友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

スポーツが汚されてしまう

2024年10月12日 18時04分17秒 | Weblog

 NHKテレビは朝から、アメリカのプロ野球を実況中継していて、我が家はテレビ画面に釘付けになっていた。民放の各局も、初めは大谷選手の活躍に注目し、所属するドジャーズの応援に偏っていたが、ダルビッシュ投手のいるパドレスを贔屓にする解説者も出て来た。

 今朝は、大谷選手とダルビッシュ投手の対決から始まったから、一気に集中力が高まった。解説者が言うように、ダルビッシュ投手は本当によく頑張った。対するドジャースの先発投手は山本由伸投手で、先回打たれているだけに心配だったが、今日はしっかり相手打線を抑えることが出来た。

 結果はドジャーズが勝ち、次へと進むことが出来た。ただ、大谷選手はダルビッシュ投手に完全に抑えられていた。ヒットの数は両チームともそんなに変わっていなかったから、勢いというか運というか、ホンの何かの違いが勝敗を決したようだ。何はともあれ、ドジャーズ選手の活躍を期待したい。

 今朝の新聞一面は、大きく「被団協に平和賞」とあった。今年のノーベル平和賞が、「核兵器のない世界の実現に尽力し、核兵器が二度と使われてはならないことを証言を通じて示してきた」日本被団協に授与されたのだ。原水禁や原水協という団体もあるが、どうして被団協だったのだろう。

 核兵器が二度と使われない世界は、人類の課題である。これを契機にさらに運動が広まればいい。ノーベル財団からいくらかのお金が入れば、さらに活動を支えることが出来るだろう。それにしても、ノーベル平和賞が日本に授与されるのは、1974年の佐藤栄作首相以来だそうだ。

 どういう基準で選んでいるのか知らないが、世界が核兵器廃絶に向かうならそれでいい。核兵器を持てば他国が攻めてこないという、愚かな思想こそ廃絶しなくてはならない。そうなっては困る政治家や軍人や経営者が、「核による抑止」を主張している。

 いっそのこと、スポーツによる決戦で勝敗を決めてみたらと言いたくなる。いや、それはマズイ。スポーツが汚されてしまう。

コメント (1)
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