投票に行って来た。午後から行ったけれど、結構人は来ていた。初めに選挙区の候補者から選んで投票するが、これは名前が載っているから迷うことは無い。私は約束通りに投票し、義理を果たす。
次に、比例区の政党を選ぶ用紙と最高裁判官の国民審査の用紙を渡された。書く場所は別々だが、投票箱は1つしかない。どこへ入れるのだろうと迷っていると、市の職員の人がやって来て、「一緒に入れてください」と言う。
投票箱から出して、分別し、数えるのも大変だなと同情する。いつも思うのは、最高裁判官の国民審査を普通の一般国民が出来るのだろうか。どの裁判官が正しいか正しくないかなど、判断は出来るとは思えない。むしろ、司法に携わる人や司法を学ぶ人で、投票してもらった方がいい気がする。
国会議員の選挙も義務だから投票しているが、本当にこれでいいのかは疑問だ。投票率が低いのも、投票の意義が見いだせないからかも知れないし、100%の投票率であっても、それで民意を反映しているといえるのだろうか。
有権者は投票してしまえばそれで終わり、当選者は民意を託されたと開き直る。選挙管理委員会は「あなたの一票が日本を変える」と謳うが、そんな実感を持ったことは無い。たとえ政権交代が起きようと、政治との距離はいつも遠い。
じゃあー、何か良い知恵はあるかと、見渡しても何も見えない。ただ、最近、話題になっているAIが、人に代わる存在になるかも知れないとは思う。AIなら人よりも賢く判断し、人々もAIに逆らえ無くなるのだろう。
「絶対に戦争はダメ」とAIに教え込んでおけば、争いごとも無くなるだろう。私たちはAIに支配されているが、「これで良かった」と受け入れ、「これが目指す究極の社会」と安堵するのかも知れない。
さて投票は、どんな結果となるのだろう。
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