前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

26日は戦争法廃止福井県民集会へ! 布施祐仁「経済的徴兵制」(集英社新書)を読む

2015年11月25日 | Weblog
昨日は、山田かずお参院候補、金元書記長、渡辺北越地区常任との街頭宣伝。戦争法廃止の政府を、原発再稼働反対などを訴えました。
いよいよ明日、26日は戦争法廃止そうがかり県民集会が開催されます。
  26日午後6時半から 福井県教育センターです。戦争法廃止の政権を!野党は共闘! 世論と運動をおおきく広げるためにぜひご参加ください。





 昨日の毎日新聞には不破哲三さんのインタビューが掲載。

自民党が一番怖いのは野党共闘!




 戦争法に関して、自衛隊の隊員確保が最重要課題となっています。自衛隊の準機関紙をみても、「隊員募集は自衛隊存続のための根幹。厳しい状況だが、総力をあげ結果をだそう」などと檄をとばしています。



 平和新聞の編集長の布施氏は最近の著書「経済的徴兵制」(集英社新書)のなかで、自衛隊の勧誘テクニックを取材して書いています。
このなかで、アメリカと同じように経済的困窮から自衛隊入隊がすすめられている実態も明らかにするとともに、自衛隊の人的不足の実態から戦争法となれば、そもそもいまの陣容では足りないし、大災害対応もふくめて「防衛崩壊」が起こりかねない、と指摘しています。
 ご一読をおすすめします。






TPPの問題点と専業農家の苦悩、ジレンマ浮き彫りに。TPP反対の声をひろげよう

2015年11月24日 | Weblog
昨日は、食糧と健康を守る運動福井県連絡会のTPP問題学習会と総会に参加しました。
あわら市の専業農家の吉村嘉貴さんが講師をつとめました。
 吉村さんは、「TPPでは農家は20%も残らないといわれている。検疫体制も48時間で通るようになれば、国民の国に入ってしまい、被害がでてからしかわからない、ということになる」と問題点を指摘しました。10キロ1800円なんかで売っているコメもあるが、生産者はこんな値段ではつくれない、5~6年前の超古米が売られたりしている。外食産業のライスなどにもそういうのが入っているところがある、と指摘しました。
 また、国は「事務処理は労働時間にカウントするな」というが、販売先の開拓や発送などは大変な手間であり、きちんとみてもらうことが必要。また、若手の育成というが、10町などの規模でないともうからない現状では、新規の若手には難しく、こんな状況では成長産業にはならない。
 JA自身も、農家とともに今後の農業をどうしていくか、の話し合いに参加してもらうことが必要だし、国は大規模農家支援の方向だが福井県には6農家しかない現状がある、などと語りました。

 参加者からも、「高齢化時代で、20年、30年後の農業担い手の展望はどうなるのか」「大規模農家と家族営農との併存を考えていくことが必要では」「JA全中が国民とともに食糧を守っていく姿勢をしめすべき」などの声がだされました。

 食健連の総会では今後のTPP反対運動の取り組みが玉村正夫会長から提起され、私も、県議会で請願が不採択になった状況にも触れ、自民党政治では国会決議違反のTPPにすすんでしまう、それを許さない声を県民があげていくことが大事です、などと訴えました。
 がんばりましょう!




戦争法廃止かかげ、宣伝、訪問。26日は県民集会へ! 地元のゆきんこバザー

2015年11月23日 | Weblog
  昨日は終日後援会のみなさんとの、秋を感じながらの訪問活動、宣伝行動が続きました。福井駅東口では、山田かずお参院予定候補とともに宣伝しました。
戦争法廃止の訴えに、街頭でも、地域訪問でも署名がどんどん寄せられます。

 いよいよ26日には戦争法廃止めざす県民集会が開催されます。午後6時半から福井県教育センターです。
ぜひ、ご参加ください。









 地元の、ゆきんこ保育園のバザーは大盛況。お父さん、お母さんたちも、販売活動!
お昼前に会場をたずねましたが、おでんや赤飯など売り切れ状態でした。
 カレーをいただきましたが、鈴木市議の奥さんが担当でがんばってました。


