高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

物事を本質から考えさせられる名著・・・立花隆「文明の逆説」

2007年10月06日 23時55分27秒 | ●若者応援の「ミストラルゼミ」
今日は土曜を使って行う、月に一度の会社の全体会議。

仙台、名古屋、大阪のグループ会社の人間が、東京に集まって朝から行われます。

企画から印刷まで行い、プリントショップまである会社なので、いろいろなセクションがありますが、各セクションのリーダーが必ずしも理想的な長とはいえません。

しかも、30年も続く会社なので硬直化した発想しかできない人が、いるのも否めません。

いろんな会社でリーダーの不足を嘆く声を、最近よく耳にします。
リーダーの役目として“ビジョンを明確にする”と云うことを、以前に紹介したことがあります。

ビジョンを描くには現状の問題分析や、問題の本質を理解することが、一番大事になると思うのですが、“問題の本質理解”に参考になる本として、立花隆の「文明の逆説」をミストラルゼミ生にご紹介します。

物事をいつも同じ角度からみていると、問題の本質を見失いがちになります。
また、問題が起きる前には予兆があると思います。
そして、問題を起こすのは必ず人間です。

様々な角度から人間のメカニズム研究に最適な本でしょう。

30年以上前に単行本として出版され、文庫本になって今まで数十冊は購入して、いろいろな人に渡してきました。

残念ながら廃刊になり、もう古本でしか手に入りませんが、環境創造学部の貫先生にも、1冊お渡ししてあります。

関心ある方はご覧になって下さい。
文明の発達と共に進む、自然破壊や現代人の精神疲弊、30年以上も前からの警鐘が、いま大きく聞こえます・・・。
コメント
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