念願で難題の守山区の井戸掘りに出かけた。親子3人で掘り続けていて、鉄管を5メートル打ち込んであった。もうそろそろ水が出て来てもよいはずである。鉄管の中に吸管を入れ、エンジンポンプで汲み出してみるが、水は上がって来ない。
メジャーで計ってみると、60センチくらいは水深がある。なのにどうして水が上がって来ないのか不思議だ。「船頭多くして、船、山に登る」の諺通り、ああでもない、こうでもないと自説を主張し、試してみる。けれど、水は出てこない。
朝から夕方まで、立ちっぱなしの作業は年寄りには厳しい。こうすればいいという先が見えないから、余計に疲れる。ご近所にある井戸も深さは5メートルほどと言うから、水が出る深さまでは到達しているはずだ。それでも出ないのだから、やはりもう少し50センチ掘れたらと思う。
明日は総選挙の投票日。「誰に入れたらいいのか」と、迷う人は多い。本当に自分の1票で政治が変わるのか、確信が持てないのだ。「コロナ対策が決め手」と言う人もいるが、与野党でそんなに違いが見えない。「金をくれる政党に入れる」と言う人もいるが、これも大差ない。
けれど、自公政権がこれ以上長く続いては、ますます国民の政治離れは進むだろう。議会制民主主義とは、こんなにも政治を疎遠なものにしてしまうのか。小・中・高・大と1票を入れる練習はしてきたのに、入れるだけではダメで、入れた人は次に何かしなくてはいけないのに、何かが分からない。先が見えてこないと気力も湧かない。
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