鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

金木犀(キンモクセイ)郁る午後②雇用問題?

2018-09-19 22:25:02 | 社会・経済

爽やかな秋晴れ。
気温は、夏日ですが、風は、少し冷たい・・・。
いよいよ、長かった夏の終焉か・・・。


この時期は、以前、通っていた会社の駐車場を囲むように植え込まれた金木犀の大樹を思い出します。
それまでは、低木・・・のイメージがあったのですが(自宅の金木犀が、小さかったせいなのか・・・)、かなりな高さで、
花の存在は、分からずとも、その香りで、厳しかった夏の暑さから逃れて、秋の訪れを感じて、幾分、寂しさみたいなものもあったような気がします。

あの頃は、1日のルーティンで、午前と午後の2回、総務部だの人事部だの・・・製造メーカーの中枢を担う部署の入った建屋迄、自転車で、書類(製造指示書とか、郵便物だとか・・・)の受取りなどの仕事があって、こんな仕事は、
新卒のねえちゃんの仕事だろうが・・・と、心の中で毒づいていたので、金木犀の香りに、うっとりと、ササくれた心を和ませておりました。

最近、官公庁などで、障碍者採用枠の不正などが、問題になっているようですが、私の在籍していた会社でも、社内便の仕訳身障者採用枠の人たちが、その仕事に従事しておりました(ほぼソレだけ?の仕事で一般のひとなら、ひとりでやっても時間が、余り過ぎるような仕事に、障碍者の方が3人でやってましたね)

・・・正直言って・・・二度手間でした。

なんで、この忙しいさなか、間違って、配布されている書類や社内便を、距離の或る建屋まで、持ち帰り、再び、戻し、正確な部署に戻す・・・という不毛な作業を、引き受けねばならず・・・。
(1回や2回だったら、まだいい・・・手を変え品を変え、パターンが違うと判別できず、なんでもウチの部署に仕訳してしまう・・・なんで、ウチなんや。隣の部署に入れてくれや・・・と毎日思ったりしていましたね。特に、決算期で、1秒でも時間が、惜しいときは・・・。)

企業にとっては、国や自治体から、補助がでるし、様々な優遇措置などもあって、お役所と企業のトップのひととかは、美味しいハナシで、甘い汁があるんでしょうが、末端では、従来ならやらなくてもいい仕事が増加・・・。
法定障碍者雇用率義務2.2%って・・・一般企業に、無理矢理ねじ込まんでも・・・と思います。

官公庁でも、身障者枠を水増ししたり、身障者でないひとを身障者として登録したりと・・・ホント、いい加減。

雇用事業として行うのであれば、まずお役所などの官公庁で、増員したらいい。
障害の度合いにあった環境、受け入れ状態などを、まず整備することの方が、先なのではないかと・・・???
障碍者の自立の趣旨は、よいことなのですが・・・。

障碍者雇用の労働環境の徹底したガイドラインをまず、官公庁で、作成してからのハナシだと思います。

こういう問題に、費用対効果は、通用しないのかもしれませんが・・・民間企業は、まず、費用対効果でしょ?
費用対効果に、あまり関係のない官公庁だから、出来ることがあるんじゃないのかなあ・・・???

なんだか、やることが、いつも、いつも、いつも中途半端だし・・・。


金木犀の郁る爽やかな午後に・・・通り過ぎた過去を、思い出して、何も、ハラを立てることもなかろうに・・・。



金木犀(キンモクセイ)郁る午後/ノーベル文学賞の代わりとなる新たな賞を・・・。

2018-09-18 19:20:21 | Weblog

秋晴れ・・・でしたが、夕刻より、雲ゆきが怪しくなり、宵から雨。

庭の金木犀が、香りはじめました。
今年は、少し開花が遅いような?気がします。
例年だと、9月の上旬から中旬・・・日にちにすれば、10日前後だったように思いますが・・・。

