客用にしている北の部屋に持ち込まれた品々が、何とか整理できた。大半は書類と写真だった。子どもが誕生する前から撮影していたので、夥しい数になっていた。とりあえず箱に入れられていたそれらを、家族やマンションで親しくなった人たちとの旅行の写真や、それぞれのグループでの活動の写真に分類し、また箱に収めた。
私とカミさんは一通り見たので、「後は子どもたちが見て、処分してもらう他ない」との結論に達した。北の部屋にはパソコンが置いてある。調子の悪い時に来てもらっている業者に電話したくても、部屋が片付ていなくては来てもらえない。やっと目途が立ったので電話したら、来週の土曜日に来てくれることになった。
こうして文章を作ることも、それをgooIDに移すことも出来る。支障はないからこのままでもよいが、絶えず「警告」「ウィルスに感染」「今すぐ除去してください」などと画面に現れるから鬱陶しい。どうしてこんなことになったのか、心辺りはあるが、正直にここに書くことは憚れる。
日本保守党の代表、百田尚樹さんが本性丸出しの発言をしている。少子化問題で、「女性は18歳からは大学にいかさない」「25歳を過ぎて独身の場合は生涯結婚できない法律にする」「30歳を過ぎたら子宮を摘出する」と言い、相方に注意されると、「私は小説家、SFだから」と言う。
何を言おうと、表現は自由だと私は思う。けれど、政党の党首の発言という自覚が全く欠如している。いや、そもそも百田党首はそういう考えの持ち主なのだ。法律を作ってしまえば何でも出来ると考える、とても恐ろしい人だ。自分の表現は自由だけれど、他の人の批判は許さない、この世で一番怖い人である。
パソコンの画面に現れる「警告」も怖い。知り合いの女性が、「絶対に触ってはダメ」と注意してくれた。あなたの身体に触るのもダメなの?。こんなことを考えていると、雷が落ちてきそうだ。