 写真はバザー会場で奮闘するパパ




秋の一日、「琳派誕生400年」を堪能

2015年11月22日 | Weblog
  昨日は、会期期限が明日までとせまった「琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る」を鑑賞にいきました。
京都駅を降りるとものすごい人波、バスを考えていましたが、数百人の待ち行列。あきらめて、連れ合いとてくてく博物館までの30分ほどの道のりを歩きました。

  会場も、会期末ということですごい混雑でしたが、秋の一日、「俵屋宗達、尾形光琳・乾山、酒井抱一といった芸術家の一群」を堪能できました。
以前、ちかくの「ひなびた」寺で観た宗達が、輝く展示ケースのなかにあるのを見ましたが、うすぐらい寺のなかで鼻先でみた宗達の方が、あるべきところかな、とも感じたりしました。

 それにしても、これでもか、まだまだ、とつづく展示の豊富さには圧倒され、少し疲れました。

 博物館をでると、外では10月にお目見えしたという、ゆるキャラが。名刺をくばっているのにはいささかびっくり。








★以下、京都国立博物館HPより

  琳派とは、江戸時代に現れた装飾的な作風を特色とする、俵屋宗達、尾形光琳・乾山、酒井抱一といった芸術家の一群をゆるやかにつなぐ言葉です。その源は、京都洛北の鷹峯に住し、書をはじめ様々な芸術に関与した本阿弥光悦へと遡ります。本展は、光悦が徳川家康から鷹峯の地を拝領して400年となることを記念し、琳派誕生の地である京都において初めて開催される本格的な琳派展です。琳派の名作を一堂に集め、その都ぶりな美意識、日本的と評される特質をご堪能いただくとともに、琳派の系譜をご紹介します。


国宝 風神雷神図屏風 俵屋宗達筆 建仁寺 <展示期間:10/10~11/23>

風神雷神図屏風 酒井抱一筆 出光美術館 <展示期間:10/27~11/23>

全国各地の教育関係者のみなさんとともに、地元の光陽中学の授業を見学、感心しました

2015年11月21日 | 福井県政
昨日は、共産党の会議、福井教育フォーラムで地元の光陽中学での授業見学や意見交換、再稼働反対金曜アクションなどでした。

 光陽中学には全国各地から数十名の教育委員会関係者や教員、大学関係者が授業見学におとずれました。私は1年生の漢字の授業、いわゆる白川文字学の授業を見学しましたが、漢字の成り立ちを考えるというテーマでもグループ討論とその発表などを通じて生徒に思考させていく手法には感心しました。
また、たくさんの見学者がおしかけたにもかかわらず、生徒の集中力が低下しないことにも驚きました。校長先生のお話しでは「視察が多いので、慣れているのでしょう」とのことでしたが・・・・。
 このほか、家庭科の授業では栄養素をクイズ形式であてる授業、英語ではボールなどの小道具をつかって具体的に英語で話させる授業、インターネットの授業、フランスで起きたテロ事件を導入にしながらネット上での議論を考えさせる授業なども、それぞれ先生方の教材研究や語りの工夫の意気込みが感じられました。生徒たちの笑い声もふくめて生き生きした姿はすばらしい。
 
 最後の発表では、高知から派遣されている先生が福井の教育で驚いたこととして宿題やテストの多さをあげられていました。ここが福井の学力のポイントであるとともに、課題でもあると思います。現場の教員の過重労働によってささえられている面も多いのです。
 また校舎は老朽化もあり、雨漏りなどもある状況です。不要不急の公共事業ではなく、教育予算の増額で、教育環境の整備も必要だと感じました。 

