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前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

広域原子力防災訓練を検証。大島堅一教授講演会「電力自由化と原発」

2016年09月18日 | 福井県政
 昨日は先におこなわれた広域の原子力防災訓練について検証する会議が敦賀市で開かれ参加しました。
藤野衆議院議員、倉林参議院議員はじめ京都と福井の地方議員が参加しました。
 具体的な避難体制、ヨウ素剤の配布、要支援者避難など訓練に参加した議員や住民団体からこもごも問題点が指摘されました。
ますます再稼働なんて論外です!




  ひきつづき、敦賀市で福井県出身の大島堅一立命館大学教授による「電力自由化と原発」講演会が住民運動嶺南センターの主催で開かれ参加しました。また、嶺南センターの総会も開催され、私も運動を振り返りながらご挨拶しました。

大島教授は、電力自由化の課題として、「送電網の運用が公平・中立か」「料金を通じて公平・中立を保ち、競争がおこなわれるか」を指摘しました。つまり従来の電力事業者が有利になる仕掛けではだめだ、ということです。
 また、日本では原発などこれまでの発電を優先する「先着優先」があり、再生可能エネルギーに出力抑制が強いられるなどの問題があり、これが再生可能エネルギーの普及の妨げとなっている、と批判しました。
 再生可能エネルギーは、太陽光・風力・地熱など燃料費が不要であり発電施設を建設したら停めたらもったいないし、使えば料金引き下げにつながり経済的、だと強調。
 原子力を保護したうえでの電力自由化は、リスクやコストが国民にどんどん転嫁される、ときびしく批判しました。会場からは質問が相次ぎました。

 学習会・総会には、私が嶺南地区で活動していた時に、敦賀原発増設を問う直接請求運動を中心になって取り組まれた、坪田先生や河内元敦賀市議もお元気に参加されていました。





自民 茂木政調会長「 もんじゅ廃炉に」。やっと気が付きましたね。

2016年09月17日 | 福井県政

 世界最大のナトリウム火災事故から20数年。ようやく政治の中心で、もんじゅ廃炉が議論されることになった。

20日の県議会質問でも、知事の見解をしっかりただしていきたい。11時40分からです。応援よろしくお願いします。福井県議会インターネットで生中継・録画中継されます。


■NHK・・・・自民 茂木政調会長 もんじゅ廃炉にすべき

                9月16日 17時52分

 自民党の茂木政務調査会長は、NHKなどのインタビューで、高速増殖炉「もんじゅ」について、「建設費と維持費を合わせると累計で1兆円を超えており、廃炉以外の選択は想定できない」と述べ、廃炉にすべきだという考えを示しました。

この中で茂木政務調査会長は、安全管理上の問題が相次いだ高速増殖炉「もんじゅ」について、「運転停止が6年間続き、この22年間で運転した期間はわずか250日にとどまっている。建設費と維持費を合わせた総額は累計で1兆円を超え、新たな運営主体も決まらない状況だ」と指摘しました。
そのうえで茂木氏は、記者団が「廃炉以外の選択肢はあるか」と質問したのに対し、「想定できない。廃炉以外の選択肢はないとは言わないが、私の想像力を超えている」と述べ、廃炉にすべきだという考えを示しました。

一方、茂木氏は、安倍総理大臣の党総裁としての任期の延長をめぐる党内議論について、今月20日から始めることを明らかにしたうえで、「安倍総理大臣に限らず、あくまで一般論、制度論の議論として扱っていく」と述べました。そして、茂木氏は「『なぜこの時期に議論するのか』という意見もあるが、任期が十分残っている平時にこそ、冷静な議論が進められる」と述べました。

さようなら杉原厚子先生。再稼働反対金曜行動。本日、大島堅一教授講演会

2016年09月17日 | Weblog
敦賀市で長年にわたり反原発運動や環境問題に取り組んでこられた杉原厚子先生が亡くなられた。享年92歳。
共産党に対しても歯に衣着せぬ注文、批判を寄せていただいたし、私の選挙でも「あんたにはどうしても当選してもらわんとあかん」とご支援いただきました。夜中でも、「佐藤さん、原発はどうなる。もんじゅはあかん。県議会の中はどうや」などと繰り返しの電話攻勢が今となっては懐かしい。寝ても覚めても原発問題を考えておられた印象です。

