友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

コロナ禍で人と会えない

2020年07月23日 17時47分42秒 | Weblog

 最近、やたらと眠い。夜はよく眠れているし、夜中にトイレに立ってもフトンに戻ればすぐ眠ってしまう。「朝、4時にトイレで眼が覚めると、眠れないからテレビを見ている」と友だちは言うが、私は5時でも6時でも、また眠れてしまう。

 眠るのは夜だけでなく、午前でも午後でも、本など読んでいると睡魔が襲ってくる。要するに、緊張感が無いのだ。特にやらなくてはならないことがないので、身体も心もボーとしている。散歩したり体操したりしている人もいるが、私は健康に関心が無い。

 井戸掘りや夏祭りの仲間、マンションの誕生日会の友だちともすっかりご無沙汰である。例年の、私の親族の「集い」は開催する予定でハガキは出したが、間近にならないと出来るかどうか分からない。コロナ禍でこんなに、何もかも中止になるとは思わなかった。

 感染防止の最良の手は、人と会わないことだけれど、人に会わないことがどんなに寂しいか思い知った。多くの人がこの矛盾に、心痛めていることだろう。私自身は、「みんな防御し過ぎ」と思うけれど、「万一のことがあったら」と言われたら何も反論できない。

 人生は全て自己責任。だから何をしたって構わないという訳ではないのが人間社会だ。まだ貧富が生まれていない時代は、夫婦という単位はなかっただろう。誰とでも交わり、生まれた子はみんなで育てる社会だったはずだ。

 やがて富が区別を生み、差別をも創り出した。個々の別は、他に迷惑をかけない決まりをつくり、やがては自粛までするようになった。自分たちで創り上げたこととはいえ、なんとも寂しい社会になってしまった。


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