 日程がすべて終わり、校長室で校長先生や県の担当企画幹とともに、文部科学省の伯井大臣官房審議官と懇談しました。


授業を熱心に見学する全国から参加の先生方




終了後の意見交換会




高知から派遣されている先生の驚き




再稼動反対金曜アクション


戦争法廃止めざし福井市内でパレード。県議会決算審査、12月議会前の理事者説明会、電力説明会。

2015年11月20日 | 福井県政
  「戦争法を廃止しよう!」戦争法強行採決から2カ月目の19日、福井市で県民パレード。
 日本共産党からは、福島県議選の支援から戻ったばかりの山田かずお参院予定候補、金元書記長、西村公子福井市議や私など、多数が参加しました。
  パレード前のミニ集会では山田かずお参院予定候補、9条の会事務局長の屋敷さんらが訴えました。
驚いたことに、車や街頭から手をふる方がけっこうおられました。戦争法強行から2か月、「戦争だけはいけないよ」「日本の国民へのテロを増やすような戦争反対」の声はたかまっています。
 そもそも憲法9条違反、立憲主義をふみにじった独裁政治を許すわけにはいきません。風邪気味でしたが、参加してがんばりました。




 昨日は午前中は、決算審査、午後は、12月議会の理事者説明会、電力事業者説明会などが夕方5時までつづきました。
さて、議会質問内容の準備をはじめなくてはなりませんね。がんばりましょう!
  ご意見、ご要望などはお気軽にお寄せください。 mmasao.sato@gmail.com まで



フリーゲージトレインは困難? 23日に福井市でTPP問題学習会計画

2015年11月19日 | Weblog
今日の県民福井。
いよいよフリーゲージトレインがあやしくなってきました。
このままでは、北陸と関西、中京の旅客移動に障害です。
料金が高くなり、敦賀で全員乗り換えを強制される新幹線なんて県民はのぞみません。
さしあたっては、現行特急のサンダーバード、しらさぎ、を存続させ、利用者最優先の立場で、国も県もJRも取り組むべきでしょう。






今日の赤旗には、町村長大会でTPPでは、農村漁村に深刻な打撃、との特別決議が採択された、との報道。
食糧と健康を守る運動福井県連絡会が23日、福井市内で学習会を開催します。関心のあるみなさんの参加を呼びかけています。








民主医療機関連合会、介護保険の集中減算の問題で県庁交渉

2015年11月19日 | 福井県政
  福井県民主医療機関連合会の佐々木事務局長らが介護保険の集中減算の問題で県庁の担当課との交渉にこられました。
これは、特定事業所に利用者が集中することを防ぐためのいわばペナルティのようなものですが、この対象が訪問看護もふくめ全サービスがあらたに対象とされ、集中割合も90%から80%に引き下げられました。
 これが「機械的に」実行されると、なかには4割近く収入が落ち込み経営できなくなる事業所がでてくることが懸念されています。
 県の長寿福祉課の熊谷課長からは、「県としても影響を調査した。90%以上集中の53事業所のうち6事業所が減算となるが、80%なら157事業所となり、減算は40事業所に増える。従来の基準では影響が大きすぎる」と述べました。
 そして、「利用者がここを使いたい、という希望があれば、質が高い、と判断する。利用者の意向を尊重したい。ただし、この集中減算は不当な囲い込みを防止するためのものであり、本人の意向を無視したものはだめだ。対象からはずれる事例あれば市町の介護保険担当課で対応する」と答えました。
 また、事業所の間で不安がひろがり、利用を拒否する事例もおこっていることなどから、県としてもきちんと文書で徹底することを約束しました。



 
 

全国都道府県議員の研究交流大会

2015年11月18日 | 福井県政
昨日は東京の都市センターホテルで全国都道府県議員の研究交流大会が開催され、全国から500名近い議員が集まりました。
 基調講演は、成蹊大学大学院の小早川光郎先生。地方分権改革の流れ等の解説もありましたが、話としては目新しい内容はありませんでした。福井県議会から参加した同僚議員からも不満の声が聞かれました。
 分科会は、私は、「行政チェック機能の強化」分科会に参加。明治大学政治経済学部の牛山久仁彦教授のお話、三重県議会の理事者との予算案の段階からの政策サイクルの取り組みと富山県議会の分科会方式での決算審査見直し事例報告がありました。
 福井でもがんばりましょう。








