沖縄戦から75年目の節目となる「慰霊の日」を迎え、最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」が開かれた。
玉城デニー知事は『平和宣言』で、「私たちは戦争を風化させないための道のりを真摯に探り、我が国が非核平和国家としての矜持を持ち、世界の人々と手を取り合い、この島が平和交流の拠点となるべく、国際平和の実現に貢献する役割を果たしていくために、全身全霊で取り組んでいく決意を宣言する」と述べた。
私はアメリカ人と沖縄人の間に生まれた知事の誕生は、大きな意味があると思っている。国が他国と対立するのは、政府が対立しているのであって、国民が対立している訳では無い。どこの国も「自国ファースト」を主張すれば、どこかで利益が相反するから対立が生まれてしまう。
だから、トコトン話し合って妥協点を見出すのが政治家の仕事だ。「国がある限り、防衛は必要」と主張する人もいるが、だったら国を無くしてしまえばいい。莫大な防衛費を各国が持たなくなり、その分をみんなのために使えば世界中の人が喜ぶはずだ。武器を製造している業界や販売にかかわっている人たちは失業することになるが、救済することくらいは安価に出来る。
世界中の国が日本の憲法第9条を取り入れるなら、国対国の戦争は起きない。だから、日本の政治家は世界中に憲法第9条を広げる活動を目指すべきだ。コロナ対策や自殺者を無くす社会基盤や交通事故防止も必要な課題だが、日本の国の政治家であるなら、ぜひ、憲法第9条を広げる活動をして欲しい。
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