孫娘が曾孫を連れてやって来た。曾孫を見せに来ることで、月に1回のジジババの安否確認というところだろう。孫娘の優しさに甘えて、私たちもこの日を楽しみにしている。看護師の孫娘は職場復帰はしたものの、保育中というので労働時間は変則な勤務になっている。
ところが来月から2ヶ月ほど、ダンナが上司2人とアメリカに行くという。ふたりが交代でやって来たから、曾孫の保育園の送り迎えも出来たけれど、ダンナがいない間は自分ひとりで何もかもしなくてはならないと心配している。
そんな孫娘と話していたら、同じ大学の同級生で看護の仕事をしている友だちに、「凄い子がいる」と言う。普通に病院務めだったが、夜勤のない特別支援が必要な子どもの施設に転職した。土・日曜日が休日になったので、金・土曜日の夜は病院の夜勤を務めている。
月曜日から金曜日までは施設で働き、金曜日と土曜日は病院で働くから、休めるのは日曜日だけ。「どうしてそんなに働くの?お金に困っているの?」と聞くと、「いつも困っている」と言う。「消費と旅行に使っている」と答える。それで自分が満たされているなら、それもいいのかも知れないが‥。
私は小学校の同級生からのメールを見せた。彼は「両手足の冷えやしびれや違和感に悩まされ」、大学病院を受診したが検査では異常はなく、神経障害と診断され、「薬を飲んでいるがよくならない」からと相談してきた。私は「医学の知識は無いけど、話は聞くよ」と返信したが、それで「良かっただろうか」と訊ねた。
「他の病院でも診察してもらうと、落ち着くかも知れない。心を病んでいる人は環境が変われば症状も変わるから」と言う。孫娘もいつの間にか大人の看護師になっていた。
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