街頭からパリでのテロを糾弾。戦争法廃止で戦争もテロもない日本の継続こそ

2015年11月17日 | Weblog

 昨日は街頭宣伝で、原発再稼働の問題点や、パリの無差別テロを糾弾し、戦争でテロはなくせないことなどを訴えました。戦争法廃止の国民連合政府を世論と運動で盛り上げて、実現をめざしましょう、などと訴えました。



◆赤旗・・・・主張 パリ無差別テロ  卑劣な犯罪を厳しく糾弾する

 週末金曜日夜の人出でにぎわうフランスのパリ市内で無差別テロが発生、コンサートが開かれていた中心部の劇場とその周辺や、サッカーの試合が行われていた北部の競技場付近などで100人を超す多数の死者が出ました。罪のない市民を無差別で殺害した大量テロを厳しく糾弾し、犠牲者の家族や関係者に心からの哀悼を表します。一般市民の生命を奪う無差別テロは、国際社会にとっての重大問題であり、いかなる口実や背景があろうとも許されません。


罪のない市民襲った蛮行

 今回の多発テロは少なくともパリ市内の6カ所で発生したといわれます。中心部のバタクラン劇場では銃撃しながら突入した犯人が多数を殺害した後、数十人を人質にとって立てこもり、警察隊が突入して犯人を殺害、人質を解放しました。犠牲者は100人以上に上るといわれます。劇場近くのレストランなどでも襲撃があったと伝えられています。

 市北部の競技場ではドイツ代表とフランス代表のサッカーの親善試合が行われていたさなかに複数の爆発があったといわれ、自爆テロだった可能性もあります。試合を観戦していたオランド・フランス大統領も避難しました。

 週末の夜の劇場や競技場に集っていた人たちが突然襲撃され、殺害される、なんのいわれもありません。罪のない人々を襲撃し殺害するのは、許すことができない蛮行です。国連の潘基文(パン ギムン)事務総長も直ちに、「卑劣な攻撃」と非難しました。オバマ・アメリカ大統領も「人類全体とわれわれが共有する普遍的価値への攻撃だ」と批判しました。事件を徹底的に追及し、テロリストを追いつめるとともに、無法なテロを世界から根絶するよう、法と正義にもとづき国際社会が力を尽くすことが急務です。

 フランスでは今年1月にも、パリ市内の週刊紙シャルリエブドの編集部が襲撃され、12人が死亡する事件がありました。同紙が掲載したイスラム教預言者の風刺画に反発したものですが、表現が気にくわないといって暴力で対抗するのは言論・表現の自由に対する卑劣なテロ行為です。どんな口実であれ、テロは許されません。

 容疑者の1人がアラビア語で「神は偉大だ」と叫んだという証言もあり、フランスがアメリカなどと行っているシリアでの武装勢力への空爆との関係を指摘する声もあります。オランド大統領は過激組織ISによる犯行との見方を示しました。しかしフランスの軍事行動を批判することで、無差別テロは正当化できません。たとえ空爆への批判が動機でもコンサートやサッカー観戦に集った人々に罪はありません。無差別テロを認めることはできません。


国際社会が一致して対応を

 2001年のアメリカ同時テロのあと、テロリストをかくまったとしてアメリカがアフガニスタンを攻撃したり、大量破壊兵器の疑惑をでっちあげてイラクに侵略、政権を崩壊させたりして以降、世界では戦争とテロの悪循環が続いています。しかし、戦争でテロがなくせなかったのは明らかであり、テロと戦争の悪循環をやめることこそ国際社会の急務です。

 「有志連合」による対応に傾斜するのではなく、国際社会が一致してテロ根絶に力を合わすことこそが重要です。

戦争法廃止署名で地域訪問。福島県議選勝利。かつての「もんじゅ」裁判

2015年11月16日 | Weblog
昨日は、後援会の方との地域訪問活動で戦争法廃止の署名を集めながら対話しました。ほんとに、法律は成立したが、「通ってしまったんだししょうがない」などの声はほとんど聞きません。
「戦争する国にはなってほしくない」と署名がすすみます。
 フランス・パリでの大量テロは断じて許すことができません。こういう犯罪を許さない国際的な包囲網をつくるとともに、ISなどを生み出したのがアメリカなどによるイラク戦争であることをみれば、戦争する国になることはテロの拡大につながりかねません。