私の母の実家に新任教師の時に下宿していた、と知りました。もう70年も前のことだろう。伯父伯母は「あっちゃん、あっちゃん」と呼んでいた。ある意味、私を通じての再会に不思議な縁も感じました。

 お顔はおきれいでやすらかな大往生でした。庭には、時々いただいたミカンが成っていました。
 よく食事のあり方も説いていただきましたが、まったく守らず、敦賀ラーメンの大盛りで先生を偲びました。
長い間、お疲れ様でした。安らかにおやすみください。







 夜は再稼働反対金曜行動。もんじゅ廃炉や、老朽化原発再稼働のための工事入りにたいする批判の声が広がりました。

 本日は、福井県出身で立命館大学教授の大島堅一氏をまねいて「電力自由化と原発」をテーマに学習会が開催されます。
 9月17日午後2時から 敦賀市男女共同参画センターホール。主催は、原発住民運動福井・嶺南センターです。
ぜひ、お誘い合わせてご参加ください。





10月16日藤野衆議院議員講演学習会、11月3日半田滋・東京新聞論説委員講演会

2016年09月16日 | Weblog
  昨日は、議会質問原稿書きに一部集中しました。私の質問日は連休明けの20日。連休となるので、県職員をきちんと休ませるために早めに質問内容を、と言われれば、がんばるしかありませんね。
 当然、いい答弁を期待しますよ。

 昨日は、原発問題住民運動連絡会の幹事会。最近の、もんじゅや老朽化原発をめぐる情勢について意見交換。
年次総会と記念講演会を10月16日日曜日午後2時から、福井県社会福祉センターで開催します。
日本共産党の藤野やすふみ衆議院議員が国会論戦の内容など講演します。ぜひ、ご予定ください。


 また、憲法改悪反対共同センターの会議もあり、年次総会や当面の19日午後3時から福井市中央公園で開催される戦争法廃止、強行採決から1年・抗議の行動への参加をつよめよう、と話し合いました。
 稲田防衛大臣の地元から、戦争法発動するな、自衛隊員を殺すな、殺させるな!のアピールを大きくひろげていきましょう。集会のあと、パレード、スタンディングがあります。

 また、11月3日には東京新聞編集委員の半田滋氏を招いて総がかりアクション主催の講演会が開催されます。
11月3日午後2時から 福井駅東口アオッサ8階ホールです。防衛省・自衛隊取材のエキスパートで戦争法の問題をずばり語ります。




 しかし、住民の避難体制に問題あり、と認めながら原発停止をしない安倍政権、電力会社・・・・・国民の命と財産は二の次なのでしょうか。
いま、大地震などで事故を起こせば、福島の二の舞ですよ。

■赤旗・・・・主張   川内原発停止問題  住民の安全に勝るものはない

 7月の鹿児島県知事選で前知事に大差をつけて当選した三反園訓知事が、九州電力に川内原発(同県薩摩川内市)の運転停止を2回にわたって求めたのに対し、九電は定期点検が近いことなどを理由に応じないと回答、運転を続けています。相次いだ地震などへの住民の不安を背景に、選挙で当選した知事が繰り返し申し入れたのに応じない、九電の姿勢は重大です。定期点検で止まるからなどというのは、停止を拒否する理由にはなりません。原発再稼働を推進する安倍晋三政権の姿勢も問われます。


度重なる要求に応えぬ

 三反園知事が川内原発の停止を申し入れたのは、今年4月以来、鹿児島県に隣接する熊本県や大分県など九州地方で地震が続発し、震源の一つとなった断層帯の延長線上に川内原発があることからも、住民の間で不安が高まったからです。三反園氏は知事選でも川内原発の停止を訴え、住民などの反対を押し切って再稼働を容認した前知事を大差で破りました。

 三反園知事は就任後、川内原発で事故が起きた場合の避難体制などについても調査するとともに、8月下旬、住民の不安の声に応えるには原発の運転を停止して再点検・再検証するしかないと、九電に運転停止を申し入れました。ところが九電は9月になって運転停止には応じないと回答したため、三反園知事は先週改めて運転の停止を申し入れ、これに対しても九電は再申し入れの翌々日に運転停止には応じないと回答したのです。住民の不安と選挙で選ばれた知事の意向を、文字通り軽んじたものというほかありません。

