【永田満徳(みつのり)】 日本俳句協会会長代行 俳人協会幹事 俳人協会熊本県支部長 「文学の森」ZOOM俳句教室講師

「火神」主宰 「俳句大学」学長 「Haïku Column」代表 「秋麗」同人 未来図賞/文學の森大賞/中村青史賞

『WEP 俳句年鑑 2020年』

2020年02月02日 02時15分00秒 | 月刊「俳句四季」

『WEP 俳句年鑑 2020年』
(2020年1月30日)
 
〜自選7句[276P]〜

永田満徳(ながたみつのり)

〈俳句大学・未来図〉

夜の朧なるも持ちゆく荷のひとつ

春昼やおのれの刻を釣りゐたる

藤揺るる時には力を抜くことも

シャワー浴び罵詈雑言を流 しけり

余震なほ闇深むまで虫鳴け

飛石の一つひとつに年惜しむ

寒風にぼこぼこの顔してゐたり

画像:永田 満徳作品7句とWEP「俳句年鑑」表紙
 


 
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