  午後は秋まわり、夜は町内の忘年会でいろんなみなさんとお話しすることができました。

  忘年会がおわり、さっそくネットで福島県議選の結果をチェック。
応援に行った福島県議選。いわき市の2人が当選。
急な候補者交代にもかかわらず、みごとに吉田えいさく候補も勝利しました。おめでとうございます!
 全体では現有5議席を守り抜きました。




  先日、マスコミの方からもんじゅ裁判の元原告の方を知りませんか、とたずねられました。
あらためて、先人のたたかいを思います。
 磯辺さん、小木曽さんや、上野元敦賀市議、山口元美浜町議、北川元美浜町議らすでに亡くなられた方も多い。





戦争法反対宣伝行動。あいの風とやま鉄道の市井正之社長を講師に講演会

2015年11月15日 | 福井県政
  昨日は戦争法廃止の宣伝署名行動、福井県主催の「北陸新幹線開業と並行在来線」についての講演会、共産党の会議などでした。

  戦争法廃止をめざす2000万人署名は福井駅前商店街で、南委員長や金元書記長らとともにハンドマイクで宣伝しながら、署名集め。
 強風のなかでしたが、「戦争は、絶対いや」という若者や、「共産党頑張ってね」と声をかけてくれる男性も。「応援してますよ」と娘さんとともに署名するお母さんも。
 法律が通っても県民は納得していません。世論と運動をさらにひろげ、戦争法廃止の連合政権をつくり、憲法9条を守り抜きましょう。





 福井県が主催した「北陸新幹線開業と並行在来線」についての学習会は繊協ビルで開催されました。講師は、あいの風とやま鉄道の市井正之社長。
市井氏は「資本金40億円は県が63%、市町村が27%だしているが路線が走っていないところも出資している。社員数は419名だが、現在は新潟・石川の指令も担当しており、2年後にそれがなくなれば60名程度減る。7割の280名がJRからの出向。10年後には全員プロパー社員にする」と紹介しました。

 輸送密度は、10年後には20%減、30年後には50%減、という厳しいものだが、県民利用の拡大をはかる。8割が定期利用者。
車両運行は予備車両も使用してぎりぎりの運行。新幹線駅がない地域対応で快速を走らせており、乗車料金プラス座席指定料300円をとって、600名前後の利用だが赤字。
 貨物が42本。この線路使用料は30%の割合なので、旅客が増えるとその分が減収となる。

 運賃値上げは1.09倍程度に抑えている。経営安定基金を県が30億、市町村が30億、民間5億でつくり、運賃抑制、乗り継ぎ割引などをささえている。このような、公的支援策がないともちこたえられない!

 利用者増加にむけた新駅設置も計画しているが、自力で新駅はつくられず、補助金が必要!


 ・・・・・・私が県議会で指摘しているように、新幹線の建設費負担にくわえて、並行在来線の維持にも相当の税金投入が必要であることがリアルにわかりました。
 JR経営の時は、日常の経営に県や市町が補助するということはなかったわけですが新幹線とセットで地方に鉄道経営が押し付けられ、大変なことになる面があります。
北陸本線。さらに若狭ルートなら小浜線まで・・・・。

  福井県民のみなさん、今一度考え直すべきではないでしょうか。









  11月29日 日曜日、午後2時から福井県教育センターでこのような問題もふくめて、新幹線計画を考えるシンポを開催します。
お誘い合わせて、ぜひご参加ください。

農業委員大会でもTPPに懸念。高浜原発裁判、異議審終わる。

2015年11月14日 | 福井県政

 昨日は、農業委員大会や高浜原発裁判などの学習会と報告集会でした。
農業委員大会では、牧野会長もTPPの合意内容について危惧を表明されていました。「大変ですが、がんばりましょう」という話では終わりません。控室では自民党議員からも「保険といってもどうするんだ」などの声があがっていました。矛盾深まるTPP。妥協ではなく、決別が求められます。


