08 21:03:23 | Weblog
くもりがちながら、暑さ衰えず・・・。

朝9:00で、既に、30℃越え・・・。
寝ていても暑いし、起きていても暑い・・・。
エアコンつけて、朝から読書。
涼しい部屋で、熱いお茶など飲みながらの読書。
こんな贅沢してもいいのか・・・と貧乏性のワタシなどは、思ってしまうのだけれど、夏だけだもんな・・・いいよな・・・、だって、このまま、ここにいたら、熱中症だもん・・・。

さて、今日の御題。

以前、テレビの映像で、アントワープだったか、アムステルダムだったか・・・ダイヤモンドの取引所周辺の映像が流れていて、所謂、オーソドックス・・・というらしいスタイルのユダヤ人のダイヤモンド商人が映し出されていた。
オーソドックス・・・大きなつばのある帽子、長い顎鬚、黒いマントのような衣装・・・みんな同じスタイルだったけれど、あの中に、まぎれ込むには、勇気がいりそう・・・なんて印象だった。

迫害と受難の民・・・ユダヤ人。
紀元前から、約束の土地を求めて、2000年・・・?
彼らの中から、ノーベル賞を受賞者のずば抜けて多いこと。
迫害により、職業選択の自由がなく、そんな中で、みつけたダイヤモンド産業への参入。
著者の守さんは、丁寧に解説していく。

四方を海に囲まれ、外敵の侵入から守られた日本人にとっては、理解することが難しいけれども、国家自体が消滅して、各地の政情や国家間の利害によって、居住地を制限され、制限されて唯一、許可された場所でさえ、安住の地ではなく、いつも、自分の命を守るために、逃げることを余儀なくされたユダヤ人にとって、換金性が強く、小さくて持ち運びに労を要せず、高価なダイヤモンドは、身につけられる財産のひとつだった。
命をつなぐことのできるダイヤモンド。

政局が安定しないアジア・中近東など、難民化する可能性の高い地域にすむ人達は、身を飾るのが目的ではなく、命を救えることのできる貴金属をいつも肌身離さず、所持しているという。
多妻制の国の妻達も、夫から、できうる限りの貴金属を財産として、受ける。

地獄の沙汰もカネ次第か・・・。

ダイヤモンドのカットや研磨が追いつかなかった中世頃までは、ダイヤモンドは、ルビーの八分の一の価格だったとか・・・。所謂、宝石としては、三流扱い・・・それが、今では、宝石といえば、ダイヤモンドになってしまった・・・その背景にあるユダヤ人。

世界の経済を牛耳るとさえ言われているユダヤ人・・・名前くらいは、聞いたことのある大富豪ロスチャイルド家、かのデビアス社のオッペンハイマー・・・不思議な民族であると改めて思ったり・・・。

アイスクリーム②

2010-08-07 21:02:22 | Weblog
今までの暑さとは、ほんの少しだけ、暑さの度合いが違うような・・・あくまでも、そんな気がする立秋。

暑いので、外出する気にまるでならない。

こういう日は、自宅で、録り溜めておいた録画を見たり、本を読んだりしていた方がよさそうだ。
・・・なんて、思いながら、朝から、本を開くものの、2,3ページ読んだだけで、眠くなってしまった。

夏の朝は(・・・といっても、夏に限ったことではなくて、1年中ほとんどだけれど)、何も食べる気がしない。
休日でも、午前10時を過ぎれば、少しは、何か食べようか・・・と言う気になるのだけれど、暑さが続くせいか、全く、食欲が湧かない。

・・・と言う訳で、そういう時のお助け食品が、いまのところ、『アイスクリーム』ということになる。
昨日のブログにも書いたけれども、少量(120ml)で、高価な198円(スーパー値引き価格)の『ハーゲン・ダッツ』である。

このアイスクリームを食べていると、最近のアイスクームは、美味しくなったなぁ・・・と思う。

子供の頃、売られていたアイスクリームは、もっと水っぽいカンジで、牛乳・卵黄の濃厚な味には、程遠くて、材料をケチって、薄めたような味だったような気がする。
推測だが、材料が、牛乳ではなくて、牛乳から脂肪分(バター)を採取したあとの脱脂粉乳を原料としていたのだろうと睨んでいる。
牛乳自体も、今のような特濃系のものは、流通していなかったように思う。

