前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

160億円もの新幹線福井駅先行開業問題で申し入れ。新婦人のみなさんと懇談会

2015年08月28日 | 福井県政
  昨日は、北陸新幹線福井延伸と在来線を考える会が、福井県庁に新幹線福井駅先行開業問題での公開質問の回答をもとめました。
 県は先行開業について、「先行開業をやるかどうか決まっていない」「財源の話はいっさいでていない」などと回答。
えちぜん鉄道の福井駅乗り入れができなくなる事態については、「利便性が低下し、経営にも大打撃だ。極力回避をもとめている」と答えました。





 午後は、新日本婦人の会の懇談会が開かれ、西村・鈴木市議とともに参加。県政・市政を報告しました。女性のみなさんからはマイナンバー制度への疑問、学校給食の民間委託の問題、地域交通の充実、中央公園の整備、競輪場の跡地利用などさまざまな実態と要望が寄せられました。9月議会でもとりくんでいきたいと思います。
 共産党議員団は都合がつく限り、懇談活動に参加しています。お気軽にお声かけください。


歩行者が危ない!と相談を受けていた日華化学そばの歩道。
福井土木事務所からコンビニ事業者に指導していただき、ようやく改修工事がすすんでいます。
  ひきつづき地域の安全のために頑張ります。





■NHK・・・・・県“むだとは断言できない”

  平成34年度に開業する北陸新幹線の金沢・敦賀間のうち福井までを2年早く開業できないかが検討されていることについて、市民グループが、県に対し「2年間で不要になる設備の設置は税金のむだ遣いだ」と質問したのに対し、県は「設備はその後も活用が検討されているので、今の段階でむだとは断言できない」という考えを示しました。
平成34年度に開業する北陸新幹線の金沢・敦賀間のうち、金沢と福井の間を2年先行して開業できないかについては与党の検討委員会が今月中をめどに結論をまとめる方針です。
27日は先行開業の中止を求めている市民グループのメンバー4人が県庁を訪れ質問しました。
  この中では福井先行開業によって福井駅で折り返すための留置線などの設備に130億円を投入するのは税金のむだであり、先行開業によって県民の利便性がどのように高まるのかなどと県の考えを質しました。
これに対し県新幹線建設推進課の稲葉明人参事は留置線の設置について「与党の検討委員会で留置線は敦賀まで延伸したあとも緊急時の折り返しに活用できるという案も出ているので、今の段階でむだとは断言できない」と答えました。
そのうえで利便性について「福井から東京方面に乗り換えなしで今よりも30分ほど短い時間行ける」と説明しました。
質問を行った「北陸新幹線福井延伸と在来線を考える会」の橋川洋事務局長は「先行開業にかかる費用は福祉や教育にあてるべきで、県の主体性が見えない。今後も引き続き先行開業の中止を求めていく」と話しています。

08月27日 18時52分