 高浜3,4号機について再稼働を認めない仮処分にたいして関電が申し立てていた異議審が終わりました。
報告集会では、裁判長から「争点にたいして関電がきちんと反論していない点もふまえて判断したい」「何万ページの記録を読み込んでいる。非常に考え、悩んでいる」「決定期日は1週間前には知らせる」との発言があったことが紹介されました。
 河合弁護士は「日本から原発をなくすのは救国のたたかいだ。近畿の1500万人の水がめを守るたたかい。日本から全部原発をなくすまでたたかいをやめない」と述べました。
 マスコミから司法判断と知事の判断は別としている西川知事の態度について問われ、河合弁護士は「とんでもない考え方だ。これから動かすのは過失犯ではなく故意犯になる。再稼働を認めて、事故が起きたらどう責任をとるのか、明確にすべき」と批判しました。

 私も、関電や裁判所の争点や注目が、「事故は起こらない」点の強調か、「事故が起きても福島のような被害にはならない」点の強調か、をたずねました。
井戸弁護士は、「関電は安全余裕あるので福島のような事故は起こりえない、と主張している」と答えました。

 「事故は起こらない」の強調パレードは福島事故前と同じであり、新たな安全神話の拡大と言えるでしょう。








■NHK
高浜異議審 審理終了

 高浜原子力発電所の3号機と4号機について、福井地方裁判所が再稼働を認めない仮処分の決定を出したのに対し、関西電力が異議を申し立てた審理は、13日で終わりました。
高浜原発は決定が覆らなければ、再稼働できない状態が続いているため、決定を出した裁判官とは別の裁判官がどのような判断を示すのか注目されます。
高浜町にある高浜原発3・4号機の再稼働に反対する福井県などの住民9人が申し立てた仮処分について、福井地方裁判所がことし4月、再稼働を認めない決定を出したのに対し、関西電力は異議を申し立て、別の裁判官による審理が行われています。
13日、福井地方裁判所で4回目の審理が行われた結果、裁判所は「一定の結論を出す時期だ」として、13日で審理を終えました。
高浜原発3・4号機について関西電力は、それぞれ、ことし12月下旬と来年1月中旬の再稼働を目指していますが、仮処分の決定により再稼働ができない状態が続いています。
今後、決定を出した裁判官とは別の裁判官が、高浜原発の再稼働についてどう判断するのか注目されます。
また、高浜原発3・4号機の仮処分と同時に住民が申し立てていた大飯原子力発電所3号機と4号機を再稼働しないよう求める仮処分についても、13日で審理を終えました。
裁判所からは判断を示す時期について具体的には示されなかったということです。


住民側“全力尽くした”

13日で、関西電力が申し立てている高浜原発の異議の審理が終わったことについて、弁護団の河合弘之弁護士は「言い残したことも、立証しなかったこともない。やるべきことやったという心境だ。結論は予断を許さないが、何があっても原発をなくすまでは闘いはやめない」と述べました。
また、海渡雄一弁護士は「我々の主張は、ことし4月に仮処分の決定を出した樋口裁判長のときよりも深まっている。それに対して関西電力は反論できなかった」と述べ、裁判所が、関西電力の申し立てている異議を認めないとする判断を示すことに期待を寄せました。

希望舞台、焼け跡から。 開演前に、永平寺の丸子副監院がご挨拶。

2015年11月13日 | Weblog

希望舞台、焼け跡から。
開演前に、永平寺の丸子副監院がご挨拶。物語の主人公である藤本幸邦老師口伝の唄も披露されました。
多数の戦災孤児を生み出したかつての日本。
繰り返してはいけない、の思いが広がりました。








会場のフェニックスプラザの大ホールの方は、あゆのコンサートとかでロビーが若者でにぎわっていました。
小ホール入り口では、元気の家の吉田さんたちがコーヒーなどを販売中。
 きょうされんの運動でがんばっておられます。素通りはできません。
 連れ合いとともにコーヒーを注文。仲間たちのカレンダーも購入しました。

