修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

早春の里山~塩ヶ森(525.8m)

2021-03-17 07:26:30 | 山歩き

 愛媛滞在中にスハマソウを求めて登った塩ヶ森、山頂周辺を歩き桜の花が咲く前の早春の里山を楽しむことが出来ました。春霞で石鎚山などの遠くの山々は望めませんでしたが、東温アルプスなどの峰々を目の当りに出来、存分に里山の気を感じることが出来ました。〔3月14日(日)〕

↓ 塩ヶ森からヤブツバキ(ツバキ科ツバキ属)越しに皿ヶ嶺連峰が望めました!

↓ 塩ヶ森山頂直下の休憩ベンチから望む東温アルプスの山々!

↓ 山頂直下からテレビ塔などが林立する塩ヶ森山頂部を仰ぎ見ました!

↓ 塩ヶ森山頂に建つ二等三角点

↓ 山頂にある小さな祠には毘沙門天が祀られています。

↓ 塩ヶ森山頂から遠く望む皿ヶ嶺の稜線!

↓ 山腹に咲くコブシ(モクレン科モクレン属)の花越しに東温アルプスの峰々を望む!

↓ コブシの花は今が見頃!

↓ ヤブツバキの花はもうピークを過ぎた感じでした。

↓ 斜面にはタチツボスミレ(スミレ科スミレ属)が沢山花を開き春の訪れを告げていました。


一足早く陽光桜が咲いています

2021-03-16 08:42:32 | 散歩道

 今年は一際早いソメイヨシノの開花宣言が西日本各地から聞こえてきます。そのソメイヨシノより一足早く咲くのが陽光桜です。ヨウコウ(陽光)は愛媛県東温市出身の高岡正明氏が戦死した教え子たちの冥福を祈るために作出した戦後生まれの桜ですが、ここ愛媛は勿論、広島などでも最近多く見受けられるようになってきました。この日訪ねたのは東温市横河原の重信川河川敷で、既に5~7分咲きといった状況でした。〔3月14日(日)〕

↓ 菜の花に彩られた重信川河川敷に植えられた陽光桜は良い色合いになってきていました。

↓ 陽光桜の花は一重の大輪で鮮やかなピンク色を呈しています。

↓ 重信川左岸河川敷のこの区画には専ら陽光桜が植えられています。ヨウコウはアマギヨシノ(天城吉野)とカンヒザクラ(寒緋桜)の交雑種とのことです。

↓ この枝はほぼ満開でした、ピンクの色合いが濃い大輪の花は存在感があります。

↓ 時折通る散策者が見上げるだけのとても静かな午後の花園でした。

↓ 菜の花の黄に桜のピンクが緑色の芝生にとても華やいでいました。

↓ 少し下流部の拝志大橋北詰に植えられた陽光桜越しに皿ヶ嶺連峰を仰ぎ見ました。


スハマソウを訪ねる

2021-03-15 06:28:08 | 山歩き

 塩ヶ森(標高525m、愛媛県東温市)にスプリングエフェメラルのひとつであるスハマソウ(キンポウゲ科スハマソウ属)を訪ねました。スプリングエフェメラルとは、春先や春の季節にはかなくも短い命を惜しむかのように一瞬だけ山野に花咲き、咲き終わると密やかに消えゆく小さな花たちのことです。塩ヶ森の今年のスハマソウは近年にない豊作で見事に咲き誇り感動的な出会いとなりました。〔3月14日(日)〕

↓ 塩ヶ森(526m)の山頂から少し下った斜面で満開の時を迎えたスハマソウの群落に出会いました。

↓ 太平洋側のスハマソウは白色が多く、日本海側は多彩と言われていますが、ここの花は後者の系列に入るようです。植生の株がここで繁茂したものと見られています。

↓ 真っ白で少し大きめの花が群落から少し離れた位置に咲いていました。

↓ 花弁のように見えるのは実は咢片です。通常6枚の咢片ですが、この株はどちらも7枚です。時には8枚の咢片のものもあると聞きます。

↓ 5輪の花が揃い咲き!これはこれでまた見事です!

↓ 白色の大きな株に一輪だけ水色の花が!スハマソウはミスミソウの仲間ですが、三角の葉の先が尖ったミスミソウに対し、スハマソウは葉先が丸くなっています。

↓ 同じ白色系のスハマソウですが、沢山ある雄しべの色がちょっと違っています。いろいろなバリエーションがあるのもスハマソウの特色のようです。

↓ 道路端の法面に貼り付くように群落となって咲き誇るスハマソウ!


ブログの更新を再開します!・・・再開第1回は「菜の花まつり」です。

2021-03-14 07:26:39 | 風物詩

 3月11日(木)に広島で全国のトップを切ってソメイヨシノの開花の発表がありました。その桜が見頃を迎えるまではなお暫くかかりますが、嬉しい桜便りに併せて休んでいたブログの更新を再開したいと思います。再開第1号は「菜の花まつり」です。今後は毎日の更新は気にせずに、折に触れて趣味の山歩きや季節の花々などの写真を中心に投稿が出来ればと考えています。従前同様に宜しくご高覧賜れば幸いです。

↓ 広い畑に満開の菜の花が咲き誇る「見奈良菜の花まつり」の会場です。(愛媛県東温市、3月13日(土))

↓ COVID-19の渦中ですが、週末とあって会場内の道路にはソーシャルディスタンスを保ちつつ多くの人達の姿がありました。

↓ 会場からはお気に入りの山域の皿ヶ嶺連峰が望めました。

↓ 先ずは花に包まれて写真撮影!

↓ 家族連れの姿も多く見受けました。

↓ 春の花の香りについウットリ!

↓ 花に包まれての記念撮影にもつい力が入るようです!

↓ お花畑は満開!今が見頃のようです!!

↓ まつりのポスターです。会期は4月11日(日)まで!