穏やかに晴れた早春の一日、これは出かけないわけには行かないと思い、大県神社へと向かった。いや待てよ、その前に田県神社に参拝することにしよう。と言うのは、大県神社へ行く道の交差点を見失ってしまったので、巫女に「どこで曲がったらいいですか」と尋ねたかった。
田県神社は男性の性器をご神体としている。安産の神様でもあるようで、女性がひとり神殿で祈祷を受けていた。この神社の奥の院には大理石の丸い石が2つあり、「なでなでして、賽銭をチンしてください」と作法が記してある。周りには、性器の形をした石が幾つも並べてある。
大県神社は女性の性器が祭られているが、意外に皆さん知らずに通り過ぎていく。こちらも石で、よく出来ているなと私は思うが、女性たちは「こんな形なの?」と連れ合いに尋ねている。男性の方は、照れくさそうに頷くだけだった。「そうだよ」とでも言えば、「見たの。スケベ!」と叱られそうだ。
斜面の今年の梅は、何か頼りなげに感じた。見学していたおじさんが「手入れのし過ぎじゃー無いか」と呟いていたが、花盛りには見えなかった。梅は桜のような華やかさは無く、静かに春の訪れを知らせてくれる花だ。NHK大河ドラマ『光る君へ』でもきっと、梅を鑑賞する場面が出て来ることだろう。
カミさんは境内で、「美味しそう」と串差し団子を買った。「家に帰って、すぐ食べましょう」と言うが、私はどこかでコーヒーが飲みたかったので、運転手特権でちょっと大き目なコーヒー店に入った。カミさんは女性週刊誌を、私は男性週刊誌を読んで過ごした。「ねえ、あなたによくない食品のことが書いてあるわよ」と、カミさんが教えてくれる。
すっかり春めいた今日、大県神社も喫茶店も、年寄りの男女が多かった。日本は本当に平和だ。大県神社の梅の写真(下)。
「枝垂れ梅」は普通の梅のように長い徒長枝が伸びませんが余分な枝を剪定して内部に陽が当たるようにしないと花付きが悪くなります。あとは天気、気温など自然環境でも変わってくるでしょう。
この梅園は広い場所で数本しかない大木とは違うので剪定、手入れは必須ですよ、若干本数が多すぎ感はありますが…