朝からよく晴れていたから、ルーフバルコニーに出て作業に取り掛かった。植木鉢を運び出した時、割ってしまった鉢があり、ペチュニアの根が剝き出しになっていた。昨日は雨降りだったから出来なかったが、残っている鉢に植え替えてやりたかった。
強い風に煽られたペチュニアの花は、萎れて枯れかけている。残っている鉢に植え直したけれど、元気になってくれるか心配だ。風が強くて立っていられない。1鉢植え直して、後は作業を諦めた。人にも花にも運命がある。やるだけのことはやった。
「鉢は全部、運び出したの?」と、友だちから電話が入った。彼女のお母さんが亡くなり、「今は97歳のお父さんとふたり暮らし」と近況を伝えてくる。お父さんは車イス生活で、彼女の介護が無ければ生きていけないようだ。
オランダ人と結婚した娘に男の子が生まれ、「とっても可愛いのよ」と言う。けれど、コロナ禍で会うこともままならないと嘆く。孫の可愛い盛りの時に、会えないババの苛立ちはよく分かる。「夏には会えるよ」と慰めてみる。
どこの家庭も似たようなものだ。高齢の親を抱えれば、その介護で疲れ果ててしまう。けれど、子である以上はやれるだけのことはやらなくてはならない。走るのが早く、色白で、男子に人気があった彼女、白い肌が見たかった。今、どんな思いで暮らしているのだろう。
まだ介護が出来るのだから、幸せである。介護される方はどんな思いなのだろう。中学の同級生が50代の頃、介護施設で働いていた時、入居の男性が「身体を触ってくる」と零していたが、男は死ぬまで女に甘ったれなのだ。
明日は尾張西枇杷島祭りで、長女の中2の娘が町内の山車に乗るという。祭りの伝統が好きなダンナは、今ではすっかり地元に馴染み、地元に尽くしている。私たちも明日は、晴れ舞台を見に出かけるので、明日はブログを休みます。
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