高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

大学の世界ランキングの意味するもの・・・これから問われるのは“発想力”、“論理構成能力”?

2007年10月13日 23時49分57秒 | ●若者応援の「ミストラルゼミ」
以前、テレビで大学の世界ランキングを聞いて、世界の主要国の一つでもある日本の東大が、世界のベスト10にも入ってないのを意外な思いで見ました。

資源の乏しい島国なので、科学や専門技術の“知恵”で発展した経済大国だから、教育水準も世界の上位にくるのが当然の先入観があったから、その時は意外に思ったのですけど・・・。

今日、ある雑誌を見ていたら、そこにも大学の総合世界ランキングが。(2006年度)

1位 ハーバード大学(アメリカ)
2位 ケンブリッジ大学(イギリス)
3位 オックスフォード大学(イギリス)
4位 イェール大学(アメリカ)
4位 マサチューセッツ工科大学(アメリカ)
6位 スタンフォード大学(アメリカ)
7位 カリフォルニア工科大学(アメリカ)
8位 カリフォルニア大学バークレイ校(アメリカ)
9位 ロンドン大学(イギリス)

14位 北京大学(中国)
19位 東京大学(日本)
29位 京都大学(日本)

記事の内容は日本人はオックスフォードやケンブリッジに合格できるか?という主旨だったのですが、残念ながら日本の高卒の資格では資格制度的にも学力的にも無理そう。

教育方針の違いもあるのでしょうが、面接では暗記力ではなく発想力や論理構成能力が問われるそうです。

発想力などは頭を唸らせるだけで力が付くものではないでしょうし、やはり様々な体験や色々な角度から物事を見る訓練が必要と思いますが、残念ながら役人や先生方の頭が硬いのが日本、世界と渡り合える教育制度の見直しが出来るか・・・?

この業界にいて良かったことに、発想という楽しい作業があります。

例えば旅行の仕事をしていて、全工程に食事や添乗員付く高額コースと、宿しか付かない安いコースを売る場合、高額コースは“安心”、“豪華”という常識的なセールストークが使えますが、安いコースはどう売れば?

安さだけを強調すれば申し込む人の気持ちまでプア-になるので、気持ちが“リッチ”になる、こんなフレーズが考えられます。

「“旅慣れた人”の“自由に楽しめる”コースです!」

と例えばこんなフレーズにすれば、申込む人のプライドも納得させ、旅のイメージを高めることができます。
マイナスイメージのものでも、丹念に見ていくと良いところがいっぱい。

発想力のベースは“相手をもっと良く知る”ことかもしれません。

そして論理構成能力のベースは“本当の自分を良く知り”、話しや意見の自分の軸をぶらさないで、話すのがポイントの気がします。

大東文化の皆さん、日本の大学も世界から見れば大したことありません。
文明もいいけど“文化”をもっと学び、“発想力”でリードして、世界へ出ましょう。


コメント
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