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果物や野菜の花々!

2016年05月02日 | O60→70(オーバー70歳)
▼久しぶりに、ひまわりポークの豚舎近くまで散歩してみました。
▼ハッサクの白い蕾が、ソーダ水の気泡のように膨らんでいました。
▼キヌサヤの花もほころび、アヤメの紫が目に鮮やかです。アヤメの写真を撮っていたら、前方でしゃがんで畑を見ていた30代女子と目が合いました。すれ違いざまに、お互い微笑みながら軽く会釈し、なんかとても爽やかな心持ちになりました。
▼ジャガイモの薄紫の花が目に優しく映りました。
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抜き書き帳『正岡子規』(その8)

2016年05月02日 | O60→70(オーバー70歳)
【180ページ】
―――すべての楽、すべての自由はことごとく余の身より奪い去られてわずかに残る一つの楽と一つの自由、すなわち飲食の楽と執筆の自由なり。しかも今や局部の疼痛劇(はげ)しくして執筆の自由はほとんど奪われ、腸胃ようやく衰弱して飲食の楽またその過半を奪われぬ。アア何を楽に残る月日を送るべきか。

【190ページ】
ガラス玉に金魚を十ばかり入れて机の上に置いてある。余は痛をこらえながら病床からつくづくと見ている。痛い事も痛いが綺麗な事も綺麗じゃ。
・パン売の太鼓も鳴らず日の永き
・松杉や花の上野の後側
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・春深く腐りし蜜柑好みけり
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・暖炉取りて六畳の間の広さかな
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・苔を包む紙のしめりや春の雨

[ken] NHK朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」でも、主人公の父親が肺結核で他界していますが、当時は不治の病として有能な人たちが志なかばで斃れ、あるいは親愛なる家族を残して逝去されたのは、誠に残念でなりませんね。肺結核が進行していく中で、その痛みについては想像を絶しますが、正岡子規さんの詳細なる記述によって、現代に生きる私たち、そして今現在、末期がん等で闘病中の人びとにも多大な勇気を与えていると思います。(つづく)
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『スィチョ猫』という童話について

2016年05月02日 | O60→70(オーバー70歳)
大仏次郎さんは『スィチョ猫』という童話を書いたほどの猫好き作家でした。横浜の港の見える丘公園奥に、大仏次郎記念館があったなんて、とても嬉しかったです。
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