鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

香考⑲ベチパートンカHER オーデトワレ/エルメス

2015-06-02 22:22:22 | Weblog



くもりがち。
気温・湿度も高くなって来て、来るべき梅雨の季節を予感させるような一日。

まだ多少の実入りが、あった頃、まるで馬鹿みたいに、『香り』を探していた。
世の中に、数千も種類のある香水類の中で、気に入って私の収入で賄えるものは、ホンの数種類だった。

まだ駆け出しの頃(20代初め頃)、シャネルの『°19』で、グリーンフラッシュの洗礼を受けて以来、やはり、一番の好みは、冷たい感じのする所謂『グリーン』という香調のもので、『イヴォワール(象牙)/バルマン』、『ENVY/グッチ』などが、その系列の香りのようで、気に入っていた。

香水・・・といえば、かのマリー・アントワネットが、菫(すみれ)の花の香水を好んだこともあって、花の香り・・・フローラルが王道だろうと思っている。

マリー・アントワネットは、贅沢な女王様だったけれど、こと宝石と香水に関しては、シンプルなものを好んだ・・・という記述をよんだことがあって、母であるオーストリアのマリア・テレジア女帝は、アントワネットが幼少の頃は、質素な教育したのかもしれない。


本日の画像。

ジノリのプレートのうえに、エルメスのシリーズ・エルメッセンスの中のひとつ、『べチパートンカ』をおいてみた。

このベチパートンカは、クールで、爽やか・・・なグリーン系(・・・もしかすると、もうグリーン系とかいう分類は、していないのかもしれないけれど)で、これからの鬱陶しい季節には、清涼感のある香りで丁度いいかもしれない。

エルメスの香水の使い始めは、かの巨大通販会社と同じ名前の『Amazon』である。
こちらは、木の香り・・・というか、ウッディ調ということで、落ち着いた甘さのある香り。
昼間のオフィス使いでもよさそうである(・・・といっても、駆け出しの頃?は、収入も少なくて、香水は、1本買ったら、使い終わるまでは、新しいものなんか、買えなかったし、・・・昨今の円安なんて、問題外で、舶来品は、何でも高価だった。固定為替制?だったのか・・・1ドル240円とか・・・そんな時代だった頃だろうか・・・その後、変動制になったけれど)。

その後、『地中海の庭』で、ダメ出し(気持ちが悪くなって使えなかった)、『ナイルの庭』で復活、『ローズイケバナ』を経て、この『ベチパートンカ』のミニ香水は、好きな香りだ。
フルボトル100ミリリットル/60,000円くらいなので、手が出ないが・・・。
気に入ってはいるが、価格の壁をクリアできない。

・・・夏の間は、浴びるように使ってみたいが・・・、私にとっては、贅沢すぎる逸品だ。





屋号変更のお知らせ・三毛猫堂改め、鼎子堂(ていしどう) 口上。

2015-06-01 02:29:52 | Weblog

この度、本日、6月1日から、三毛猫堂 気紛れblog の看板を、掛けかえることに相成りました。

読書・演劇・音楽・・・と偉そうなお題目を並べておりましたが、コレらについては、ほとんど言及できずにおりまして、やはり、看板に、イツワリ有り・・・。

つきましては、屋号・三毛猫堂の看板を改め、鼎子堂(ていしどう)として、新装致したく存じます。

・・・とっても、看板かけ替えただけで、中味は、な~~~~~んも変わってません。

実を申さば、ブログのテンプレートの使用期限終了のため、他のテンプレートに変えてよね、まあ、出来るだけ、早めにね・・・というgoo さんからのお知らせがあったのです。

・・・で、まあ、以前から、チョット変えようか・・・などと思ってはいたのですが、1日伸ばしにしていたら、3年?くらい経ってしまっておりました。

屋号の『鼎子堂(ていしどう)』は、青山五行の小池先生から頂戴いたしました。

由来は、私の四柱推命の命式である三子(さんね)から。
十干十二支の十二支である子(ねずみ)が、年柱、月柱、日柱でして、これを、周易の火風鼎(かふうてい)の鼎(かなえ/中国の鍋みたいなもので、三本の足のついた器)に、見立てたものです。
以前にも書きましたが、私は、『風火家人(ふうかかじん)』の卦の方が、好きなのですが、上卦、下卦を入れ替えると、火風鼎になるから、まあ、いいか・・・?みたいな感じでいます。

鼎子は、『ていし』堂と読んでいただいても、『かなえね』堂と読んでいただいてもどちらでもよいかとおもいます・・・第一・・・『鼎』なんて読めないよな・・・などと思いながら・・・。

楚の屈原は、推命で、寅の三柱の持ち主だったそうで、それより強いのが、子の三柱・・・だと、小池先生は、おっしゃっていました。

推命で、三柱が揃うと、数奇な人生だとか・・・。

いまのところ、臥薪嘗胆(嘘)の鼎子堂ですが、いつまで続くやら。

もう永遠に、このままで、いいや・・・とナゲヤリというか・・・まあ、こんなひとの書くブログですので、お目こぼしくださいませ。