 九電は川内原発の運転停止を受け入れない理由として、原子力規制委員会が九州地方の地震の後も、川内原発の安全性に問題はないとしていることを挙げます。しかし、原発は未完成の技術で、地震などの影響も完全に予測することはできず、原子力規制委や政府がどんなに「合格」といっても事故が起きない保証にはなりません。川内原発が立地する九州には地震を起こす活断層や大きな火山があり、予想がつかない大地震や火山噴火が起きる可能性は十分あります。大切なのは住民の安心や安全であり、住民が不安を指摘している以上、真剣にそれに応えるべきです。

 九電が、昨年再稼働した川内原発の1号機は10月、2号機は12月に定期点検で止まるから、検査はそのときやればいいなどといっているのは全くのごまかしです。10月や12月に定期点検で止まるなら、それを数カ月繰り上げられない理由はありません。要は住民の安心や安全に応える姿勢であり、九電にはそうした態度が根本から欠落しているというほかありません


再稼働優先政策の転換を

 三反園知事の申し入れに応える中で、九電は定期点検の中で特別検査を行うことや、住民の避難体制を支援することを言い出しています。しかしそれこそ、川内原発を緊急停止して検討すべきです。

 川内原発は四国電力伊方原発とともに国内で数少ない稼働中の原発です。停止要求に従わない九電には、川内原発を一日でも長く運転してもうけを上げるとともに、安倍政権の原発再稼働路線に応える発想しかありません。住民の安心や安全より企業の経営や国の原発再稼働政策を優先させる姿勢こそ、根本から転換すべきです。

私の一般質問は9月20日11時40分~12時20分となりました。県民からの陳情の扱いは県民本位で。

2016年09月15日 | 福井県政
 昨日は、議会運営委員会、県議会本会議、議会改革検討会議などでした。
代表質問がおこなわれ、県会自民党、自民党県政会、民進みらいの3会派がおこないました。もんじゅ問題や原発事故想定の広域防災訓練などの質問は私も考えていたことであり、知事の答弁を聞いて、質問内容を考えましょう。

 私の一般質問は9月20日11時40分~12時20分となりました。県議会インターネットで生中継・録画中継されます。
とりあげるテーマは
1、広域原子力防災訓練 ―- 県民は助かるのか?
2、「もんじゅ」、老朽化原発にしがみつくのはよそう
3、鯖江市も乗り出した「新幹線敦賀開業後も特急存続を」
4、「幸福度日本一」と貧困対策
5、その他


 議会改革検討会議では、従来の陳情の処理方法を委員会での賛否はとらないようにする見直し案が提案されました。私は制定された議会基本条例の趣旨に照らしても、県民から後退とみられないようにすべき、などと述べました。
もちろん、審議することはできるわけですが、議会の意思として国なり、県なりにしめして欲しい、との願いもこめられた陳情についての扱いがあいまいになりかねません。
 議会基本条例には、「県議会は、県民の代表である議員により構成される議事機関として、多様な県民の意見を踏まえ、公正かつ公平に議論を行いつつ、政策提言等に努める等真の地方自治の実現のために、その役割を果たしていかなければならない」とあります。県民の声を積極的に議論の俎上にのせることがその第一歩ではないか、と思います。
 通常、請願は紹介議員がつきますが、陳情は不要です。それだけに、県議会議員と直接関係をもっていない県民の方々の声を県政に届ける手続きともなっている面もあります。


■NHK・・・・“もんじゅ真剣に取り組みを”

