5月18日、お昼休みの散歩の途中で、3月まで芝公園に咲いていた菜の花が、すっかり枯れて実をつけていました。触るとパチンと、サヤが弾け小さな実が飛散しました。そっと、弾けそうにない実を2ついただき、家に持ち帰りプランターに蒔いてみようと思います。小さな実は菜種油になりますので、一粒つぶしてみたら確かに油でした。
【180ページ】
戦争は、誰彼なしに同じ人間になれと要求してきた。でんぐりがえしができないとはいわせなかった。しかし私も、できるとはいわない。でんぐりがえしばかりではなく、私の絶壁頭に似合わないことをやらねばならない。私はその頃、命にかえてもそこは諒承しないつもりで、実際またかなり多くのものを犠牲にして突っ張っていたが、子供だったからとにかくその範囲で済んだのであろう。
[ken] 戦争がなぜ良くないのか、それは一人ひとりの尊厳と自由を奪うからだ、と色川武大さんはここで語っていると思いました。そして、私は身長が低い割に、頭部が大きく格好が悪いので、それに合わせた考え方に付きまとわれ、本書の色川武大さんの自己描写に深く共感を覚えました。(つづく)
戦争は、誰彼なしに同じ人間になれと要求してきた。でんぐりがえしができないとはいわせなかった。しかし私も、できるとはいわない。でんぐりがえしばかりではなく、私の絶壁頭に似合わないことをやらねばならない。私はその頃、命にかえてもそこは諒承しないつもりで、実際またかなり多くのものを犠牲にして突っ張っていたが、子供だったからとにかくその範囲で済んだのであろう。
[ken] 戦争がなぜ良くないのか、それは一人ひとりの尊厳と自由を奪うからだ、と色川武大さんはここで語っていると思いました。そして、私は身長が低い割に、頭部が大きく格好が悪いので、それに合わせた考え方に付きまとわれ、本書の色川武大さんの自己描写に深く共感を覚えました。(つづく)
▼5月14日、「土曜日の午前中から、何だよ~~っ、バイクの空ぶかしのような騒音は!」と、ベランダに出て下を見下ろしたら、私より年長の作業員さんたち数人が、植栽の刈り込みをしていました。チェーンソーと草刈機とバリカンを足して、3で割ったような道具を手に、脚立と鉄板を組み合わせた臨時の足場を、絶妙なタイミングで別の作業員さんが移動させ、植栽をきれいに刈り込んでいきます。
▼私は子供の頃から、作業現場を眺めて過ごす時間が大好きでした。本当は職人さんになりたかったのですが、諸事情により叶いなませんでした。なんなことを思い出していたら、騒音は単なる騒音ではなく、良い目覚めの音になりました。
▼私は子供の頃から、作業現場を眺めて過ごす時間が大好きでした。本当は職人さんになりたかったのですが、諸事情により叶いなませんでした。なんなことを思い出していたら、騒音は単なる騒音ではなく、良い目覚めの音になりました。