修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

太田川夏模様

2021-08-11 06:49:37 | 散歩道

 台風9号が接近中というニュースを聞きながら雨が降り出す前に川風に吹かれようと太田川河岸への散策ルートを採りました。馴染みの川面に今日は釣り人の姿が見えました。もうこの辺りまで鮎が下って来ているのでしょうか。台風が襲来すれば、暫く釣りは不可能でしょうからこの日の豊漁を祈念しました。川面の夏の情景や道中の夏の花などを楽しみながら散策を続けました。〔8月8日(日)〕

↓ 膝辺りまで水に浸かっての鮎釣りは如何にも涼しげでした。

↓ 秋を迎えるとこの辺りの流域には一際釣り人が増えてきます!

↓ 河川敷のヤブガラシ(ブドウ科ヤブガラシ属)の実がカラフルです!

↓ 河川敷に繁茂するシナダレスズメガヤ(イネ科スズメガヤ属)は要注意外来生物のひとつ!

↓ 太田川の河川敷にもセンニンソウ(キンポウゲ科センニンソウ属)が咲き誇っていました。

↓ カワウは流れの中で今宵の食事を物色中!

↓ 堤防の上から見ると太田川の流れはなかなかに複雑です。その川面の色合いも絶妙!

↓ 野辺に咲くタカサゴユリ(ユリ科ユリ属)もいよいよその花期本番を迎えました。

↓ 民家の庭に大きく立派なフヨウ(アオイ科フヨウ属)が咲いていました。

↓ シュロ(ヤシ科シュロ属)の葉の造形はなかなかに面白いものです!

↓ 見慣れぬ白い花はヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属)の花のよう!

↓ 稲田に立てられた風向計が風を受けて回転していました!

 


台風一過

2021-08-10 06:56:28 | 散歩道

  台風9号は今朝5時頃に広島県呉市付近に上陸し、広島県を斜めに横切って岡山、鳥取県を経て日本海へと去って行きました。夏の豆台風らしく風はあまり意識することがありませんでしたが、今朝未明から強い雨が間断なく降り続け、土砂災害の緊急速報メールの受信音が鳴り続けました。その雨も午後には止んで台風一過の青空が見え始めたので、青空を追うように日課のウォーキングに出掛けました。〔8月9日(月)〕

↓ 台風一過の青空が広がる散歩道でした!

↓ 雨上がりの陽光が射す中、満開を過ぎたヒャクニチソウの花に止まったツマグロヒョウモンに出逢いました!

↓ 太田川河畔に立つと、川幅は平生の3倍ほどとなって濁った雨水が滔々と流れていました。

↓ 増水した太田川は、いつもは見える広々とした砂利の河原が姿を消して一面濁流に覆われていました。

↓ 濁流流れる河岸から土手上を見上げれば、青々とした広い空が広がっていました。

↓ 水に浸かった河岸の草原に避難していたカモの家族の平安をわが足音が乱してしまったようです!

↓ 平生は草原の河岸に舫っている釣り船も水位が上がってコンクリートの河岸に繋がれていました。

↓ 太田川沿いの街角でタカサゴユリ(ユリ科ユリ属)が咲き始めました。

↓ 太田川からの帰り道に黄色のオシロイバナ(オシロイバナ科オシロイバナ属)が咲いていました。

↓ 民家の庭先で見掛けたこの白い花は、ヤブラン(キジカクシ科ヤブラン属)の白花のようです!


真夏の八幡高原を巡る

2021-08-09 07:00:10 | 山歩き

 三段峡、長者原湿原を訪ねた後、千町原から芸北山野草園を巡りました。半月ぶりの八幡高原に咲く花々は変化してきており、秋めいた花も見られてカラフルな世界となっていました。〔8月6日(金)〕

↓ 千町原には真夏の大きな空が広がっていました。

↓ 千町原のカキツバタの里近くにはもう大きなシシウド(セリ科シシウド属)が開花していました。

↓ 木束原川沿いにオオハンゴンソウ(キク科オオハンゴンソウ属)の群落がありました!

