風は無いが、朝から雨が降り続いている。台風15号が南から東海地方へ接近している影響だ。雨だけなら何とか我慢しよう。今日の午後は、茨城に住む次女の小2の娘が通う音楽教室の発表会がYouTubeで生配信されるというので、カミさんと一緒に緊張して観ている。
次女が「頑張っているのに結果がついてこない状態に、先生から心配のメールが」と送って来る。何でも一生懸命になる子、結果は二の次でいいじゃーないかと思うけれど、親としては歯がゆいのだろう。次女も子どもの頃はとても慎重派で、自信を持って率先するタイプでは無かった。
茨城に越してからピアノを習い始めたから、3・4歳から始めている子と比べるのは酷だ。けれど、登壇した時から堂々としていた。孫娘の発表曲は、カミさんが学習発表会で子どもたちに演奏させたという『ドナウ河のさざ波』だったことも功を奏したかも知れない。孫娘が演奏し始めると、私は涙を流してしまう。弾き終わって礼をした時は、笑みがあった。
次女の娘だけでは片手落ちだと思い、長女の中1の娘に、「次は出番かな」とメールした。長女から、「体調不良で合唱コンクール伴奏オーディション欠席。来週、再度オーディションすると先生のご配慮。運動会も混合リレーと学年対抗リレーに選出。そこそこやってます」と返信があった。
子どもの活躍は親を喜ばす。音楽でも運動でも勉強でも、そこそこやってくれればうれしいものだ。「楽しみだ。でも無理させないように、人生はまだまだ長い」とメールする。私の母は、小1の「桜祭り」コンクールで私が賞をもらうと、「ピカソのようになるかも」と画塾に通わせてくれた。中学生になると、私の手を見て「ピアニストのようなきれいな手だ」と褒めた。その手で私は畑を耕し、バラを植えた。
子どもたちにどんな才能があるか分からない。何でもやりたいことをやらせればいい。どんな結果であっても貶したりせずに、「頑張ったね」と認めてやることだ。音楽教室の発表会は2時から始まったがまだ続いている。みんな頑張っている。小2の孫娘もたくさんの刺激をもらったことだろう。
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