物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

ハインリッヒの法則はゴメンだ

2014年02月18日 | Weblog
松山出張。帰りは時間の関係で日航を利用。隣には全日空のボーイング787が離陸準備をしていた。機体には大きく「787」のロゴ。
昨年はじめ、バッテリートラブルで同型機すべてが世界中で運航停止になるという事態となり、トラブルの原因がはっきりしないうやむやのまま、夏前に再度運行開始した「787」。そして先月、成田空港で機体から白煙が上がる事故が発生。大事には至らず、ボーイング社によると、今回発生した問題を認識しているとし、「バッテリーセルの1つの通気に関連しているようだ」との見方を示した。その上で、「問題が発生したのは予定通り行われていた整備活動の最中で、乗客は搭乗していなかった」と指摘。「787型機のバッテリーシステムに昨年施した改良は設計通り機能していたとみられる」としている。
昨年施した改良は設計通りだったとしても、それでも白煙が上がるということは、原因が他にあるってことだろ。そんなでたらめな説明が通用するのか。結局、理論・理屈を超えた日米間のパワーバランスに押し切られている。
「1:29:300。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する」。ハインリッヒの法則どおりにならないよう祈っている。
コメント (4)
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