南海キャンディースをM1で観たときは「笑わそうとする感じが無理やりで、ちょっとしんどいな」と思った記憶がある。山里の一言足すツッコミは、言葉の選択が秀逸で、キワモノだが知性は高いと感じた。
以前、彼の著書『天才はあきらめた』(朝日文庫)を読んだときに、「妬み嫉みといった負の感情を、そのまま自分の原動力に変えられるのはすごい」と思った。自分なら、妬み嫉みの感情は、消し去ろうとする、他人は他人自分は自分と反らそうとする。まともに対峙して、それを成長エネルギーにするなんて無理。なんなら、そんなのはちょっと格好悪いことだと思ってきた。
そんな格好悪いことを、堂々と公言しながら、自己を高めていく。それは結局恰好良いことなのだ。
以前、彼の著書『天才はあきらめた』(朝日文庫)を読んだときに、「妬み嫉みといった負の感情を、そのまま自分の原動力に変えられるのはすごい」と思った。自分なら、妬み嫉みの感情は、消し去ろうとする、他人は他人自分は自分と反らそうとする。まともに対峙して、それを成長エネルギーにするなんて無理。なんなら、そんなのはちょっと格好悪いことだと思ってきた。
そんな格好悪いことを、堂々と公言しながら、自己を高めていく。それは結局恰好良いことなのだ。