まさか、DeNAがソフトバンクに勝つとは思わなかった。ドジャーズの優勝もそうだったけど、野球は選手ひとり一人が力を発揮しなければならないが、同時にチームの一体感が大きく作用すると実感した。
大学駅伝を観ていたら、全く個人の力量が勝負を決するのに、終わってみるとチームの勝利でしかない。高校野球はそうしたチームの、一体感が大きいような気がする。私はどうも、チームプレイに魅かれているようだ。
アメリカの大統領選挙は5日が投開票だから、新聞もテレビもよく取り上げているが、選挙の仕組みが今ひとつ分からない。トランプさんとハリスさんは互角のようで、だからだろうが、メチャクチャな選挙運動になっている。
トランプさんは、個人攻撃はするし、事実でないことまで取り上げて非難する。こんな人が大統領になってもいいのかと思うが、支持している人たちは熱狂的だ。どんな結果となるにせよ、アメリカに何か得体の知れないものがうごめいているようだ。
日本も先の総選挙で、自民、立憲、国民民主などに分散した。これまでのように、自民が多数で押し切ることは出来なくなったから、混迷は却って面白くなった気がする。面白くないのがNHKの朝ドラ『おむすび』で、展開がさっぱり分からない。
昨夜のNHKドラマ『光る君へ』も、どう受け止めてよいのか悩んだ。権力を駆使して思うままにやって来た道長だったが、天皇との確執に破れ、しかも病に侵され、限界を感じていた。道長を見舞った紫式部は、ふたりで宇治川を散歩する。
悲嘆にくれる道長に、紫式部は「この川で、ふたり流されてみませんか」と声をかける。すると道長は「おまえは私より先に死んではならぬ」と言う。紫式部は「ならば、道長様も生きてください。道長様が生きておられれば、私も生きられます」と答える。
愛は死よりも強いことは分かるが、いつか死はやってくる。
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