アイスクリームは、家庭で作ることが、難しかった。
(真冬に限るけれど)理科の実験で、氷に塩を添加すると氷点下になる?みたいな実験で、その性質を利用して、自宅で、アイスクリームを作ってみようという科学雑誌の記事があったので、こういう美味しい実験なら大歓迎なので、自分でやってみたことがある。
自宅では、氷の量が足りなかったらしく、ずいぶんと、ゆるゆるした・・・かたまらないアイスクリーム状の液体というシロモノになってしまったが、味は、随分と美味しいもので(なにしろ、アヤシイ添加物が大手を振っていたあの時代に、純粋な食品だけで作ったのだから)、スムージー状のミルクセーキっぽくて、純粋な形状のアイスクリームには、至らなかったのだけど、コレは、コレで美味しかった。

急速にフリージングできる冷蔵庫が普及して、コレなら、氷に塩を混ぜることもなく、氷点下20℃くらいになるのだから、もっと簡単に、アイスクリームが作れる方法があるようだ。

美味しく作るなら、純粋の生クリームを購入。
生クリームと卵黄と砂糖を密封のできるタッパーウェアに入れて、フリフリして攪拌する。
30分くらいおきに、振りながら、空気を混ぜ込んで行く。
それを何回か繰り返して、固まったら出来上がりということらしい。

今度、試してみようと思っている。

アイスクリーム

2010-08-06 21:07:26 | Weblog
酷暑・・・続くも、今日は、ややくもりがち。


リーマン・ショック以来、残業が出来なくなって(・・・というより、間に合わず、残業はするけれど、カネには、ならない状態)、最初は、そう大したことも無いだろう・・・収入が少ないなら、少ないなりに、生活すれば良いのだし・・・と思っていた。
もともと、つつましい生活者だし、節約、ケチケチ・・・当たり前・・・。

・・・しかし、リーマン・ショック以前、私は、食糧品に限ってのことだけれど、それ程、モノの価格には、神経を使わなかった・・・アレコレ、較べて、悩んで、やっとひとつ買う・・・そういう買い方ができなかった。
時間の方が、貴重だったからだ。

ここ2週間ばかり、財布の中のオカネが、壱万円を切る・・・という状態が続いた。

定時退社をしようとして、帰り間際になると、何故か雑用が飛び込んできて、銀行のATMへ行く時間が、どうしても18:00を過ぎてしまう日々が続いた。
モノの価格は、気にしないけれども、自分の銀行口座から、預金を引き出すのに必要な、百数十円が惜しかった。
何で、自分のカネ引き出すのに、手数料取られるんだろう・・・納得できない。
絶対、支払いたくないのである(・・・つまり、ケチなのね)。

だから、スーパーによっても、価格を見てから購入するという日々が続いた。
なんか、久しぶりにドキドキした・・・
足りなかったどうしよう・・・。
足りなくても、クレジット・カードがあるのさ・・・。

・・・そんな生活を暫くしていて・・・(やっと、ここで今日の御題なのだけれど・・・)、このところ、続く猛暑のせいか、食後の所謂『甘モノ』系に、アイスクリームを多食するようになった。
コンビニエンス・ストアでは、289円、スーパーだと248円・・・小さくて高い『ハーゲン・ダッツ』。
コレも、以前は、値段なんて見ることがなかった。

・・・しかし・・・自宅から一番近いショッピング・センターで、ハーゲン・ダッツのアイクスリームは、金曜日になると、(モノにもよるのだけれど)198円に値引きされることを知った。

コンビニとの価格差90円。
あと18円足せば、コンビニでは、2個しか買えないのに、スーパーだと3個買えるではないか・・・ということに気ついてしまった。

この価格差・・・なんか、納得できないが、同品質で、ドライアイスまで、タダなら、スーパーに限る。

猛暑だしな・・・。
アイスクリームでも食べて、少しでも、暑さを忘れよう。