友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

映画『ショートバス』を観て

2007年09月23日 23時15分40秒 | Weblog
 孫娘が「パパちゃん、ブログが間違っているよ」と、教えてくれた。井上真央さんについての私の記事だ。「えっ、そうなの?」と思って、ブログを見ると、コメントが2つ寄せられていた。多分、二人とも井上真央さんのフアンなのだろう。確かに、まず『キッズウォー』をキッズワアーと書いてしまった。戦争を日本語で書けば、ウオーの方が正しいのかもしれない。私はワアーと発音してきてしまったので、情けないことにその知識のなさを吐露してしまった。

 それから、孫娘が言うには、「ふざけんじゃーないよ」ではなく「ざけんじゃねーよ」だと言うので、それもここで訂正しておきたい。そしてもう一つ、『ファースト・キス』は先週の月曜日に最終回を終えたということだった。最後の場面は、孫娘が「見て、見て!」と言うので、見たように思ったが自信がなかった。今晩、「もう一度観ようか」と言うので、一緒に見て、そうそうこんな結末だったなと思い出した。

 コメントを寄せてくださった井上真央ファンの方には申し訳ないが、最終回を見直してもやはり井上真央ファンにはなれなかった。否定したり、中傷したりする気は全くないが、こんな女を好きになることは、私はない。真央さんが演じている女は、私の歳が63歳というせいだろうが、全く魅力を感じない。自分勝手で、自己中心で、私と同じ種類の女に恋などするはずがない。人が憧れるものは、自分に無いものなのだろう。自分が本当はそれを求めている、けれども自分には無い、そういう人に、人は恋するのではないだろうか。

 今日、『アエラ』で紹介されていた映画『ショートバス』を観てきた。初めから強烈なSEXシーンの映画だったが、私は途中からアクビが出てしまった。私の感想は「ああ、アメリカは終わったな」だった。アメリカ人はこんなにもSEXに悩んでいるのか、と思うと情けなくなった。SEXで人は救われるのか。『チャタレー夫人の恋人』ではSEXはどういう時が最高か、すでに明らかにしているのに、まだSEXに幸せを求めているのか。人類に未来は無いね。SEXは男女の性の交わりをいう。

 しかし、人類は男女だけでなく、男と男、女と女、をもSEXと認めてきた。私はとても男とキスしようとは思えないが、そういう人もいることは知っているし、それを咎めようとは思わない。同じ性で愛し合い、それで満たされるならそれでいいのではないか、私はそう思っている。映画では、アメリカではゲイというかホモというのか、その違いも私にはわからないが、固定概念を超えた性的関係が多いということは知識では知っている。日本だって、戦国時代の小姓は男色のためだったという。だから男が男をSEXの対象にすることもあるんだということは知識としてはわかる。

 でも私は、男を相手にSEXすることは想像できないし、気持ち悪くて反吐が出そうだ。女の柔らかな艶のある肌だからこそ、口付けできるし、甘美な世界に到達できると思う。そうは思わない人はそれでいい。人はそれぞれに好き嫌いが違うのだから、違いは認めればいい。私のブログを読んで、「今の日本を象徴しているようだ」と書いてくださった方が、どういう日本を想像しているのか、私にはわからないが、私自身は、果たして人類は50年後100年後も存在できるのか、心配している。孫娘がおばあさんになった時、地球はまだ存在できているのか、彼女のために心配している。たとえ私の力ではどうすることもできないとしても。

 今晩は、孫娘が記事をチェックしてくれたので、このまま掲載することにしよう。「あのネ、内容がちょっと濃すぎる」と孫娘が言うが。
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