  県議会は、14日、代表質問が行われ、西川知事は、安全管理上の問題が相次いだ高速増殖炉「もんじゅ」について、「国のエネルギー基本計画で決定されている通り、もんじゅを含む核燃料サイクルに真剣に取り組むよう強く求める」と述べました。
敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」について、原子力規制委員会は、去年11月、新たな運営主体を示すよう勧告しましたが、文部科学省が夏ごろをメドとしていた回答はまだ示されていません。
9月定例県議会は、14日、代表質問が行われ、県会自民党の田中宏典議員が、「もんじゅ」について県はどう対応するのか、知事の考えをただしました。
これについて、西川知事は「もんじゅは国のエネルギー基本計画で決定されている通り、核燃料サイクル政策の中核施設だ。もんじゅを含む核燃料サイクルに真剣に取り組むよう強く求める」と述べました。
一方、北陸新幹線の敦賀より西のルートについては、国土交通省がこの秋にも、3つのルートの事業費や利用客の見込みなどの調査結果を報告する見込みで、「小浜を経由して京都へ向かうルートの実現に向けて、ルートが確実に年内に決定されるよう政府与党に働きかけたい」と述べました。

09月14日 12時27分

福井県などに市民団体が自衛隊パレード中止を求めるように要請。保護観察対象者雇用。未利用魚利活用。

2016年09月14日 | 福井県政

 10月1日に福井市中心部で道路を封鎖して行われる自衛隊のパレード。以前はありませんでしたが、ここ数年続いています。
福井県や福井市、実行委員会などにたいして、戦争する国づくり反対連絡会など9団体のみなさんが中止を求めるよう要請しました。
 福井県市町振興課では、尼形・総務部企画幹らが応対。「福井県内のこれまでの災害対応でも自衛隊に感謝している。パレードは県主催ではなく実行委員会主催で、中止を求める立場ではない」「県としては、鯖江駐屯地を縮小しないでほしい、原発集中の嶺南に駐屯してほしい、との思いから駐車場の提供、福井県旗の貸し出しをおこなっている」「戦争法云々は国会で議論してほしい」などと答えました。

 戦争法とともに、軍事が闊歩する国にしてはなりません。
日本は憲法9条の国なのですから。




 すでにご報告していますが、福井県の入札参加資格審査で、保護観察対象者雇用について加点が行われることになりました。土木部から資料をいただきましたので紹介します。
これからも明るい社会運動、保護司会、保護観察所など関係者のみなさんの地道な取り組みに敬意を表して私もがんばります。






 昨日の朝日新聞福井版。
わたしも決算委員会で未利用魚の利用促進を提案してきましたが、これもアイデアでしょう。
定置網の1割が未利用魚ということですから、活用しないのはもったいねぇのお。


もんじゅを「拝めば」金がくる時代は終わった

2016年09月13日 | 福井県政
  先日ももんじゅ廃止の動きが報道され、さらに昨夜から今日にかけて大きく報道がされました。

 NHKでは、菅官房長官は、「いつという具体的なスケジュールが決まっているわけではないが、速やかに結論をまとめたい。方向性を決めた時点で、しっかりと説明したい」と述べ、と。

 再稼働の見通しのみえないもんじゅにこれ以上の国費注入はできない、ということでしょう。

 当然であり、遅すぎた判断です。

 福井県議会も明日から代表質問や一般質問など本格論議がはじまります。

 かつては「もんじゅをてこに1000億円ぐらい政府から金をとれ」などと発言する県議会議員もいましたし、もんじゅ改造工事を認める代わりに工事認可もされていない新幹線福井駅部だけを造らせる、など無理も通してきたのが実情です。
 しかしそのように、もんじゅを「拝めば」金がくる時代は終わりました。

 福井県庁も県議会もこのことを自覚してもんじゅふくむ原発の大量廃止時代に向き合わなくてはなりません。


 以下、報道です・・・・

■NHK・・・・「もんじゅ」対応未定 速やかに結論 官房長官

    9月13日 12時35分

 菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、安全管理上の問題が相次いだ福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」の今後の取り扱いについて、「現時点で何らかの方向性を決めたという事実はない」と述べたうえで、政府として対応を検討しており、速やかに結論を得たいという考えを示しました。

およそ1万件に上る点検漏れなど、安全管理上の問題が相次いだ高速増殖炉「もんじゅ」を巡っては、去年11月、原子力規制委員会が、おおむね半年をめどに日本原子力研究開発機構に代わる新たな運営主体を示すよう勧告しましたが、現在も新たな運営主体は決まっていません。
これに関連して、菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、「もんじゅ」の今後の取り扱いについて、「現在、文部科学省と関係省庁、機関が連携し、政府として対応を検討しているところであり、現時点で何らかの方向性を決めたという事実はない」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は、「いつという具体的なスケジュールが決まっているわけではないが、速やかに結論をまとめたい。方向性を決めた時点で、しっかりと説明したい」と述べました。


