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ゴロワーズの好きな先生!

2016年09月21日 | たばこの気持ち
▼「なるようになる」ことと、「急ぎつつ、待つ」ことは対立もしないし、論理的な矛盾でもない。
▼それが、この本(佐藤優著「先生と私」幻冬社)を読み、著者の1960年〜1975年と自分の1953年〜1975年を重ね合わせて追体験する中で、なんとなく正しいのではないか、と感じています。
▼本書には、ゴロワーズの好きな塾の先生が登場しています。今では、滅多に見かけないフランスのたばこですね。
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村田沙耶香著『コンビニ人間』を読む(その5)

2016年09月21日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
【441ページ】
「いや、人手不足だったからさー」
「あの年齢でコンビニバイトをクビになるって、終わってますよね。あのままのたれ死んでくれればいいのに!」
皆が笑い声をあげ、私も「そうですね!」と頷きながら、私が異物になったときはこうして排除されるんだな、と思った。
「また新しい人探さないとなー。募集かけるか」
こうして、また一つ、店の細胞が入れ替わっていく。

[ken] 7月26日、中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会が、2016年度の最低賃金(時給)の引き上げ幅の目安を、全国平均で3%相当の24円とすることを決めました。目安通りに上乗せされれば、最低賃金は時給822円となりますしかし、現下のパートさん事情をみると、潜在的な労働力不足も手伝って、時給を少々アップしても思い通りの採用ができないようです。。子どもたち(高校生や大学生の労働観)、外国人労働者(中国・韓国人よりもベトナム人、ミャンマー人、タイ人が増加)の多国化により、一緒に働く日本人のパートさんたちは、何かとご苦労が多いと聞きました。本書にあるような、「また新しい人探さないとなー。募集かけるか」という会話が日常化しているのでしょうね。主人公が、それを「また一つ、店の細胞が入れ替わっていく」と表現しているのは、コンビニを「生き物」として位置づけているからですね。(つづく)
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