修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

ミスミソウ咲く三段峡を訪ねる

2021-03-22 07:02:00 | 散歩道

 春の妖精を求めて三段峡を歩きました。三段峡に咲くスプリングエフェメラルはミスミソウ(キンポウゲ科スハマソウ属)、先日愛媛の塩ヶ森で見たスハマソウの仲間です。ユキワリソウのひとつで、3月早々から開花していると思われますので、今年はちょっと遅い探訪となりました。〔3月19日(金)〕

↓ 水梨口から入渓して遊歩道に入ると早速にミスミソウがお出迎えしてくれました!

↓ こんなに纏まって美しく咲く群落に難なく出会えて嬉しくなりました!

↓ 「耶源」の岩場の足元を激流が食む景観を見ながら渓谷を下って行きました。

↓ ミスミソウ以外でこの日唯一見ることが出来た花はセリバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)でした。

↓ 遊歩道沿いに多くのミスミソウの姿がありました、その中で白い花の群落が主流でした。

↓ 白色主体の花の中で、ピンクがかった花が孤軍健闘していました。

↓ 花と葉が標本のようにその姿を露呈して路傍に咲いていました。

↓ 休憩所のある「大渕」付近の透き通るような水を湛えた渕!

↓ 咢や雄しべはピンク色を呈しています。

↓ 遊歩道沿いに延びるミスミソウの群落!

↓ 「耶源」の険しい岩壁が屹立しています。

↓ 三つの花が揃い踏みしてご挨拶!


廣島東照宮の枝垂れ桜

2021-03-21 06:40:00 | 散歩道

 廣島東照宮の枝垂れ桜は例年ソメイヨシノが開花する頃に見頃を迎えます。桜の開花が早い今年は如何であろうかと思いつつ訪ねてみると、この桜も例年に比べ1週間以上も早く見頃を迎えていました。〔3月18日(木)〕

↓ 本殿前の庭で既に見頃を迎えていた廣島東照宮の枝垂れ桜

↓ 唐門に向かって高く伸びた枝から一気に枝垂れ落ちる様は力強く感じられます!

↓ 枝垂れ落ちる様は力強くも美しくさえあります!

↓ 優しくも静かに枝垂れる様は優美さを感じさせます!

↓ 無機質な唐門の屋根を桜の花が彩るのは将に春の情景です!

↓ 古木ながらも、これだけの豪勢な枝垂れ様には凄いエネルギーを感じます。

↓ 葵の御紋の石灯籠に優美に枝垂れます!

↓ 往年の樹勢は感じられませんが、今見頃を迎えた枝垂れ桜です!

↓ 門前から見上げた廣島東照宮です。急な石段を上り、唐門を潜ったところに枝垂れ桜はあります。


春うららの縮景園に標本木を訪ねる

2021-03-20 06:18:00 | 散歩道

 3月11日(木)に全国のトップを切って開花宣言のあった広島のソメイヨシノ、気象台が見定める標本木が今年から変更になっていますが、まだその樹にご挨拶をしていなかったので、その後の咲き具合の見分も兼ねて標本木のある縮景園を訪ねました。ポカポカ天気に恵まれて縮景園は「春うらら」といった感じでした。〔3月18日(木)〕

↓ 3月11日の開花宣言の元となった標本木です。1週間が経っての咲き具合はこんなところです。麗らかな天気が続いているので、これから一気に咲き進むかも知れません!

↓ 標本木のある縮景園の園地は花木が咲き始めて麗らかな春の風情を醸していました。

↓ 真っ白な花が満開の桜は「ウスズミザクラ」(エドヒガンザクラ)のようです。

↓ 枝垂れ桜の若木も満開に近い咲き様でした!

↓ ツツジ、ユキヤナギ、ボケ、サクラとカラフルな花々が春の協奏曲を奏で始めています。

↓ 園内の県立美術館前のソメイヨシノの開花は順調なようです!

↓ この一画のソメイヨシノが園内では最も早く咲き揃ってくれます。今は3分咲き程度でしょうか!

↓ なかなかに見事な咲き様です!3月22日(月)~4月1日(木)の間、夜桜ライトアップ(21時まで)が行われる予定です。

↓ 縮景園の園内全体も随分と春めいてきた感じです。


観音神社の枝垂れ桜

2021-03-19 06:46:00 | 散歩道

 今年も広島市佐伯区坪井にある観音神社の枝垂れ桜を訪ねました。2003年に植えられた若い樹ながらも、当地では最も早く見頃を迎える名木として名声を得ています。例年は3月下旬に見頃を迎えるのですが、早咲きの今年は約1週間早く見頃となったようです。〔3月18日(木)〕

↓ 観音神社の境内で見事に見頃を迎えた枝垂れ桜です。

↓ 天頂部から枝垂れる様が見事です。この樹は京都円山公園の名高い枝垂れ桜の孫木で、嵯峨野の名庭師にして桜守の佐野藤右衛門氏が植樹されました。

↓ 今年は地面ギリギリまで枝垂れ落ちる枝が少なく思えましたが、その姿は美しいものです!

↓ どの方角から見ても実に美しい樹形をしています。

↓ 新型コロナ禍中ですが、名声に多くの花見客の姿がありました。

↓ 樹下の懐に飛び込むと、樹勢の盛んなことがより強く感じられました。

↓ 高みから大上段に枝垂れ落ちる枝が今年は少なかったものの、この高度感のある枝垂れ様はやはり魅力的です。

↓ 小さな花弁が大きな樹を包み飾ります!

↓ 名付けて「観音しだれ」!


ハクモクレンとの出逢い

2021-03-18 07:10:00 | 散歩道

 早春の花を追って愛媛の野を走っていると4本の満開のハクモクレンの樹に出逢いました。白く重厚な衣装に身を包んだその姿に驚愕し、車を停めて暫し見入ってしまいました。〔3月14日(日)〕

↓ 野に立つ4本のハクモクレン(モクレン科モクレン属)。”ハクモクレン・カルテット”と言ったところでしょうか!

↓ 厚く豪華な純白の衣装を着込んだその高貴な姿に圧倒されて、思わず車を停めて見入ってしまいました。

↓ 紅一点・・・・、ハクモクレンの中にシモクレンが覗いていました!

↓ 周囲の暗い林相をバックにして、ハクモクレンの白さが際立っていました!

↓ ややピークは過ぎた感はありましたが、一輪の花をアップで捉えてみました。

↓ 白い花弁が幾重にも重なると、いよいよもってその白さが深まっていくようでした!

↓ 青空の下で春の風に吹かれるハクモクレンの花でした!