文部科学省は存続を前提に検討

松野文部科学大臣は、高速増殖炉「もんじゅ」について、一部の報道で、「政府が廃炉にする方向で最終調整している」と報じられたことについて、「現時点で政府として具体的な方針を決定しているものではない」と述べました。
そのうえで、松野大臣は、「政府内に、さまざまな意見はあるのだろうと思うが、予算・制度・組織上の課題について1つ1つ丁寧に解決していくよう関係省庁・機関と連携し、できるだけ速やかに結論を出したい」と述べ、文部科学省として、「もんじゅ」の存続を前提に検討を進める考えを強調しました。


■NNN・・・政府は、福井県にある高速増殖炉もんじゅの廃炉を視野に検討していることが分かった。日本の原子力政策が大きな転換点を迎えている。

 福井・敦賀市にある「もんじゅ」は、文部科学省などが所管し、JAEA(=日本原子力研究開発機構)が運営する特殊な原子炉で、日本の原子力政策のなかで中核に位置づけられてきた。

 NNNは12日、もんじゅを取材したが、1994年の運転開始後、事故などが相次ぎ、これまで22年間で稼働実績がほとんどない。運転中には閉じるはずの原子炉容器の巨大な蓋は取り外されたままで、なかが見える状態だった。一方、プラントを冷却する液体ナトリウムの装置などは動き続けていて、約160人の職員が維持管理にあたっているという。

 しかし、もんじゅを巡っては、原子力規制委員会がJAEAの安全管理体制はずさんだとして、別の運営主体を探すよう求めていて、維持管理費だけで年間約200億円という巨額のコストも問題視されている。

 こうしたことから政府は、もんじゅの廃炉を視野に検討していて、研究は別の施設で続ける案を軸に、今後、関係閣僚会議で決定する方針。

福井県議会開会。新議長に松井氏。私は自分に投票。県立大学副学長不在問題などを質疑

2016年09月13日 | 福井県政
 昨日は朝の金元書記長、渡辺常任との街頭宣伝。北朝鮮の核実験をきびしく批判。あわせて世界の核兵器廃絶をもとめる国会決議などに賛成せず、アメリカに対して核兵器先制使用の選択肢を確保せよ、と求めてる安倍政権の態度を批判しました。
また、県議会開会にあたって老朽化原発・高浜1,2号機の工事入りを認めた福井県政では県民の安全を守ることはできない、と指摘しました。




 福井県議会が開会しました。
議会運営委員会、本会議、議長選挙、各部説明などが続きました。議長選挙は私は自分に投票しました。ほかの議員は県会自民党の松井議員に投票し、松井議員が議長に選出されました。

 議案説明の全員協議会で、私は、「県立大学の副学長が選任されていない問題」「敦賀の鉄道・転車台移転費用の内容」「ふるさと納税1兆円計画は他県でも事業予算化されているか」などたずねました。
 さて、質問準備です‼️ ガンバリマス。




光陽中学体育祭。核実験抗議の宣伝。再稼働反対市民行進。憲法カフェ

2016年09月12日 | Weblog
 昨日は地元の光陽中学校の体育祭。鈴木市議とともに開会式に参加しました。
お天気も良くて、元気なプレーに声援。公民館館長や自治会の連合会長も熱烈応援。

残念ながら最初だけ観て、北朝鮮の核実験に抗議する街頭宣伝に後援会のみなさんと繰り出しました。










午後は再稼働反対市民行進に参加し、その後、福井市九条の会の憲法カフェに。
茂呂弁護士と生活保護受給者の方の生々しいやりとり。障害をもった自らの半生と、生活保護受給まで、また受給後も行政や周囲とのトラブル。幸福度日本一、の一面が浮き彫りになりました。さらに安倍政権の政策での年金、介護改悪、先のない金融政策では、国民総活躍どころか総貧困が近づいてきます。

