前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

戦争法案反対へ多彩な取り組み。弁護士9条の会企画も。福井県の屋外広告物規制、を考える

2015年08月04日 | 福井県政
戦争法案反対へ、福井県内各地でも多彩なアクションがつづいています。23日には午後2時から福井市西公園で県民集会が開催されます。
弁護士のみなさんでつくる弁護士9条の会の企画チラシです。

 「平和を語り継ぐ夕べ」  8月11日 午後6時半  国際交流会館 第三会議室。興味がある方はのぞかれたらいかかでしょうか。


 この11日は、原発再稼働反対市民行進もおこなわれます。午後1時半  フジタホテル側の中央公園出口付近集合です。
ちゅうど川内原発再稼働が予定されている前後に。連帯して再稼働反対の声をあげましょう。






 昨日3日付の読売新聞に、「取材ファイル  屋外広告物規制強化案」の記事。
私も業界団体からの陳情については採択をもとめて討論をおこないました。中小業者の多い業界、県民への広告アピール、美観景観、ていねいな議論が必要であり、強権的にものごとを決めて、表現の自由の抑圧になるような規制はおこなうべきではないでしょう。




■6月議会での私の討論

 陳情第4号 福井県屋外広告物条例の規制見直し案に関する陳情は県が改定をめざす内容について、「主要な信号交差点周辺の看板を、6年以内に撤去するよう求める内容の慎重審議を」「看板撤去費用について、所有者の負担軽減を求める」内容であり採択すべきであります。
 そもそも看板業者は中小零細がほとんどであり、なんの配慮もなくこのような条例を制定すれば、業者の倒産や廃業に直結しかねず地域経済にも打撃です。
 そもそも信号機周辺の看板と交通事故の因果関係は立証されていません。仮に、看板に気をとられて事故を起こした運転手がいれば、その不注意をあらためるようにすることが本筋で、看板に罪をなすりつけるのはいわば「冤罪」であります。
 また撤去を強制すれば、福井県全体で数十億円の費用がかかる、との試算もあります。当然、この費用負担について福井県も一定の責任を負わなくてはなりません。当然、撤去にともない発生する償却損への補償問題もでてきます。
 民主主義の国にあって、独裁国家のような表現の自由への露骨な介入規制はおこなうべきではありません。
 もっと県民や事業者にたいしてていねいな行政をつよく求めるものです。