奈良県の生産者から柿をもらった石破茂首相の俳句が話題になっている。「奈良の柿 郷にも浦にも 茂る秋」。なるほど、日本の各地に茂の秋がやってきたという句だ。句が苦にならなければいいがと余分なことを心配する。
今朝、私のことを心配した女性が果物を持って見舞いに来てくれた。彼女が私に宛ててメールをしたのに、何の返事も無かったので、家電に掛けたが誰も出ず、電話もかかって来なかったので、「何かあったのかと心配した」と言う。
私のスマホの受信歴を見ても、その形跡は無い。ひょっとして彼女の言うメールアドレスは、パソコンの方かも知れないと開いてみたが、メールソフトが変わったためか、こちらにも履歴は無かった。スマホに替えてから、ほんとに困ったことが続く。
明日は業者が来て見てくれるから、パソコンの方は何とかなるだろう。「スマホ持ち 操作分からず 暮れる秋」。心配してくれる女性がいたことに、青春のような喜びを感じるのはどうしてだろう。
暑い日々が続き、秋は来ないのではないかとまで思ったが、やっぱり自然は変化している。先日出かけた荻須記念美術館の西側には、かなり大きな公園がある。春はバラが咲いていたが、秋はどうなっているのかと思って散歩してみた。
喧しいほど小鳥のさえずりが聞こえた。森が深いのでどこで鳴いているのか見えない。公園を散歩する人は多い。老夫婦であったり、親子であったり、友だちと来ている若い人たちもいた。バラはほとんど咲き終わっていたが、広場の向こうに紅葉し始めたメタセコイヤが見えた(写真)。
以前に来た時は、この広場でたくさんの子どもたちが遊んでいたけど、この日は子どもの姿は全く見なかった。昼の入った喫茶店は、満員で待たされたけど、ボリュウームもあり美味しかった。
「山盛りの 秋野菜に 弾む話」
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