 音楽九条の会のみなさんの演奏もありました。山田文葉さんの新曲は、なんと共産党創立94周年記念講演を題材にしたもの!ぜひ、CDにして欲しい。




本日福井市9条の会が憲法カフェを開催します!県社会保障推進協議会総会。福井民商カフェ。

2016年09月11日 | Weblog

 昨日は福井市九条の会の海道弁護士はじめ会員が福井駅前でスタンディングをしました。

今日9/11は、午後3時から福井県教育センターで憲法カフェを開催します。
茂呂弁護士のお話し、音楽九条の会の演奏など、ぜひご参加ください。参加費500円。

 この前には再稼働反対市民行進がおこなわれます。午後1時半、福井市中央公園集合、県庁のまわりをパレードします。
福島原発事故の11日に毎月おこなわれる企画です。危険な原発再稼働を許さない声をあげつづけましょう!





 福井県社会保障推進協議会の第15回総会では、前沢淑子さん(中央社保協事務局次長)の記念講演がありました。
安倍政権がたくらむ介護保険の負担は増やしながら、要介護1,2の人まで介護保険から外そうとしている大改悪!来年の国会への法案提出を狙っている。法案化される前に世論と運動をひろげて食い止めないと、高齢者も家族も大変なことになる。
 私は、総会で福井県議会でも福祉用具の保険外し、自己負担計画に全会一致で反対の意見書があげられたことも報告しました。全国22県の県議会であげられているそうです。
 このほか、こども医療費などの窓口無料化、無料低額診療を院外薬局に拡大する要望への対応、丹南・嶺南地区の夜間定時制をすべて廃止する計画の問題、などをこの間の政府交渉の内容などをふまえて報告しました。
 がんばりましょう!






昨日は福井民商のカフェandバザー。
美味しい手造りケーキとコーヒーを業者婦人のみなさんとの語らいのなかでいただきました。
 ごちそうさまでした。






戦争する国づくり反対‼️宣伝。北朝鮮の核実験に抗議宣伝。再稼働反対金曜行動。

2016年09月10日 | Weblog
 昨日は宣伝行動がつづきました。朝は福井駅前での戦争する国づくり反対‼️宣伝行動に参加しました。
安保法制、戦争法強行から一周年の19日。午後3時から福井市役所裏の福井市中央公園で廃止を求めて集会とパレードをおこないます。稲田防衛大臣の地元から戦争法発動やめよ、廃止せよ、の声をあげましょう。
ぜひ、ご参加ください。




夕方は、北朝鮮の核実験に断固抗議して、JR福井駅前で宣伝しました。
 金元書記長、金元友・民主青年同盟福井県委員長、谷口英子常任とともに、訴えました。
 北朝鮮の核実験に抗議するとともに、核兵器に固執する核保有5大国ーP5(アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国)に核兵器を放棄させるため、「ヒバクシャ国際署名」に力を入れなければと思います。
 もちろん戦争法発動など軍事対決の道へすすんではなりません。






 北朝鮮の核実験に抗議する宣伝行動に続いて、再稼働反対金曜行動に参加。
多数の県民が反対している老朽化原発、高浜1.2号機の再稼働めざす工事入りを福井県が認めたことを批判‼️
再稼働のための工事を認めることと、再稼働を認めることは別、などという詭弁は通用しない‼️
写真は、原発問題住民運動県連絡会の林事務局長と。





讀賣福井版。
議会でも福井県のSNS活用改善を提案してきましたが、新たな取り組みとして注目しましょう。


福井県議会厚生常任委員会で足羽更生園と若越ひかりの村を視察しました。

2016年09月09日 | 福井県政
昨日は、福井県議会厚生常任委員会の視察で、足羽更生園と若越ひかりの村をたずねました。
障害者施設に押し入り、殺害する残虐な事件が起こり、県内での対応状況の調査でした。
いわゆる防犯対策強化は必要ですが、それにも予算と人員の限界があります。
今回の事件をどう受け止めるか。現場の職員のみなさんとお話しし、防犯対策の指摘だけでは問題解決にはならない、と感じました。









