「音楽」(プチグラパブリッシング、小沼純一監修)、何というシンプルなタイトル。20世紀はクラシックからロックまで、ヨーロッパからアジア、アフリカまで、古今東西のあらゆる「音楽」がつながっている。
通常この手の本は、クラシックならクラシック、ジャズならジャズと音楽の種類・系統で構成されるパターンが多いが、それを音楽家という切り口から書かれている。1900年代で、活躍した時期が古い順番で音楽家が並べられている。こういった監修方法なので、カールハインツ・シュトックハウゼンの次のページがラヴィ・シャンカールであったり、ブライアン・イーノの後にカラヤンが書かれていたりと節操がない。しかしその節操のなさに筆者の音楽への幅広い許容性や愛を感じる。
改めて読むと、20世紀音楽の100年の変化は、バロック誕生からドビュッシーあたりまでの300年の変化よりも遥かに激しい。20世紀を代表する音楽家って誰になるんだろう?シェーンベルクか、マイルスか、レノン&マッカートニーか・・・(個人的にはプリンスかも?と思っている)。後世に20世紀の音楽が音楽家がどのように語られるか非常に興味深い。
通常この手の本は、クラシックならクラシック、ジャズならジャズと音楽の種類・系統で構成されるパターンが多いが、それを音楽家という切り口から書かれている。1900年代で、活躍した時期が古い順番で音楽家が並べられている。こういった監修方法なので、カールハインツ・シュトックハウゼンの次のページがラヴィ・シャンカールであったり、ブライアン・イーノの後にカラヤンが書かれていたりと節操がない。しかしその節操のなさに筆者の音楽への幅広い許容性や愛を感じる。
改めて読むと、20世紀音楽の100年の変化は、バロック誕生からドビュッシーあたりまでの300年の変化よりも遥かに激しい。20世紀を代表する音楽家って誰になるんだろう?シェーンベルクか、マイルスか、レノン&マッカートニーか・・・(個人的にはプリンスかも?と思っている)。後世に20世紀の音楽が音楽家がどのように語られるか非常に興味深い。