深夜から本降りの雨。
本日は、4か月に一度の都下通院。
本降りの雨で、外出は、億劫。
・・・と思っていたら、朝になって、雨は上がった。
気温24℃とやや蒸し暑い・・・。
電車の乗客も、Tシャツといった夏の服装のひと、羽織るものを持参しているひと・・・夏と秋の境目。
雨は、上がったものの、空は、どんよりとして鉛色の雲が立ち込める。
車窓から見える景色の色は、既に、秋の色。
夏の残骸・・・ああ、そこまで・・・と思うのが、向日葵(ひまわり)の立ち枯れた姿。
だらりとアタマをさげて、うなだれているように見える。
ここまで、みじめに枯れるのか・・・そう・・・向日葵の枯れた姿は、干からびた躯(むくろ)のようで・・・。
みているのもつらいのに、つくつく法師は、弔いの歌には、そぐわないほどの大音量。
秋雨に打たれ、首を垂れる惨めな姿の向日葵だけれど。
あの花弁には、種子が一杯だ。
リスが大好きなひまわりの種。
枯れ衰えた向日葵の花は、蜂の巣に似ている。
トライポフィリア(密集恐怖症)には、見たくもない・・・あの六角形の育房が、無数に並ぶさまは。
今年は、どうしても・・・『スズメバチ』に繋がってしまう。
都心は既に、秋の色・・・。
残酷なまでに、暑かった夏の名残りを、消し去るように。
忌まわしき夏だったな・・・。
でも、まだ夏の残骸が・・・ゾンビのようによみがえる日もあるかもしれない・・・そんな週間天気予報。