5メートルほど入った65ミリの塩ビ管に、水を流し込んでも塩ビ管はビクともしない。昨日はどんなに水を打ち込んでも塩ビ管は下がらなかったし、むしろ反動で持ち上がるようだった。「水脈に達した」という意見と、「硬い層に当たってしまったから、掘れない」という意見に別れた。
「とにかく吸管を入れて、水が出てくるか調べてみよう」ということになった。吸管を塩ビ管に入れて吸い上げてみるが、空気が入っている感じだ。外側の塩ビ管を引き上げて、再度吸い上げてみる。今度は水が大量に出てくる。けれど、しばらくすると水量が落ちた。
どうも微妙な感じだ。外側の塩ビ管を引き上げたのに、周りの空洞は埋まらない。「失敗だったらまた掘ればいい」と、先輩は気楽に言うが、もうひとりの先輩は、「もうこれが最後だぞ。力が出ない」と言う。確かに力の限界に来ている。そんな気がする。
25日(水)に汲み上げてみて、それで水が出なければ再度穴掘りからやり直すことになる。このところ成功例が少ないから、井戸掘りの手順がみんなの共有の財産になっていない。みんながそれぞれに意見を言うので、作業がまとまらず進展しない。困った。
ロシアのウクライナ侵攻を見ていると、軍事は上から下へストレートに決断が伝わらなければ力にならない。けれど私たちは戦争をしている訳ではない。効率が悪くてもみんなの意見が反映されることが大切だ。「ダメならまたやればいい」。そんな非合理性こそが戦争の無い世界なのだ。
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