ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナ、その他にも殺し合いを続けているところが世界中にある。どうしてこんなに人間は愚かなのか。相手を非難し、せん滅するまで戦うというが、そんな殺し合いをして誰が喜ぶのだろう。
10月21日は「国際反戦デー」だったけれど、最近は耳にしない。1966年10月21日、日本労働組合総評議会はベトナム反戦統一ストを実施した。フランスの哲学者サルトルは、「世界の労働組合が初めての反戦スト」と称賛した。
翌年からはアメリカや西ヨーロッパでも、ベトナム反戦デモが行われるようになった。日本でも市民を中心に「ベ平連」が組織された。ところが反戦デモが過激化し、セクトの対立が激化し、一般市民や労働組合は離れていった。
今では私のような老人が、懐かしく思い出す程度だろう。「決して戦わない」「決して人を殺さない」、そういう合意が世界中に広がるには、まだ時間はかかるだろう。けれど、どんなに時間がかかっても、そこに到達して欲しいと願う。
新聞で河村名古屋市長が、百田尚樹氏と日本保守党の共同代表になったと知った。私は「無党派市民派」の地方議員の勉強会を行っていた時、議員年金の廃止で河村さんと方向が同じだったので、勉強会に来てもらった。けれど、話していると、この人は目立ちたいだけでビジョンが無いと気付いた。
でも、1度だけでも「一緒に」と思ったことが恥ずかしい。日本保守党の政策を見ると、全く受け入れられる余地は無い。現憲法をないがしろにする政策は絶対に許せない。名古屋城の木造復元を無理矢理掲げているが、何の意味があると言うのか。
既に、日本保守党の街宣車が大音量で回って来ている。日本がこれ以上の保守国になっていくのかと思うと寒気がする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます