広島市東区福田町にある広島県緑化センターを訪ねました。正確には「ひろしま遊学の森広島県緑化センター県立広島緑化植物公園」というのだそうです。このシーズンには特に見るものはありませんが、何と言っても静かな園内が最大の魅力でしょうか!?昨年7月の豪雨で大きな痛手を受けた園内や周辺の様子も観察したいと思っての訪問でもありました。〔1月11日(金)〕
↓ 総面積125ヘクタールに及ぶ園地が藤ヶ丸山の標高118m~655mの北斜面に広がっています。標高390m程のところに写真の管理事務所や学習展示館があります。谷間の先方には高鉢山(705.8m)や白木山(889.8m)が見えました。
↓ 管理事務所に隣接して学習展示館が設置されています。
↓ 学習展示館内です。森や樹の役割の説明や沢山の森の生物の展示がされています。
↓ 園内には多くの樹々の展示がなされており、その中に網の目のように通路が通じています。
↓ 園内には谷川が流れており、各所に池が配置されています。ここは園内中ほどの「緑の相談所」を仰ぎ見る池です。
↓ 樹の展示と共に園内には各種の広場が配置されています。ここは多目的広場と芝生広場を囲む園地です。
↓ 園内の西洋庭園から園内最高峰の藤ヶ丸山(665.4m)を仰ぎ見ました。藤ヶ丸山の山域は豪雨災害による危険区域とのことで立入禁止となっていました。園内で立ち入り出来る区域を示した「歩けるマップ」が配布されており、それを見ながらに散策となりました。
↓ 園内の和風庭園です。
↓ 園内最上部に「県木の森」がありました。各種のモミジの植生が見られました。
↓ 冬の園内では落葉の道の散策が中心となりました。時折枯木から大きな羽音とともに大きめの鳥が飛び立って驚かされたりしました。
↓ 展望所から望んだ周囲の山並みです。高鉢山(705.8m)から安駄山(735.3m)に連なる山塊が見事でした。
↓ 落葉に埋もれたベンチです!
↓ 水の澄んだ池には鯉が泳いでいました。
↓ 花の少ない季節ですが、十月桜(バラ科サクラ属)が園内の数カ所に咲いていました。
↓ 咲き揃った十月桜の高木です。
↓ 寒椿(ツバキ科ツバキ属)、サザンカとツバキの種間交雑種とのことです。
↓ ここでも白梅が盛り沢山咲き誇っていました。この日の朝の新聞では、「縮景園で平年よりも1カ月も早く梅の花が開花」との記事がありました。ここも同様のようです!
↓ 曇りがちだった空が午後4時の閉園近くになって晴れ上がってきました。
↓ 白木山(889.8m)のシルエットを見ながら帰路に就きました!