馥郁(ふくいく)と・・・。
空気を透明なオレンジ色に染めて。


昨日、大きな栗を10個ばかり拾ってきた家人。

一晩、水に浸け置いてから、皮をむきました。

5個は、今夜の栗ご飯用。

のこり5個は、渋皮煮。

金木犀の香りのするまだ夏と秋が同居したような風に吹かれて。

栗の鬼皮を剥く。
渋皮を剥く。

栗ご飯用に剥いた5個は、二つ割にして、研いだお米と冷凍しておいた煮小豆(中途半端な硬さに煮てあって、炊飯器で加熱すると丁度よい硬さに炊きあがる)と一緒に、炊飯器へ。


渋皮残しの5個は、鬼皮を剥いて、重曹を入れたお湯で、3回程茹でこぼすと、栗の渋の色が、コレでもかっていうくらい出てきます。

水洗いしてこすると、渋皮の固い繊維が、スルスル取れて、丁寧に取り除いたら、黒砂糖と塩少しで、煮て、出来上がり・・・たったの5個だけれど。


金木犀の郁る午後・・・。

栗の皮など剥く午後は、秋のご馳走の下準備。


金木犀の郁る午後・・・。

村上春樹というノーベル文学賞候補のヒトが、ノーベル賞に変わる何かの賞の候補を辞退したことで、文教堂という出版社?の株価を、ストップ安迄、下落させた・・・というニュース。
村上氏の、そのナントカ賞の受賞を見込み、書店の売り上げにつながると予想した個人投資家の失望売りだと伝えていた・・・。

文学と株価って関係あるのか・・・文教堂さんの本って買ったことないけど・・・(参考書か学習塾かと思ってたケド)、

村上氏の作品は、『エレファント・バニッシュ(角川文庫?だったかな?)』という作品を読んだきり・・・。演劇で上演されたのを見て、原作本を買ったけど・・・。
アタマの出来の悪い私には、演劇でも、本でも・・・作品の良し悪しが、分からない・・・というより、意味がよくわからなかった・・・。

世田谷パブリックシアターだったかな?もう十年以上前のハナシ・・・。

村上氏は、反日さんでしたかね???




女王蜂②

2018-09-17 21:22:23 | 自然・気象

3連休最終日。

気温30℃夏日。

残暑は、まだまだ・・・居座るつもり・・・らしい。


今年の夏は、長い。
ようやく終息をみたか・・・と思ったら、いつまでも、へばりつくように、夏日、猛暑日が出現している。

異常に早い梅雨明けと過酷な暑さが、続いた。

豪雨、逆走?する台風、度重なる地震。

失われた30年を飲み込むように、各地で、様々な不都合が起きている。


そんな気候が関係あるのか、無いのか・・・。

拙宅には、蜂害である(災害というほどではないが、恐怖の2か月だった)。

過去(20年くらい前だろうか?)に、一度、同じ場所に、30~40cm級の巣をつくられたことがあるが、ソレ以来、蜂が巣をつくることはなかった。

・・・たぶん、近隣の雑木林の中のスズメバチの天敵であるオオスズメバチの繁殖が、何らかの理由によって、阻害され、オオスズメバチが、スズメバチを捕食しなかったためなのだろうか・・・などと考えてみたが、我が居住地では、主だった水害などなかったし、現在に至っては、数が減ったように思うけれど、8月の夜半には、居室の窓に体当たりして来た・・・たぶん、オオスズメバチ(夜間なので、モンスズメバチかもしれないが、サイズ的にオオスズメバチだろうと思っている)が、居たようなので、違うかもしれない。


この夏、蜂について、学ぶことが多かった。

特に、女王蜂については、他の蜂同様、不思議な生態には、興味がわいた。

どういう仕組みで、女王が選ばれるのかは、不明だが、他の蜂の約6倍の寿命を持ち(スズメバチの場合。蜜蜂の女王はさらに長い)、数千、数万の卵を産み、新女王が誕生すると、あっけなく排除される(自分の産んだ娘達に)。

