修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

ササユリ咲く雲月山を周回する(その2)

2018-06-25 07:26:33 | 山歩き

   一度鞍部に下ると2つ目のピークの高山への急な坂道が待っていました。そこを我慢して登り切ると後は雲月山々頂に至る緩やかな上り勾配の尾根道を辿るだけでした。ササユリはまだ走りのようで、山頂部寄りの尾根筋にはまだ姿を現していませんでした。山頂で小休憩後に仲の谷に一旦下る周回路を採りました。こちら側でも仲の谷への下り口で数株のササユリを見ましたが、山頂部寄りの尾根筋にはまだ咲いていませんでした。本格的なササユリの花期はもう少し先というこどのようです。〔6月22日(金)〕

↓ 高山への上りは胸突きの急登ですが、ノアザミやウツボグサ、ヤマツツジなども多く花々を楽しみながら登れます。

 ↓ 高山の上り勾配の斜面にもササユリが咲いていました。

 ↓ 高山の山頂部にもノアザミの群落がありました。ノアザミは雲月山の山頂までずっと路傍を飾っていました。

 ↓ 雲月山々頂に続く尾根筋に咲いていたまだ若々しいササユリです。

↓ 雲月山々頂直下から辿ってきた尾根筋を振り返りました。手前のピークが高山、遠方のピークが岩座山です。

↓ 雲月山々頂に近づくと斜面のブッシュが深くなっています。段々と草地に返すことが難しくなっているようで残念です。

↓ 雲月山々頂(911.2m)です。この日は無人で上空を飛ぶ米軍艦載機の訓練もなく静かな山頂でした。

 ↓ 曇月山々頂から芸北の山野越しに望んだ天狗石山、高杉山の連山です。

 ↓ 山頂からちょっと笹が被り勝ちな周回路を採って下山の途に就きました。

 ↓ 周回路から上り時に辿った岩座山~高山の尾根筋を望む。

 ↓ コアジサイ(アジサイ科アジサイ属)はもう花期の終盤に入っていました。

 ↓ ヤマツツジとナルコユリ(ユリ科アマドコロ属)のコラボが見られました。

↓ 周回コースに暫く現れなかったササユリが仲の谷への下り口でやっと出現してくれました。

 ↓ 登山道沿いに咲くササユリの姿は美しいものです!

↓ まだ新鮮な花のようです!黄緑の花心部の美しさには魅了されます。

 ↓ ナツハゼ(ツツジ科スノキ属)の花がまだ残っていました。

 ↓ 仲の谷への下りからの高杉山方面の眺望です。ここの山深さを実感出来る眺めです!

 ↓ ノアザミの蜜を求めるのは蝶だけでなく蜂たちにとっても貴重な栄養源のようです!

↓ 最近は雲月山での放牧が行われなくなっており、仲の谷の放牧地入口辺りは雑草で覆われていました。

 ↓ 仲の谷から東屋下の駐車場への上り坂です。薮が被り勝ちでしたが、ここでも数株のササユリを見ました。

 ↓ 駐車場へ上がる直前に出逢ったこの日最後のササユリです。
 

 ↓ 駐車場へ戻って東屋、岩座山のピークを仰ぎ見ました。


 雲月山からの帰路に旧芸北町内にあるササユリで有名な丘の上に立ち寄りました。6月14日(木)に次ぐ再訪でしたが、ヒルトップの群落はもうすっかり花を枯らしており、高い石段の左右の斜面の群落がちょうど見頃となっていました。

 ↓ ちょうど見頃の里のササユリたちです。雲月山のササユリとはちょっと佇まいが違いますが、どちらも愛らしい花であることは変わりません。どちらもいつまでも咲き続けてくれることを願うばかりです!