鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

脱力感

2023-03-05 21:52:50 | Weblog

紅梅、白梅と咲き揃うも、風は、前日より冷たく感じる寒い日曜日。

母三回忌の法事が、暖かな昨日で、本当に良かった・・・と思う。

 

脱力感で、何もする気になれず・・・。

それでも、冷蔵庫には、野菜が、大根しかない・・・ので、怠くて重い身体を起こし、スーパーへ買出し(昨日、まだ身体が動くうちに、行っておけばヨカッタんだが・・・)。

 

食事を作るもの面倒になっていて、県央のお惣菜デリカ(おつまみパック)を買って、冷凍してあるヴァイツェアベッケンをオーブンで、焼いて、みかんチューハイで、軽め?の夕食。

ちょこっとアルコールを飲んだので、すぐ眠くなって、30分くらい、うとうとする・・・。

 

この一週間、結構、毎日、いろいろと忙しく(法事なんで、家の中を片付けたり、香典返しやら、何やら・・・で)その疲れが、法事という(身内だけの集まりなのに)イヴェントで、緊張していた糸がぷつん・・・と切れて、とにかく、起きたくない・・・。

この状態は、失業してから、ずっとこんな感じで過ごしてしまって・・・とにかく、ダラダラするのが習慣だったけれど、母の没後には、なにやら、ダラダしてはいけないような気もして、なんだか、ずっとヘンな緊張状態だったので、以前(母が亡くなる前)の・・・ダラダラ状態に戻りたくても、戻れなくなってしまった。

考えてみれば、母生存時の私のダラダラは、或る意味、貴重な時間だったとも思えるには、思えてきたりもしている。

 

法事って、何であんなに気を張ってしまうのかなぁ・・・。

 

『戦いすんで、日が暮れて』という佐藤愛子の小説のタイトルを思い出した・・・。

 

・・・もっとも・・・佐藤愛子は、その後、『戦いやまず日は暮れず』なんて小説を執筆している。

佐藤愛子は、母が愛読していた作家のひとり。

佐藤愛子先生も、まだ頑張っているなぁ・・・と母の励み?にもなっていたようだった。

 

かの佐藤紅緑(作家)を父に持ち、女優・三笠万里子が母。

兄は、詩人のサトハチロー(『小さい秋みつけた』の作詞)。

たぶん、今年で、御年100歳になられる・・・なんだかすごい。

私の母より、10歳も年上なのか・・・とあらためて思ったり・・・で。

 

 


母の三回忌法要・桜咲く・・・。

2023-03-04 22:57:05 | Weblog

穏やかな3月最初の土曜日。

お昼前から、母の三回忌法要。

 

お寺には、既に、桜の花が・・・。

 

葬儀の日も、四十九日も、初盆も、初彼岸も、一回忌も・・・。

強風に見舞われ、母は、風を呼ぶ人・・・と思っていたけれども、三回忌は、穏やかで、暖かで、爽やかな晴天に恵まれた。

 

母は、たぶん、諦めたのだろう・・・と勝手に思っている。

いろいろと事情があって、今回も、本当に、気が張って、神経が、参ってしまったけれど、迷走神経反射も、片頭痛も、起きなかったのは、幸い・・・。

 

本当に疲れた・・・。

 

帰宅後、塩化マグネシウムを入れて湯あみ。

少しだけ、ほっ・・・とした。

 

母は、父の法事が終わると、よく寝込んだり、具合が悪くなったりしていた。

その母が亡くなって、それが、今度は、私に来た。

 

たったひとりだけの法要であったのなら、楽だったであろうけれど、親戚など呼んだり、お斎(法事後の会食)の手配、送迎・・・。

 

そんな法事も、暫くはない・・・(と思う)。

親戚に訃報があるかもしれないけれど、今度は、(たぶん)呼ばれる側だから。

 

母の法事の日に、桜も開花で、春本番。

悲しい春が続いたけれど。

 

 


春のにわか雨

2023-03-02 22:14:13 | Weblog

曇りがちでも暖かい一日。

 

午前中は、墓所の清掃。

一度、自宅に戻り、再び、法事関係の買い物。

生花、御供物用の菓子類、果物などなど・・・。

 

昼過ぎ・・・真っ黒な雲がわいて来て、突然の雨。

結構、大粒の雨で、駅近のM越で、香典返しの物品を購入して、お店を出ようとしたら、結構激しい降り。

少し空を見上げて、コレは、走れば、あまりぬれずに済むかも・・・。

県道を挟んだ駐車場迄、ダッシュ。

 

花粉の飛散だとか、空気の乾燥で、霞んでいた街が、洗われたような・・・そんな感じで。

 

季節が動いているんだな。

春が、本格始動中。

 

 


弥生~たんぽぽは、まだ咲いていないけれど。

2023-03-01 21:24:02 | Weblog

暖かすぎる?三月の始まり。

 

引越しのパッキング。

母の作った折り紙細工のたんぽぽ。

私の好きな作品。

廃棄しようかと思いつつも、なかなか捨てられないので、画像で残しておこうかなと思い・・・。

 

カレンダーの紙の裏に、貼り付けたようで、カレンダーの日付は、2016年のもの。母85歳の時の作品。

キッチンの脇のダイニングのウォークイン・クローゼットの扉の前に、画鋲で留めていた。

 

母は、保育士(保母)だったから、折り紙や切り紙が上手だったな・・・。

裁縫とかも、普通に出来た(本人は、下手だと言っていた。不器用だと・・・)。

手芸や工芸に明け暮れた晩年。

いろいろと作って、そのまま残していったから、処分に困ったりで。

特に、お人形作りには、没頭していた。

かわいいお人形も、年月が経つと、色褪せ、朽ち果て・・・それも、供養に出そうかと思っている。

もっと、早くに、処分できたらよかったのに・・・と思う。

・・・引越しがなければ、たぶん、私が死ぬ迄、そのままかも。

 

世の中は、断捨離だの、終活だのと、身の回りの物を処分することが、流行のようだけれど、なかなか捨てることができない。

ゴミの分別が、難しくて、どうしたらいいのかわからない。

可燃物と不燃物が、一緒の物体って、どの日に捨てたらいいものだか。

頭が悪いから、捨てられないのかも。

 

でも、やはり、母のものは、捨てるのに躊躇する。

他愛のないメモ書きさえも。

 

母の文字。

やさしい文字。

 

でも、そろそろ母の許に送り届けてあげないとね・・・。

 

そんなことを思う弥生・三月・春本番?