働き蜂は、羽化後1か月、過酷な労働で、巣を守り、造営し、妹達を育て、やはりボロボロになって死んでいく。

自分の労働に対する対価を考えるのは、人間だけなんだろうし、蜂は、本能だから、過酷な戦いや労働に対して、何も疑問に感じないのだろう。

女王蜂が、コロニーを統率し、運営しているわけではなく、働き蜂を従わせるフェロモンを発して、そのフェロモンが枯渇すると、働き蜂は、女王を排除する・・・

たぶん、一番、過酷なのは、越冬から覚めて、たったひとりで、営巣を始め、最初の働き蜂である娘達が羽化するまでの厳しい道のりは、働き蜂の一生を遥に凌駕するように思う。

だから、彼女は、女王なのだろう。




オートチャージの罠に嵌る。

2018-09-16 23:33:43 | 社会・経済

久々の秋晴れ・・・と思っていたら、昼過ぎから、雲が出てきて、終日の秋晴れ・・・とは、いきませんでした。

気温も28℃前後で、まだまだ残暑厳しき・・・と言った感じです。


一昨日(14日)、都下へ向かうため、ジャパンレールウェイズ東の電車に乗車。

今年の春頃、無職なのに、何故か作れたクレジット&鉄道乗車カードの西瓜(←この果物のカードです)を使って、電車に乗ってみよう・・・改札で、タッチ&ゴーだ!ちょ~~~余裕ーっす!

はい。券売機などで、料金をチャージしなくても、オートチャージしてくれるようです。

改札で、オートチャージ3000円が、パネルに出ました。

『往復2千数百円だから、3000円チャージで、ちょ~余裕ーっす。』

って・・・ことで、電車にのりました。


そんなこんなで、帰路。

地元駅の改札で、タッチ&ゴー。

『ちょ~余裕~っす!』と思った瞬間・・・えっ???と思いました。

帰路の地元駅でも、3000円オートチャージされとるがな・・・。


そうです。

この鉄道系クレジットカードは、残高1000円を割ると、改札で、オートチャージされちゃいます。
そして、余分にチャージされた電子マネーでは、みどりの窓口および、券売機で、乗車券を買うことができないようです。

・・・なんで???券売機は、ともかく、なんで、みどりの窓口で使えないのでしょうか???

因みにみどりの窓口では、クレジットカード払いなら、乗車券は、買えますが、チャージした電子マネーでは、乗車券は、買えません。

不思議な構造だ。

・・・ということは、次回、また都下に出るためには、帰路に至る改札を通る前に、券売機で、1000円チャージしておかないと、地元駅で、再び、3000円チャージされてしまうってことか・・・。

そして、このチャージ分を、現金に換えるには、手数料220円也を支払わねば、現金にならないそうです。

残高をゼロにするには、コンビニエンスストアなど、西瓜カードの電子マネーを使えるお店で、1000円買い物しないと、電子マネーは、使いきれない・・・ということが、分かりました。

まんまと、電子マネーの罠に嵌ったワタシ・・・。

この鉄道系クレジット&乗車カードは、電車通勤をするひとのためで、年に数回、都下へ赴くには、使い勝手が悪い不要なカードだと知りました・・・。
(都心ならともかく・・・田舎じゃ、自販機のドリンクも現金払いなのよ!)




秋雨/不可解な自然現象

2018-09-15 22:52:54 | 自然・気象


午前中は、本降りの雨。
雨音を聴きながら、うとうと・・・と眠る。

最近は、なかなか寝付けず、朝方、少し眠るばかりの日が「続いたので、雨を幸いにと、ダラダラ眠る・・・。

気温もそれ程ではなかったけれど、雨が上がった午後から、蒸し暑くなってくる。

本を読もうかと思って、ページを開くも、1,2ページ読んだだけで、もう眠くて、眠くて、パタっと本を落としてしまう。

なんなんでしょうかね?この眠気は。


いくらなんでも・・・もう35℃とか、体温越えの猛暑日が、連続して出現するということは、無いだろう・・・と思うのだけれど。

気象兵器が、臆面もなく使われているようで、人工地震、豪雨災害、巨大台風の出現・・・。
もし、巷で、噂されていることが、真実ならば、一体誰が、ソレを実行せよと命令しているのだろうか?と思う。

