前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井市三秀プール、塩素の廃棄処理中に大きな爆発。あらためてプール存続を考える

2016年09月02日 | 福井県政
  昨日の夕方、私の地元の福井市のプールで塩素の廃棄処理中に大きな爆発がおこり騒然となった。
 今日の報道では、禁止されている混合処理を大量におこなったことによるもの、とのこと。
 なぜこのような乱暴な廃棄作業をしたのか?また、作業してた市役所職員に被害がないのか、心配になる。

 それにしても、中心部にあるプールには存続要望も根強い。福井市はプールを解体し、新たな箱ものをつくることを考えているという。
 福井市中心部にこそ、子供も、高齢者も楽しめるプールがあってもいいのではないか、と思う。
 三秀プールで遊んだ、かつての大人もそう願っているのではないか。

 
■NHK・・・・100キロ以上の塩素を混合か

  福井市の閉鎖された市民プールで1日、塩素の処分中に爆発音がして、周囲に、一時、塩素臭が立ちこめた問題で、市が調べた結果、職員らが混ぜることが禁止された3種類の塩素100キロ以上をまとめて水に入れたことが原因とみられることが分かりました。
1日夕方、福井市照手の現在は閉鎖されている市営三秀プールで、倉庫に保管してあった期限切れの塩素の処分中に複数回の爆発音がし、周囲には、一時、塩素の臭いが立ちこめ、消防や警察が出動する騒ぎになりました。
2日は市の職員や専門業者など、約10人が出て塩素ガスの発生を抑えるためにアルカリ性の液体で中和させたり、プールに残っていた塩素を取り除いたりする作業を行いました。
市が当時の状況を調べた結果、職員らがプール内に残っていた水に固形の塩素を入れて処分しようとした際、成分の異なる3種類の塩素を同時に入れたことが原因とみられることがわかりました。
塩素の袋には混合禁止などの注意書きがありましたが、市によりますと、職員が危険性を認識せずに100キロ以上をまとめて水に入れたということです。
福井市は「周辺の住民に迷惑をかけて申し訳ないと思う。今後は引き続き聞き取りを行うなどして詳しい原因の究明と再発防止に努めたい」としています。

09月02日 19時34分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055334861.html?t=1472824581880

天保飢饉、福井市明里の飢饉塚。老朽化、高浜原発1,2号機再稼働へすすんでいいのか

2016年09月02日 | 福井県政
昨日は、地域訪問活動、議会での理事者説明、雑誌の依頼原稿書きなどでした。
原稿を以前に依頼されていましたが、あれこれあれこれでなかなかすすまず、督促のメールをいただいて思い切って時間をとって昨夜、送りました。無事掲載されたらお知らせします。


 地域てくてく訪問活動・・・・・・
 江戸時代の天保飢饉で福井藩では人口の3分の1、6万人が餓死・病死した記録の飢饉塚が地元にあります。石碑は1843年に建てられ、石仏もまつられています。
 世話役の方からお話も聞きましたが、地元の有志でやっている維持管理が大変とのこと。このような歴史史跡の維持管理を地元有志だけにまかせておくのは一考しなくてはならないのではないでしょうか。









 

 老朽化原発  高浜1,2号の再稼働に向けた県の原子力安全専門委員会の審査。

 私は6月県議会でも指摘しましたが、老朽化原発の60年運転については、従来のスケジュールタイプでの判断、つまり関電の対応工事の進展、時々の規制委員会の点検審査、県の専門委員会の審議・・・という流れではだめだと思いますね。

 関電が2160億円の巨費と3年の歳月をかけて完成し、国や規制委員会も認めたものを、NOと言えるか、ということです。
出口判断ではなく、老朽化原発判断は入り口判断が必要ではないでしょうか。

 いまこそ、福井県は福井県民にその是非を問うべきではないでしょうか。原発の60年運転の内容と課題などをしめして。
 


■NHK・・・・高浜1・2号機地震対策で議論

  原発の安全性を独自に審査している県の専門委員会が開かれ、運転期間の延長が認められた高浜原子力発電所1号機と2号機の地震対策などについて議論が交わされました。
関西電力が40年を超えて運転の延長を目指す高浜原発1・2号機について、原子力規制委員会は運転を20年延長するのに必要な手続きをことし6月までにすべて認めました。
これ受けて、8月31日開かれた県の原子力安全専門委員会では原子力規制庁や関西電力の担当者が審査の内容や新たに必要となった設備などを説明しました。
出席した委員からは「熊本地震のように大きな地震が相次ぐ場合を考慮しているのか」とか、「新しい設備の追加に伴う安全性の影響をどのように確認するのか」などの意見が出され、関西電力の担当者は「さまざまな地震の揺れに十分な余裕を持って評価を行っていて、定期検査などで確認を徹底していく」などと答えていました。
このほか、規制委員会の元委員が大飯原発を例にして、地震の想定に過小評価のおそれがあると指摘していることを踏まえ、規制庁の審査に問題点があると指摘する意見も上がっていました。
中川英之委員長は「熊本地震などで新しい知見が出てくれば考慮したい」とした上で、「安全性に関するものはすべてを確認したい」と述べ、古い原発特有の設備の安全性などを現地で慎重に確認していく考えを示しました。

09月01日 09時21分