昨日の日経。各地の百貨店閉店の記事。福井西武は大丈夫か、と。福井駅前からマクドナルド、ドーナツ撤退でもいろいろ書かれているが。
北陸新幹線効果弱まり、今後も北陸の倒産増える、との記事も。
外需頼みでは福井も手痛いことになるのではないか。
もっと県民生活の安定と向上にこそ知恵と予算を配分すべき、と思う。




敦賀高校夜間定時制廃止問題で視察。共産党後援会の会議。

2016年09月08日 | 福井県政
昨日は後援会の方の葬儀、敦賀高校夜間定時制廃止問題で視察、共産党後援会の会議などでした。
敦賀高校夜間定時制廃止問題視察は、地元の山本貴美子市議とともに。
松宮校長先生、上山教頭先生に説明をいただき、施設を見て回りました。
外国人3人ふくむ60名の生徒、11人の教員、スタッフで運営されています。
体育館、パソコンルームなどは全日制と共用で、今後課題となってきます。
進路の現実として、発達障害、知的障害があると厳しく、正規では採用されない、と話されました。
ここも給食を月4000円で提供しています。経済的にも大きな支援になっているのではないか、と思います。

視察した時間は授業一時間ぐらい前でしたが、就職面接の練習にきている女生徒や登校してきた生徒もいました。

嶺南地域、丹南地域の夜間定時制を全廃する福井県の計画で本当にいいのか、と改めて感じました。




議会前の理事者説明会・電力事業者説明会・各種懇談会など

2016年09月07日 | 福井県政
 昨日は9月議会前の理事者説明会、電力事業者説明会がありました。いよいよ9月議会準備です。
夕方、夜と自治体関係者の方々との懇談をおこない、現場でのさまざまなご要望をおききしました。


昨日の赤旗。定時制高校からのメッセージ、の連載が始まった。昨日視察した大野高校定時制でもフィリピンの生徒がいるとお聞きした。
また、旧和泉村の生徒など15名が寮生活を送っているという。




 昨日の日経地方版。福井県の西川知事と滋賀県の三日月知事が懇談。新幹線ルートと原発再稼働では隔たりと。
記事の下の広告欄には、JRの特急サンダーバードの広告が。便利!早い!と。
これが失われかねないのが、新幹線敦賀開業に伴うサンダーバード廃止。高く!乗り換えで不便に!
サンダーバード存続を、は当然の要求です。