もし、神が存在するなら、無知な国民に受難を与えるのは、やめてください・・・とお願いしたい。
首謀者に怒りの鉄拳を・・・と思ったりする。

国も政府も、国民を守るなんてことはしないんだろうし。

どうでもいいことを、つらつらと考える。

どうせ、考えても、どうにもならないことは、わかっているんだけど。

人間は、自然に勝てるわけがない。
(ここで書く・・・自然というのは、地球の本来持っているチカラということが前提です)

自然をコントロールしようなんて、所詮は、ムダなこと。

何の罪科のない人間を災害の渦に巻き込んで、高みの見物しているなら。

たぶん、ソレは、許されないこと。

業火は目の前。

不可解な自然現象の噂の上がるたびに、不幸になっていく・・・地球上の人間たち。





秋雨・・・夏枯れの街

2018-09-14 23:24:25 | Weblog

深夜から本降りの雨。


本日は、4か月に一度の都下通院。


本降りの雨で、外出は、億劫。

・・・と思っていたら、朝になって、雨は上がった。

気温24℃とやや蒸し暑い・・・。


電車の乗客も、Tシャツといった夏の服装のひと、羽織るものを持参しているひと・・・夏と秋の境目。

雨は、上がったものの、空は、どんよりとして鉛色の雲が立ち込める。


車窓から見える景色の色は、既に、秋の色。

夏の残骸・・・ああ、そこまで・・・と思うのが、向日葵(ひまわり)の立ち枯れた姿。

だらりとアタマをさげて、うなだれているように見える。

ここまで、みじめに枯れるのか・・・そう・・・向日葵の枯れた姿は、干からびた躯(むくろ)のようで・・・。
みているのもつらいのに、つくつく法師は、弔いの歌には、そぐわないほどの大音量。

秋雨に打たれ、首を垂れる惨めな姿の向日葵だけれど。
あの花弁には、種子が一杯だ。
リスが大好きなひまわりの種。

枯れ衰えた向日葵の花は、蜂の巣に似ている。

トライポフィリア(密集恐怖症)には、見たくもない・・・あの六角形の育房が、無数に並ぶさまは。

今年は、どうしても・・・『スズメバチ』に繋がってしまう。


都心は既に、秋の色・・・。
残酷なまでに、暑かった夏の名残りを、消し去るように。

忌まわしき夏だったな・・・。

でも、まだ夏の残骸が・・・ゾンビのようによみがえる日もあるかもしれない・・・そんな週間天気予報。



仲秋の観月会

2018-09-13 23:33:43 | 食・料理

久々の晴天でしたが、宵のうち雨に。


本日は、仲秋の名月には、12日程、早いのですが、観月会。

某所15階の展望レストランで、相方と仲秋の名月膳を賞味。

かつては、毎月、訪れていた料理店でしたが、ディナーは久々。

満月に因んだお料理が一杯。

玉子の黄身を色の薄い醤油漬にした先付をはじめ、かつを出汁たっぷりの茶わん蒸しの中に、真丈を月に見立てたお椀物。

稲穂を油で揚げたお米のポップコーン?は、たわわに実った稲穂の豊穣の刈取りのイメージ。

八寸には、川海老の素揚げ、銀杏、鰹の蓮根煮、小鮎、サツマイモなど。菊花の酢の物は、少し早い秋の味。

大好きなロールキャベツのトマトソースの美味しさに、柔らかな牛肉のカットステーキと小松菜のシャキシャキ感の取り合わせ。

普通ならお刺身とか、煮魚で賞味する甘鯛の南蛮漬け。さっぱりしたお酢の味とタマネギ、パプリカ、糸唐辛子などの野菜が絶妙。

お刺身、天麩羅、舞茸ご飯。なめこ赤だし。大根のたまり醤油漬け、大好き。

デザートは、梨のコンポート、黒胡麻のパンナコッタ、ラズベリー。珈琲。


美味しい秋の献立。














女王蜂

2018-09-12 21:17:21 | 自然・気象

曇り空。
すっかり秋のヒンヤリした空気に包まれて。


6月下旬から8月上旬にかけての1か月半・・・スズメバチの営巣に悩まされ、スズメバチの攻防ブログ?と化した時期も過ぎて、このところ、拙宅付近では、スズメバチを見かけることもなくなったようで、安堵している。

