昨日は、食糧と健康を守る運動福井県連絡会のTPP問題学習会と総会に参加しました。
あわら市の専業農家の吉村嘉貴さんが講師をつとめました。
吉村さんは、「TPPでは農家は20%も残らないといわれている。検疫体制も48時間で通るようになれば、国民の国に入ってしまい、被害がでてからしかわからない、ということになる」と問題点を指摘しました。10キロ1800円なんかで売っているコメもあるが、生産者はこんな値段ではつくれない、5~6年前の超古米が売られたりしている。外食産業のライスなどにもそういうのが入っているところがある、と指摘しました。
また、国は「事務処理は労働時間にカウントするな」というが、販売先の開拓や発送などは大変な手間であり、きちんとみてもらうことが必要。また、若手の育成というが、10町などの規模でないともうからない現状では、新規の若手には難しく、こんな状況では成長産業にはならない。
JA自身も、農家とともに今後の農業をどうしていくか、の話し合いに参加してもらうことが必要だし、国は大規模農家支援の方向だが福井県には6農家しかない現状がある、などと語りました。
参加者からも、「高齢化時代で、20年、30年後の農業担い手の展望はどうなるのか」「大規模農家と家族営農との併存を考えていくことが必要では」「JA全中が国民とともに食糧を守っていく姿勢をしめすべき」などの声がだされました。
食健連の総会では今後のTPP反対運動の取り組みが玉村正夫会長から提起され、私も、県議会で請願が不採択になった状況にも触れ、自民党政治では国会決議違反のTPPにすすんでしまう、それを許さない声を県民があげていくことが大事です、などと訴えました。
がんばりましょう!
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あわら市の専業農家の吉村嘉貴さんが講師をつとめました。
吉村さんは、「TPPでは農家は20%も残らないといわれている。検疫体制も48時間で通るようになれば、国民の国に入ってしまい、被害がでてからしかわからない、ということになる」と問題点を指摘しました。10キロ1800円なんかで売っているコメもあるが、生産者はこんな値段ではつくれない、5~6年前の超古米が売られたりしている。外食産業のライスなどにもそういうのが入っているところがある、と指摘しました。
また、国は「事務処理は労働時間にカウントするな」というが、販売先の開拓や発送などは大変な手間であり、きちんとみてもらうことが必要。また、若手の育成というが、10町などの規模でないともうからない現状では、新規の若手には難しく、こんな状況では成長産業にはならない。
JA自身も、農家とともに今後の農業をどうしていくか、の話し合いに参加してもらうことが必要だし、国は大規模農家支援の方向だが福井県には6農家しかない現状がある、などと語りました。
参加者からも、「高齢化時代で、20年、30年後の農業担い手の展望はどうなるのか」「大規模農家と家族営農との併存を考えていくことが必要では」「JA全中が国民とともに食糧を守っていく姿勢をしめすべき」などの声がだされました。
食健連の総会では今後のTPP反対運動の取り組みが玉村正夫会長から提起され、私も、県議会で請願が不採択になった状況にも触れ、自民党政治では国会決議違反のTPPにすすんでしまう、それを許さない声を県民があげていくことが大事です、などと訴えました。
がんばりましょう!
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