修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

山に上れば涼し~龍頭山&駒ヶ滝

2021-08-06 06:12:49 | 山歩き

 暑い日が続きます。車の温度計は40℃を指していました。少しでも涼しいところへ行こうと、北広島町豊平の龍頭山を目指しました。今日はとても登山道を登攀する気にはなれず、山頂直下まで延びている林道前龍頭線を車で上がることとしました。山の麓の道の駅「どんぐり村」辺りの気温は33℃でしたが、それが山頂に辿り着くと30℃まで下がっていました。風の通りの良い山頂東屋はそれでも涼しく快適に感じられました。〔8月5日(木)〕

↓ 道の駅「どんぐり村」から見上げた龍頭山!

↓ 林道終点の駐車場から歩いて10分余で龍頭山々頂に到達しました。

↓ 山頂からは周囲360度の大眺望が広がっています。遠く臥龍山、掛頭山などの西中国山地の山々の上には大きな積乱雲が発達していました。

↓ 山頂には360度の方位板が設置されており、この日はどこまでも見えそうな大眺望が開けていました。

↓ 眼下の旧豊平町の中心地の琴谷辺りを俯瞰しました。

↓ 龍頭山の南麓の豊平中学校の周辺の集落がコンパクトに纏まって見えました。

↓ 入道雲に勢いのある夏草!将に盛夏の景色です!!

↓ 山頂部にママコナ(ハマウツボ科ママコナ属)が咲いていました。

↓ 夏空に向かって伸びた山名標識!

↓ 山頂直下から見上げた山頂東屋!

↓ 帰路に龍頭山の中腹に懸かる駒ヶ滝に立ち寄りました。高さは36メートルありますが、水量が少ないのが残念なところ!

↓ 杉木立の中の滝で、風の通りも良く暑さを忘れさせてくれました。

↓ 水量が少ないとは言え、涼しげに水が飛び跳ねていました!

↓ 滝の周辺の佇まいです。


三段峡に足を延ばす

2021-08-05 05:35:00 | 山歩き

 龍頭峡のイワタバコが今ひとつの感があったので、三段峡に足を延ばして改めてそこのイワタバコを見てから、時間の許す限り三段峡を歩くこととしました。三段峡のイワタバコは予想通りの咲きっぷりで満足することが出来ました。その余勢を科って長渕からぐるの瀬まで行って引き返しました。子供たちが現在夏休み中ですが、三段峡には家族連れも含めてかなりの観光客の姿がありました。〔8月2日(月)〕

↓ 正面口から三段峡に入渓すると、長渕にはカヌー遊びをする人影がありました。

↓ 入渓して直ぐの岩壁に張り付いたイワタバコ(イワタバコ科イワタバコ属)が見事に花を開いていました。

↓ イワタバコは広い岩壁一面に群落を形成しています。

↓ 「竜の口」の狭い水路を上流側から俯瞰しました。

↓ 若々しいクサアジサイ(アジサイ科クサアジサイ属)が三段峡にも咲いていました!

↓ 数少ないもののヤマトウバナ(シソ科トウバナ属)が散見出来ました。

↓ ヤブコウジ(サクラソウ科ヤブコウジ属)は実に可愛いですね!


↓ コバノフユイチゴ(バラ科キイチゴ属)がもう熟していました。

↓ 懸崖が立ち並ぶ「五立」の景観!

↓ 赤滝

↓ この白い岩は?この日は特段に白く感じられました。

↓ 女夫淵(みょうとふち)は夏景色でした!

↓ 「石樋」の近くでホツツジ(ツツジ科ホツツジ属)に出逢いました。

↓ 「ぐるの瀬」でもイワタバコが見られます。

↓ 「ぐるの瀬」から天狗ヶ岳を見上げてから引き返しました。


龍頭峡のウォーキングもまた楽し!

2021-08-04 05:45:33 | 山歩き

 イワタバコの花咲く滝を訪ねた龍頭峡でしたが、渓谷内にはその他にも多くの花々や夏らしい景観がありました。車道が行き止まりとなる龍頭橋まで入れば、奥の滝まで片道僅か400メートル程ですが、この日はそれらの景観等を求めると共にウォーキングの距離を確保するために、ずっと手前の霊水汲み場近くに車を停めて歩くこととしました。渓谷内の遊歩道は適度に木陰となっており、直射日光を殆ど浴びることのない快適な歩行を楽しむことが出来ました。〔8月2日(月)〕

↓ 歩き始めると眼前に険しい岩壁が現れました。「追森の滝」呼ばれている高さ126メートルの滝に擬せられた岩壁です。

↓ 車道沿いの山裾にはまだクサアジサイ(アジサイ科クサアジサイ属)が咲いていました。

↓ トチバニンジン(ウコギ科トチバニンジン属)がクサアジサイの花と並んで紅い実をつけていました。

↓ 車道沿いを流れる三谷川は降りて浸かってみたくなるほどに綺麗な渓流でした。

↓ 三谷川の岸辺にはキャンプサイトも拓かれています。

↓ キャンプサイトに植えられたガクアジサイ(アジサイ科アジサイ属)が満開でした!

