大阪女子マラソンを観てしまった。カミさんが友だちとランチに出かける時、「車はあるわよ」と言ってくれたのに、番組表を見て、少しだけ観て、詰まらなければやめればいいと思いながら、最後まで観てしまった。
そして、いつものことながら、日本人選手がゴールした時、涙を流していた。歳を取ると涙腺が緩むと言うが、必死でただただ走っているだけなのに、どうしてもその一生懸命さに弱い。野球やサッカーで泣くことは無いのに‥。
私は自分が頑張った経験が無いためか、頑張っている姿を見ると感動してしまう。頑張るという行為は、人間だけが持つものなのだろうか。サルやライオンだって、食べ物や異性を獲得するために必死になって戦うからそうとも言えないか。
NHKの朝ドラ『おむすび』は、だんだん面白くなるのかと思っていたが、ドタバタが続いているだけだ。先輩に「見てますか?」と尋ねると、「ギャルの肌の露出度を観察している」と言う。「どの子の素足がいいとか、肌がキレイかとか、見ている」と説明する。
そう言われてみれば、私も橋本環奈さんの脚ばかりに目がいく。ストーリーも演技も全く関心が向かない。神戸と東北の大震災を取り上げているのに、取って付けたようで、何がテーマなのだろうと思ってしまう。
男が女の身体に関心を抱くのは、本能だろうけれど、衣服を纏っているから、目に付くのは顔と手足になってしまう。私より5歳も年上の先輩でも、テレビを観るのは女性の露出した肌というのも、ただ美しいものへの憧れなのかも知れない。
高齢の男性はもう、一生懸命に努力を払うことも出来ないから、せめて美しいものを眺めて男の本能を満たしたいのだろう。今晩は、長く出来なかったご近所との「誕生日会」だ。以前のように飲むことはないが、久しぶりに顔を合わせるだけで嬉しい。
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