福井県議会。核燃料税条例、保育士配置の改悪、県立病院負担増などに反対討論

2016年09月06日 | 福井県政
 2016年6月24日 6月県議会閉会日 佐藤正雄県議の本会議反対討論。

◯議長(仲倉典克君) これより、討論に入ります。
 佐藤君より反対討論の通告がありますので、許可することといたします。
 佐藤君。
    〔佐藤正雄君登壇〕

◯16番(佐藤正雄君) 日本共産党の佐藤正雄です。
 まず、第48号議案福井県核燃料税条例の制定についてです。
 知事は、今回提案された搬出促進割について、県外搬出すれば税負担が軽減されると強調しますが、一般質問でも指摘しましたように、搬出先の自治体でも電力事業者はいわば迷惑料を払わざるを得なくなるでしょうから、事業者の負担が単純に軽減されるわけではありません。むしろ、この条例では金銭解決の要素が強く、条件があれば今でも40年以上の事実上の中間貯蔵状態にある使用済み核燃料を、さらに60年、70年と半永久的に現在の原発施設で管理する懸念が強まり、県民への説明とは真逆の税制となる危険があります。そもそも、ほかの発電方式や産業施設には見られないあの手この手で繰り返し課税するという行政権力の行使は、産業構造をゆがめ、強いては消費者負担の増大となりかねません。
 また、高浜原発の再稼働に当たって、福島原発事故でも最も強い放射線量を示している危険なプルサーマル発電を4号機にまで拡大し、さらに3号機のプルサーマル燃料を大幅にふやしたことは、福島原発事故の教訓からの重大な逆行です。その背景には、通常のウラン燃料よりも約9倍もの核燃料税が福井県に収納されることもあると思われます。
 県民の安全を犠牲にして、税金がふえるからと危険なプルトニウム利用の拡大は行うべきではありません。このことは、原発にしがみつけばしがみつくほど、県民安全よりも税収優先という本来の行政のあり方に照らして本末転倒な事態が進行することを示しています。
 改めて、原発推進県政からの転換を強く求め、条例案には反対いたします。
 第51号議案福井県認定こども園の認定の要件に関する条例および福井県幼保連携型認定こども園の設備および運営の基準等に関する条例の一部改正については、正規の保育士でない方々を保育現場に配置させようとするものであり、保育の質の低下、安全・安心の低下につながるものであり、反対です。
 専門家の研究でも、乳幼児の保育には、子供の疾患についての知識、乳幼児の観察方法、異常発見時の応急手当など、職員の高い専門性が必要であり、同時に監視のために十分な職員配置が求められ、子育て経験者ならば誰でも業としての保育ができるというものではないと言われています。また、保育士配置が3分の1でよい認可外施設では、死亡事故は認可施設の60倍だそうです。
 専門家としての保育士配置を後退させれば、人口減少対策にも逆行し、子供たちの安全環境が低下する懸念があります。知識と専門性を培った保育士の配置こそ必要であります。やるべきは、最低基準の引き下げではなく、保育士の待遇改善であり、安倍政権の保育の規制緩和、質の低下を推進するこの条例案は大問題です。
 そもそも、児童福祉施設の設備および運営に関する基準では、第3条に「都道府県は最低基準を常に向上させるように努めるものとする」とあり、第4条には「児童福祉施設は最低基準を超えて、常にその設備及び運営を向上させなければならない」とあります。明らかに、この条例案は法令に違反するものであり、到底賛成できません。
 第52号議案福井県立病院使用料および手数料徴収条例の一部改正についてであります。
 第2次安倍政権発足後、診療報酬改定は2回目ですが、2回連続で改定率は実質マイナスに抑え込みました。今回は、10年ぶりに1%以上の大幅なマイナス、1,000億円の国費削減です。今回の使用料、手数料の改定条例はこれを受けたものであり、安倍政権の医療改悪が県民医療の後退につながりかねません。
 そもそも、大病院への患者の集中を防ぐためだと説明されていますが、患者抑制効果は何ら証明されておらず、むしろ低所得者の難病患者などが必要な医療から締め出されるのではないかとの不安が出されております。県民負担増大の条例案には反対であります。
 そもそも、政治が行うべきは、いつまで生きるつもりだなどと高齢者に悪罵を投げつけることや患者負担の増大ではなく、患者負担の軽減を図りつつ診療報酬を抜本的に引き上げ、安心した老後を送ることができるようにすることであります。
 次に、請願・陳情に関する委員長報告に反対の討論を行います。
 請願第11号は、核兵器全面中止のための決断と行動を求める意見書提出に関する請願です。
 アメリカのオバマ大統領が広島を訪問し、原爆の被害に触れ、被爆者と語ったこと自体は、核兵器の残虐性と廃絶の重要性を改めて国際世論に喚起する機会となりました。しかし、オバマ政権のもとで保有する核兵器は4,571発であり、彼の任期中、15年間に削減されたのはわずか702発ににとどまっております。これは、ブッシュ前政権が5,300発を削減したのと比較しても極めておくれております。
 オバマ大統領の言葉は美しいものでしょうが、核兵器廃絶のためには、今こそ唯一の被爆国日本から核兵器廃絶の世論と運動を強めることが強く求められており、この請願は採択すべきです。
 陳情第9号「子育てファイルふくいっ子」活用に関する陳情は、障害に応じた支援に有効な「子育てファイルふくいっ子」の活用促進を求める内容であり、また、陳情第10号の高校入試での障害者に対する「受験上の配慮」に関する陳情は、本年3月の障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の施行を受けて一層の改善を求めるものであり、それぞれ採択すべきです。
 また、陳情第1号、第7号は、趣意に照らして採択すべきであります。とりわけ、県会議員選挙における選挙公報の未発行は極めて少数の議会となっており、県議会の責任で有権者への責任を果たすべきであります。
 以上、申し上げてまして討論といたします。
 議場の皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。

◯議長(仲倉典克君) 以上で、通告による討論は終了いたしましたので、ほかにないものと認め、日程第1から日程第17までの17件に対する討論は終結いたしました。