前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

北陸新幹線 来年3月16日、金沢―敦賀間開業。同日、北陸本線は経営分離され、県内区間はハピラインふくい、となります。光と陰をみての判断と対応がますます大事になりますね。

2023年08月31日 | 福井県政

 北陸新幹線 来年3月16日、金沢―敦賀間開業。同日、北陸本線は経営分離され、県内区間はハピラインふくい、となります。光と陰をみての判断と対応がますます大事になりますね。

 私は県議会で唯一人、現行の新幹線建設スキームは地方への巨額の建設費負担の問題、並行在来線の地方負担の問題があり反対してきました。今は私のように反対する県議はいないのではないでしょうか。オール与党で新幹線推進です。

 さて、今後のポイントは

●さらなる財政無駄遣いとなりかねない敦賀以西建設はいったん凍結すること。敦賀開業まででも福井県の財政負担は北信越エリアでも最大です。

●新幹線敦賀開業の効果を県民のために最大限発揮できる政策の具体化。敦賀までこない金沢止まりの列車も多い問題もあります。

●現在のサンダーバード、しらさぎ号の利便性がなくなることをカバーする取り組み。関西中京圏との関係でも。私は県議会で、乗客を乗せたまま車両の相互乗り入れも何本かおこなうべき、と提案。

●新幹線料金ふくめ、現在の東京、関西、中京アクセスの国民負担料金は現在よりアップする見返りをどうつくるか。

●北陸本線を引き継ぐ第三セクターハピラインふくい、の利便性向上。運賃値上げ計画の問題。私も県議会で提案して値上げ幅は高校生、学生は一般より抑えられたが、異常な物価高騰を配慮したさらなる負担軽減策が必要。

 などが考えられます。

 「100年に一度」と強調されていますが、建設費負担や現在の北陸本線運行に福井県などが責任をもつことになる負担も「歴史的」なものです。

県民福井より

 

 

 

 

■NHK福井

北陸新幹線県内開業来年3月16日福井ー東京最短2時間51分

北陸新幹線の金沢・敦賀間について、JR西日本と東日本は、来年3月16日に開業すると発表しました。

福井・東京間の所要時間は、最短で2時間51分と、これまでより30分あまり短縮されることになります。

JR西日本と東日本は、30日、福井市で記者会見を開き、整備の最終段階に入った北陸新幹線、金沢・敦賀間の運行計画の概要を発表しました。
それによりますと、開業日は来年3月16日の土曜日で、東京駅と福井県の敦賀駅の間を、停車駅が少ない「かがやき」が1日9往復、停車駅が多い「はくたか」が5往復するということです。
福井駅と東京駅の間は最短2時間51分で結ばれ、特急と新幹線を乗り継ぐ現在のルートよりも30分あまり短縮されるということです。
北陸新幹線の金沢・敦賀間をめぐっては、当初、ことし春の開業を予定していましたが、建設工事の遅れなどから、計画よりも1年遅れての運行開始となります。
JR西日本の長谷川一明社長は、会見で、「北陸新幹線の延伸で、文化・経済の交流がより加速していく。地域の輝きがさらに増すように、開業の準備に取り組みたい」と述べました。
その上で、具体的なダイヤや運賃については、年内の確定を目指し、調整を進める方針を示しました。
また、開業に向けて鉄道・運輸機構は、9月23日から、新幹線の車両などを使った試験走行を始めることにしています。

 

■読売テレビ

北陸新幹線 金沢ー敦賀間が来年3月に開業 新大阪までの全線開業のめどたたず、関西経済には痛手か

配信