会社帰り、久しぶりに「ロック食堂」へ寄る。最初、男女一組の客が居て、男性の好みか、アニメ系の曲がかかっていた。二人が帰ると客は私だけ。最近、マスターがSNSでよく投稿している新世界「ロック亭」について尋ねる。「ロック亭」は4月に新世界西側にオープンした「ロック食堂」の分店的な店。常連客のMさんが所有するマンションの1階が空き店舗で、不定期でバー営業やライブができる設えになっている。マスターは、そこの機材設計などを手掛け、そのまま運営をしているらしい。「阿倍野と行ったり来たりやねん」とマスター。ライブはもともと、「食堂」に出ていた演者が、新世界でも出演する。特に大阪に馴染みのないアーチストは、終わってからの通天閣ふもとでの打ち上げやプチ観光を喜んでくれるらしい。非常に面白くてワクワクするような話だ。50代半ばになっても好きな音楽で、新しいことができるマスターが羨ましい（もちろん、それだけの人脈作りや信頼を築いてきたからだが）。「Mさん（私）やったら、空いてる時に、宴会やライブに使ってくれたらええで」とマスター。6月末に「ロック亭」でのライブを予約する。
