『WEP 俳句年鑑 2020年』
(2020年1月30日)
〜自選7句[276P]〜
永田満徳(ながたみつのり)
〈俳句大学・未来図〉
夜の朧なるも持ちゆく荷のひとつ
春昼やおのれの刻を釣りゐたる
藤揺るる時には力を抜くことも
シャワー浴び罵詈雑言を流 しけり
余震なほ闇深むまで虫鳴け
飛石の一つひとつに年惜しむ
寒風にぼこぼこの顔してゐたり
画像:永田 満徳作品7句とWEP「俳句年鑑」表紙
永田満徳(ながたみつのり)
〈俳句大学・未来図〉
夜の朧なるも持ちゆく荷のひとつ
春昼やおのれの刻を釣りゐたる
藤揺るる時には力を抜くことも
シャワー浴び罵詈雑言を流 しけり
余震なほ闇深むまで虫鳴け
飛石の一つひとつに年惜しむ
寒風にぼこぼこの顔してゐたり
画像:永田 満徳作品7句とWEP「俳句年鑑」表紙