↓ 三谷川と車道に挟まれて建つ東屋が周囲の樹林によく馴染んで溶けこんでいました。

↓ 車で入れるのはこの龍頭橋の先までで、ここからは自然観察歩道が三谷川の流れに沿って続いています。

↓ 歩道脇でマムシグサ(サトイモ科テンナンショウ属)の実が紅く色づいてきていました。

↓ 若い樹ですが、ヤマシグレ(スイカズラ科ガマズミ属)の蕾のようでした。

↓ キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)がもう咲き始めていました。

↓ 三谷川の渓流近くに咲くヒヨドリバナ(キク科ヒヨドリバナ属)に小さな蝶が止まっていました。

↓ 渓谷を遡って行くと、木立の間から「二段の滝」が見えてきました。


イワタバコ咲く滝~龍頭峡

2021-08-03 06:46:01 | 散歩道

 8月になると芸北のイワタバコを訪ねたくなります。先週の愛媛の皿ヶ嶺のように今年のイワタバコの花は例年に比べてちょっと早めなことを気にしながら龍頭峡を訪ねました。答えは・・・、遅きに失していました。昨年奥の滝の滝壺の周りを紫色に彩っていた群落がもう殆ど花を落としていました。それでも何とか滝壺周辺や三谷川の渓流沿いで見頃の株を探して写真に収めることができ、滝とイワタバコの花のコラボレーションを完成させることが出来ました。〔8月2日(月)〕

↓ 三谷川の本流に懸かる奥の滝の最上下口です。

↓ 龍頭峡の最奥部に懸かる奥の滝の全体像です。高さは約20メートルとさほど高くはありません。

↓ 奥の滝には小さいながらも滝壺があり、その周りの岩壁にイワタバコが群落をなして張り付いています。

↓ この日最初に見付けたイワタバコの花を付けた株です。花のない株が多く、予期せぬ展開にちょっと戸惑ってしまいました。

↓ 奥の滝の滝壺脇に岩壁でやっと見付けました。盛りの過ぎた花ながらこの日は貴重な株でした。

↓ たとえ一輪だけでも、開花したばかりの新鮮な花との出会いは嬉しいものでした!

↓ 三谷川の渓流に入って川岸の壁に咲く花と出会いました。

↓ 登山道の路傍にも満開の株がありました。

↓ 最初に出会った株の花がやはり美しかったようです!

↓ 奥の滝の手前100メートルの右岸の絶壁に懸かる「二段の滝」の全貌です。落差約40メートルと奥の滝の2倍の高さがあります。

↓ 「二段の滝」の上段を滝壺前から見上げました。

↓ クイックシャッターで水の落下点を撮ってみました!


↓ 「二段の滝」の滝壺です!

↓ 龍頭峡最初の滝は「ナメラ滝」


8月入りの早朝散歩&7月の写真から

2021-08-02 06:40:40 | 散歩道

 「雨が多い」、「暑い暑い」などと言っている間に7月が終わって8月に入りました。全国的な新型コロナ感染者数の急拡大の中で、ワクチン接種を終えた身であっても行動は自由にならないようです。8月初日は早朝散歩に出掛けました。空にはうろこ雲が広がってつい秋の到来を想いましたが、昇ったばかりの朝日のきつさはやはり真夏のそれでした。陽光が厳しくならないうちに予定を終了させ帰宅しました。〔8月1日(日)〕

↓ ご近所の公園の上空にはうろこ雲が広がっていましたが、木立からは蝉しぐれの大合唱が降り注いでいました。

↓ 土・日曜は早朝営業をしているゴルフ練習場の上空は秋のように高く感じられました。

↓ 馴染みの公園脇の道を抜けての散策を続けました。

↓ 昇ったばかりの8月の朝日に公園の早咲きのコスモスが逆光となって輝いていました。


 さて、7月の投稿にも沢山の「いいね」を賜りました。皆様の日頃のご愛顧のほどを深謝申し上げます。投稿した写真の中でFacebook版の読者の方々から多くの「いいね」を賜ったものをチェックしてみると、次の2点が同点でトップでした。

↓ 赤々と燃え上がる西の空 (7月27日(火)投稿「散策途上での出逢い」)

↓ 予期せぬカキランとの出会い (7月26日(水)投稿「キキョウの花咲く盛夏・深入山」)