そろそろ、新女王蜂の誕生時期であろうから、コレから、新巣を増設することは・・・多分・・・無いとは思うけれど。

それでも、ベランダに出るたびに、大きな巣を掛けられた場所に名残のように残る巣の基の部分をみると、あの攻防を思い出したりする。

スズメバチの生態を調べると(調べるという程、大げさでな事ではないけれど)、蜂のコロニーの生態には、驚かされる。

今頃の時期に誕生するであろうスズメバチの新女王は、これからたったひとりで、越冬し、来年の4月頃、活動を開始するようだ。

たったひとりで・・・。
なかには、越冬に耐えられず、生命を落とす個体も多いことだろうし、無事越冬できても、女王蜂の試練は、まだまだ続く。

無事、越冬を終え、春になると、弱った身体を整え、営巣を始める。

巣の増設、管理、産卵、育児をこなしながら、幼虫に与える虫などの捕獲なども、全部、ひとりで、行う。

誰も手伝ってくれない・・・巣の中の幼虫が、働き蜂として、羽化するまでは、働きづめだ。

幼虫が羽化して、働き蜂が増えると、女王は、産卵に専念する。
身の回りの世話も全て、自分の産んだ娘達が、してくれるようになる。
爆発的に働き蜂が増えてくるのが、梅雨が明けた夏頃から。
(その年の気候や地域の気温差によって、違うようだけれど・・・今年は、梅雨が短かかったので、拙宅には、6月の初旬に第一回目の営巣を始めた)

秋になる迄、誕生するのは、全て、メスの蜂だそうである。

全部、メス。

女王の娘達は、巣の保守増設部隊、外敵への攻撃部隊、幼虫の育児部隊、食糧調達部隊と分業制で、働き続け、キャリアに応じて、各部署への配属が決まる。

そして、羽化後、1か月くらいで、その生命を終わる。

秋になると、巣の中には、数少ないオス蜂が誕生する。
コイツらは、繁殖のためだけに生きるニート達で、姉たちから給餌を受け、巣の中で、ダラダラ過ごす。

そして、いよいよ、新女王蜂になるための幼虫が誕生する。

そんなサイクルのようだ。


昆虫の世界では、メスが一家を束ね、メスが働き・・・人間社会とは、真逆のようである。

昔、美輪明宏さんが、

『男と女じゃ、女の方が、圧倒的に精神が、強いのよ。だから、神様は、女から身体的なチカラを取り上げたのよ。』

とおっしゃっていた。

案外、人間の男性中心の社会のありようが、間違っていて、本来、男性は、生殖以外には、殆ど、必要ないのでは・・・などと思ったりする。



スズメバチの生態を知るにつれて、8年前に亡くなられた漫画家の佐藤史生さんの『心臓のない巨人』という作品を思い出した。

宇宙空間を旅する宇宙船(複合船)は、船母と呼ばれる女性とその妹たちで運営され、外界から王になる男を迎える。
船母と妹たち(シスターズ)は、ひとりの王を分け合い、生まれた女の子から、次代の船母を選び、他の男の兄弟(ブラザーズ)は、子孫を残すことを許されない・・・閉ざされた複合船の昆虫(蜂)の生態のようなシステム・・・そんな話だったと思う。

船母が、女王蜂で、複合船は、蜂のコロニーのようである。

かのSF漫画家の大家である萩尾望都氏の発表した一部の作品は、佐藤史生、花郁悠紀子の作品であるらしい・・・という噂を、最近、聞いた・・・。

佐藤、花郁の両氏は、既にお亡くなりになっているが・・・真偽の程は、わからない。




急に秋が来たような・・・?

