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村田沙耶香著『コンビニ人間』を読む(その10/完)

2016年09月26日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
【475ページ】
コンビニを辞めてから、私は朝何時に起きればいいのかわからなくなり、眠くなったら眠り、起きたらご飯を食べる生活だった。白浜さんに命じられるままに履歴書を書く作業をする他には、何もしていなかった。
何を基準に自分の身体を動かしていいのかわからなくなっていた。今までは、働いていない時間も、私の身体はコンビニのものだった。健康的に働くために眠り、体調を整え、栄養を摂る。それも私の仕事のうちだった。

[ken] 主人公は再びコンビニで働くことになる、という場面で本書はエンディングとなります。長い人生、まだまだ自分に適した職場で働き続けられるならば、私は誰に何と言われようと主人公の選択に賛成です。かくいう自分は、あと4年半も過ぎれば完全リタイアを迎えますので、その後になって、どうしたものかなぁ~っと考えても遅いわけですから、「やりたいこと」や「やり残したこと」「すべきこと」を絞り込んでいきたいと思っています。(終わり)
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バルミューダの寺尾玄社長(カンブリア宮殿から)

2016年09月26日 | O60→70(オーバー70歳)
▼「なぜ?を考えよう」「工夫を考える時は、CGよりスケッチがいい」「親が相当エネルギュ」
▼茨城で陶芸家をしてる父の「常識を疑え、人と違うことをやれ』という言葉。進路指導の先生に「君には何でも可能性がある」と言われ、さっさと高校を中退したら、父に「とにかく外国へ行け」と言われ、17歳でヨーロッパを1年間放浪し、ミュージシャンを目指したがダメで、ふと立ち寄った町工場の社長が機械と工具を貸してくれ、いろいろと技術を教えてもらったバルミューダの寺尾玄社長。
▼そして、あの「いつまでもあたり続けられる」扇風機、BBQ中に雨が降ってきて、その時のパンがうまかったので開発した25.000円もするトースターで大ヒットした。
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