前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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新幹線優先で、どうなる並行在来線

2016年06月15日 | 福井県政
 私や、新幹線福井延伸と在来線を考える会が長年、問題提起してきた新幹線にともない北陸本線がJRから経営分離され、地方自治体の責任になる問題。
ようやく、昨年秋におこなった県の北陸本線利用状況調査結果がでたようです。

 乗車率が低い列車もありますが、これまではJR西日本の経営のなかで運行されてきました。しかし、福井県内だけで採算を考えていかないといけないとなると、運転値上げ、税金投入などが必至です。
 新幹線建設で巨額の税金負担をして、通勤通学の足まで値上げ。重い課題がつきつけられますね。

 
■NHK・・・・並行在来線検討へ 利用客調査

  北陸新幹線の敦賀開業に伴って、JRから経営分離される並行在来線のあり方を検討するため、県が利用客の調査を行った結果、1日に約1万8000人が普通列車を利用していることなどがわかりました。県は今後、需要予測の調査などを行って具体的な運行方針をまとめることにしています。
北陸新幹線は平成34年度の敦賀開業に伴って県内では北陸線の石川県との県境から敦賀までの区間の経営がJR西日本から分離され、県や自治体が出資する「第三セクター」に移されます。
このため、県は、去年11月、この区間を走る特急列車を含む全ての列車の利用者を対象に、調査を行い、県議会の常任委員会で結果を報告しました。
それによりますと、全ての列車の利用者のうち、普通列車を利用しているのは約4割にあたる約1万8000人で、県内の区間を利用する約1万3000人のうち8割以上が、定期券を使って通勤・通学のために利用しているということです。
また、普通列車の乗車率は、朝のラッシュ時には、100%を超える列車もある一方で、武生ー福井間の乗車率は、33%ほどにとどまっていることが分かりました。
県はこの結果をもとに、6月末、沿線の市町などと調査結果について話し合うほか、今年度中に需要予測の調査を行った上で、平成31年度までに列車の運行の本数や、車両の編成など具体的な運行方針をまとめることにしています。

06月14日 19時22分