2018-09-11 23:58:43 | Weblog

夜間の気温20℃を下回ったりして・・・。

雨をさかいにして、季節が急に、変わったりするけれど。

今年の夏は、随分と暑くて、そして長くて・・・。

ほっとする秋を、すっ飛ばして・・・寒くなってきたりして。

秋の気配・・・というよりは、もう、既に、秋。

裏の雑木林の針槐(ニセアカシア)が、もう黄色く色づいてきて、秋の風に舞っていた。

急に、秋がきたような・・・。

急に、秋がきたような・・・。

大事件が、あった・・・9月11日。

急に、秋がきたような・・・?

典座教訓・道元/藤井宗哲・訳・監修

2018-09-10 21:04:54 | 本・読書

午後から雷雨。
蒸し暑さ続く・・・。


水上勉の『精進百選』を読んでいたら、『典座教訓(てんぞきょうくん)』のくだりの記載があったので、抄訳本を読んでみた。

典座とは、禅寺の食事全般を担当する職である。

著者の道元は、鎌倉時代初期の禅僧で、日本に於ける曹洞宗の開祖。
24歳のとき、南宋へ渡るも、上陸を許されず、停泊中に、典座職の老僧に出会い、帰国後、寺院の規律を保つための新たな基準となる書を撰述しようとし、『典座教訓』を著した・・・。

現在の精進料理はお寺の宿坊などで、供されたりするのが一般的だろうか?

例えば、高野山の宿坊など・・・。
或いは、寺院などの多い鎌倉なども、精進料理を供する料理屋もあったりする。

私の近隣?というか・・・(実際に、それ程、近いわけではないけれど)、日光なども、名産の湯波(日光では、ゆばを湯の波と書くようで、京都などでは、湯葉が普通らしい)をメインにした精進料理タイプの料理を供する店が多い。

肉・魚などは、使わず、たんぱく質は、大豆や小麦などから、手間暇かけて抽出し、動物性たんぱく質と同じような食感、見た目、味などを再現したりする。

調理に手間が、かかるため、普通の料理よりは、かなり高額な場合が多いけれど、質素な中にも滋味深く、濃い味に慣れた現代人にとっては、(量的に)物足りない場合も多いかもしれない。

お値段の割には、あまり満足できない・・・そんな感じだろうか?


今年になって、既に練り上げられ、ビン詰めされている胡麻を使って作る、簡単な胡麻豆腐のレシピを見つけたので、時々、作っているけれど、暑さの厳しかった今年の夏には、滋養と薬効のある葛粉と胡麻を使うので、老齢の家人などには、好評であった。

実際、禅寺の胡麻豆腐などは、炒った胡麻を、アタリ鉢で丁寧に摺ることから始めるのだろうと思うけれど、練り胡麻を使う簡単レシピでも、後片付けが、結構、面倒だったりする。

料理は、典座職の修行で、大地の恵みに感謝し、心を込めて、調理し、後片付けなども手を抜かず・・・手間暇をかけて・・・が、修行だから、炒り胡麻をフードプロセッサーにかけて・・・なんてことは、会社勤めで、食事も作らなければ・・・という普通のひとは、やらないし、時間的に制約もあるし、出来ない。

食に対する心構え、食と修行、極める先は、食材も、また命あるもので、命をいただく・・・ということに尽きるのではないだろうか・・・。

そう思いつつも、忙しかったり、面倒だったり・・・食事作りに充分な時間の取れない現代人には、現実的に難しい。

・・・だから、スーパーの胡麻豆腐には、身体に悪い原材料不明の加工デンプンや増量剤、増粘剤だの訳の分からん添加物がてんこ盛り・・・精進料理の対極の商品を臆面なく売り出し、消費者もソレを疑いもなく買うのである。


本書は、道元の原文に、訳・監修の藤井宗哲氏の体験などを織り込み、禅の精神を語る。

章の間に、精進料理のレシピなども紹介されている。