↓ 芸北山野草園には早くもマツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属)が咲き始めていました。

↓ 秋の七草のひとつのオミナエシ(オミナエシ科オミナエシ属)も開花していました。

↓ 真夏の八幡高原でよくこの黄色の花に出会います。

↓ ソバナ(キキョウ科ツリガネニンジン属)がもう開花していました。

↓ フシグロセンノウ(ナデシコ科センノウ属)が見事に咲いていました。

↓ レンゲショウマ(キンポウゲ科レンゲショウマ属)も開花していました。

↓ キレンゲショウマ(アジサイ科レンゲショウマ属)が咲き揃ってきていました。奥山の花もそろそろ咲き始めているでしょうか。

↓ クガイソウ(オオバコ科クガイソウ属)が見頃でした。

↓ 芸北山野草園内で一際艶やかにクサキキョウチクトウ(ハナショウブ科フロックス属)の花が咲いていました。

↓ 今年もノカンゾウ(ススキノキ科ワスレグサ属)が群落をなして園内の斜面を飾っていました。


八幡高原の長者原湿原を訪ねる

2021-08-08 06:46:40 | 山歩き

 三段峡で真夏に咲く花を見てから、八幡高原の長者原湿原を訪ねました。半月ぶりの探訪でしたが、サギソウ(ラン科サギソウ属)も姿を現しており、真夏の八幡高原の醍醐味を感じさせてくれました。〔8月6日(金)〕

↓ 赤松林に囲まれた長者原湿原はユウスゲ(ススキノキ科ワスレグサ属)の花も咲いて真夏の湿原の風情を存分に感じさせてくれました。

↓ 湿原を覆う夏草が青々とした長者原湿原は、コオニユリ(ユリ科ユリ属)が咲き誇って、夏の盛りの風情が十分でした。

↓ 待ちに待ったサギソウ(ラン科サギソウ属)が湿原の叢で飛翔を始めていました。

↓ このサギソウこそ、真夏の芸北の湿原を代表する花ではないかと思っています。

↓ オカダモ(オカダモ科オカダモ属)も沢山の蕾を付けて咲き始めていました。

↓ もうナガホノシロワレモコウ(バラ科ワレモコウ属)が続々と咲いていました!

↓ コバギボウシ(キジカクシ科ギボウシ属)も続々と咲いて佳境を迎えます。

↓ 早くもハギ(マメ科ハギ族)の花が咲いていました。

↓ コオニユリがしっかりと咲くと高原への盛夏の訪れを感じます!

↓ 湿原の内外でビッチュウフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)が一斉に開花していました。


真夏の花咲く三段峡

2021-08-07 07:10:50 | 山歩き

 4日前に訪ねたばかりの三段峡でしたが、今日はナツエビネ(ラン科エビネ属)など真夏の花を求めて水梨口から三段滝方面を歩きました。気温30度程と真夏の気が充満する三段峡でしたが、期待していた花に出会えて、楽しい渓流歩きとなりました。〔8月6日(金)〕

↓ 空も森も青々とした真夏の三段峡!

↓ 週末を前にした渓谷にはポツリポツリと観光客の姿がありました。

↓ 渓谷内は緑溢れる世界です!

↓ 飽くまでも澄み切った渓流(横川川)には癒されました。

↓ 瀬音高く滝壺に豊かな水を落とし続ける三段滝

↓ 最下段の滝の迫力は三段滝の最大の魅力です!

↓ 泡立つ滝壺

↓ 少し早すぎるかと懸念をしていたナツエビネでしたが、数か所で見事に咲いていてくれました。

↓ 新鮮なナツエビネの花をアップで!

↓ この日最初に出会ったナツエビネの花。やっと開いたばかりのようです!

↓ もう一つ期待していたミヤマウズラ(ラン科シュスラン属)にも出会えました。

↓ 渓流に佇んでいる時で出逢ったのは岩の上で羽を休ませるハグロトンボでした。

↓ 葦原と勢いよく流れる柴木川。将に真夏の景観です!

↓ 葭ヶ原にセンニンソウ(キンポウゲ科センニンソウ属)の大群落がありました。