原発問題住民運動福井県連絡会が避難訓練、再稼働、もんじゅなどで県に申し入れ

2015年11月13日 | 福井県政
  昨日は原発問題住民運動福井県連絡会が、原発事故時の避難訓練の実効性、高浜原発プルサーマルの中止、原発もんじゅを廃炉に、などを福井県に要請しました。奥出、北原、多田の各代表委員、林事務局長ら9名が参加しました。
 県側は、坪川危機対策・防災課長、原子力安全対策課の久世参事、伊東参事が応対しました。「広域訓練には関連府県の協力が必要であり、国が広域計画を調整中」「プルサーマルは実績がある。県の専門委員会でもMOX燃料の健全性について確認する」「もんじゅは国全体で責任をもつべき」などと答えました。
 参加者からは「生活弱者の避難訓練など不十分」「県をまたいだ広域の訓練をやるべき」「若狭町などでも職員体制決まっていない。事故が起これば対応できない」「福島事故でもプルサーマルの燃料棒の事故解析はできていない」「知事はもんじゅをまた動かす立場なのか、おかしい」などの意見がだされました。 

 ひきつづきガンバリマス。応援お願いします。




 NHKでも報道されました。









■申し入れ文

原発30キロ圏内の自治体と住民参加での広域避難訓練と避難者受け入れ計画の実行を求めます
新たな規制も審査もない危険なプルサーマル発電は許されません
高速増殖炉「もんじゅ」は廃炉にするよう求めてください

はじめに
福井県は、10月16日に関西電力高浜原発3号機の事故を想定した原子力防災訓練を行いました。原発事故の際に可能なかぎり被害を少なくするために県が最大限有効な避難計画を作成することが不可欠です。しかし今回の訓練は県と市町の担当職員、自衛隊、消防のみの訓練で住民不在でした。
福島原発事故の最大の教訓は「原発事故はおきない」という安全神話から決別したことです。原発は、いったん事故を起こせば、被害は市町村、都道府県、国境を越えて広範囲に拡大します。原発から30キロ圏内の京都府、滋賀県の自治体、住民が参加する広域の住民避難訓練と避難者受け入れ計画の実行が求められています。
一方、関西電力が再稼動を推進している高浜原発3号機4号機は、3号機がプルサーマル運転を行った原発で4号機がプルサーマルを計画中の原発です。プルサーマル発電は、ウラン燃料で運転する原子炉で基本構造を変えないままウランにプルトニウムを混ぜた燃料(MOX燃料)を使うものです。燃料棒が破損しやすい冷却機能が悪化する核分裂の制御が難しくなり核暴走する危険が高まるなどの危険性が指摘されています。しかもプルサーマルに関する基準は福島原発事故以前の旧基準のままで新規制基準に含まれておらず新たな規制も審査も行われていないままです。
原子力規制委員会から廃炉を含めて施設の在り方を抜本的に見直し運営主体の変更勧告を受けた高速増殖炉「もんじゅ」は、廃炉以外にありません。
「原発問題住民運動福井県連絡会」では、住民のいのちと安全を最優先に守る観点から以下の項目を要請します。

[要請項目]
1、原発から30キロ圏内自治体と住民参加の避難訓練・避難者受け入れ訓練を行うことを求めます。
「住民不在」の原子力防災訓練では原発の過酷事故が発生時に住民のいのちと安全は守れません。原発から30キロ圏内の自治体と住民参加による、実効性のある訓練を実施していくことを求めます。
2、危険なブルサーマル発電の高浜原発・再稼動を認めないでください。
福島原発事故では、いまだに10万人もの住民が避難生活です。欠陥だらけの新規制基準に合格しても原発の危険性は変わりません。しかもプルサーマル運転は、いくつもの安全を脅かす問題が生じます。危険なプルサーマル発電の高浜原発の再稼働を認めないでください。
3、「もんじゅ」は廃炉にするように求めてください。
ナトリウム火災事故を起こし、すでに1兆円以上もの巨額の税金投入がされている「もんじゅ」は組織の看板のかけかえではなく、きっぱり廃炉を求めてください。

                                                        以上