陽射しがあるのに、風が強くてとても寒い。それでも山茶花は咲き、花弁が風に煽られて可哀想だ。なぜかふと、地球が誕生し、偶然と必然から生物が生まれ、長い時間をかけて今日に至ったのだと頭に浮かんだ。地球にある、どれもこれも、欠かせてよいものは何も無い。
なのに、人間はどうして争いを止められないのだろう。ウクライナはなぜ戦い続けるのだろう。プーチンの望みは何なのだろう。ニュースでスゥーデンが北大西洋条約機構(NATO)に加入したと報じていた。中学校の社会科でNATOの役割を学んだことがある。
余り定かでは無いが、集団防衛・危機管理・安全保障だった気がする。NATO加盟国の中でも貧しいギリシアなどは、豊かなドイツからの支援が無ければ政情不安に陥ってしまう。生産力の低い国の加入は歓迎されないが、そこそこの国なら受け入れるのだろう。
ロシアもNATOに加入すれば、ヨーロッパの緊張は一気に解決できそうなのにと、ノー天気な私は考えてしまう。元々NATOはソ連を意識したものだったが、ソ連の崩壊後も警戒心は変わっていないようだ。社会主義国家では無くなっても、共産党が支配する独裁的な国家である限りは無理というものだろう。
手っ取り早いのは、地球が1つの国家になってしまえばいい訳で、アメリカとかロシアとか日本とか、地方自治体のようなものとなるなら、軍隊は不要で、その軍備費を住民の生活のために使える。いいことづくめな気がするのになあー。
草木だって、昆虫だった、どんなものでも不要なものはない。自分は何のために生まれたのかと自問する人がいるが、生きていること自体に意味があるのだろう。私は長生きしたくないと願っているが、旅立ちは神様のお決めになることと受け止めている。
神様が啓示を与えられた中東の地が、どうしてなのか長く紛争が絶えない。これも地球の歴史のためには必要なことなのかも知れない。そこで命を無くされた方には申し訳ないが、あなた方は歴史の礎なのだ。きっと‥。
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